バンコク風俗紀行C 本場の睾丸マッサージで射精せよ
2011年2月×日、長官より緊急指令が下りた
指令:本場の睾丸マッサージで射精せよ
早速、捜査官が按摩へ向かった。
なお、以下のファイルはすべてノンフィクションであることに留意されたい
ジャップカサイ。睾丸マッサージの正式名称だ。私は、2007年に金玉を他人に揉まれて以来(ファイルナンバー159参照)、すっかりジャップカサイの虜になってしまった。バンコクへ来たら、本場のジャップカサイを味わおうと密かに計画していた。そのため、資料を集めて店探しをしていたのだが、どうも私の希望にマッチングする店が見つからない。
いま、タイには日本で言うところのファッションマッサージ(ヘルス)のような店が沢山ある。通称「エロ按摩」。オイルマッサージやら古式マッサージやらと抜き(場合によってはセックス)がセットになったプレイを提供する店だ。女の子をアルバムで選んだり、顔見せがあったり、はまたまコスプレがあったりと、マッサージではなく風俗の範疇に入れられている。でも、マッサージはきちんとしたマッサージをしてくれるので、抜きだけという訳でもない。韓国のアンマシスルソもマッサージとセックスがセットになっているが、なんていうのか、日本にもエロエステとかあるけど、あれはエロ80%・マッサージ20%くらいになってしまっており、風俗へ行くという感覚だが、エロ按摩やアンマシスルソは50%・50%くらいの感覚なのだ。まあ、私もそんなに海外風俗に詳しくは無いが、印象としてはそんな感じだ。
私の希望はマッサージ90%で、エロは10%もあればいいのだが、そうなるとジャンル的にはノーマルな古式按摩になってしまう。古式按摩は原則エロは0%である。エロ0%の古式按摩でジャップカサイをしてくれる店なんてあるのだろうか。ジャップカサイの本来の意味からすればあるはずだが、軟な睾丸マッサージが全盛の時代に、誤解を招きかねない「射精を伴わない金玉施術」を明言して商売している店があるのだろうか。仮にあったとしても、どのガイドブックを見たらいいのか?エロ路線のガイドブックには古式按摩は掲載されないし、健全路線のガイドブックには古式按摩の店舗情報は載っているだろうが、その店舗情報にはジャップカサイのジャの字も入っていないだろう。
と、だいぶとマッサージとエロの関係について説明しているが、要は私の希望を満たす店は見つけられなかった、というか存在するかどうかすら微妙だということだ。
アジアンキングにも、本物のジャップカサイは金玉マッサージとは異なると書いている。そして、金玉マスターは古式按摩店で『地道に探すしかないのが実情だ』とも書かれている。
仕方がないので、もっとも私の希望に近しい店へいって金玉マッサージをしてもらうことにした。
行く店の名前は、英語では「蘭の花」、ギリシア語では「睾丸」という意味になる。玉揉みでは有名な店で、各種媒体でも「揉みの名店」と評価されている。日本人が経営しているようで、Gダイアリーにもデカい広告が出ている。場所はスクンビットのソイ31だ。行ってみよう。
バンコクでの移動にはもっぱら地下鉄を利用している。たまにBTS(高架鉄道)も使う。
BTSカード
地下鉄カード
画像は地下鉄3デイパスとBTSカードだ。交通手段は他にタクシーとバスもあるのだが、渋滞が酷いのでとても使う気にはならない。
でら渋滞中。右側の高架がBTS
私の拠点ホテルは、この地下鉄とBTSの交差する駅の近くにあったので、移動は至極便利だった。これはJTBのお姉さん(推定40歳・薬指に指輪あり・かなり美人)に教えてもらったホテルだ。「目的は観光ですか?」と聞かれて「ふうぞ・・いえあの、夜遊びです」と答えたセクハラな私だったが、お姉さんは大乗り気で、遊びに最も適した地区のホテルを探してくれた。高かったけどセクハラしてお姉さんに任せて良かった。
地下鉄の入り口にはこんなものが掲げてあった。
受けた恩は忘れず感謝する。タイ人とは当たり前のことが出来る民族なのだ。日本から6兆円のODAを受けておきながら1mm足りとも感謝せず、その恩を仇で返す国の人とは教養の次元が違うのだろう。
さて、目的の店は地下鉄の最寄駅からも徒歩で25分くらい、ソイ(路地)の奥の方にある。バンコクの道路は数本の大通りと「ソイ」という無数の路地で成り立っており、ソイは全て数字が付けられているので、慣れると京都の「条」と「路」と「入ル」みたいな感覚で憶えやすい。このソイの入り口にはバイクタクシーが停まっており、奥の方へ行きたい場合はこのバイクに2ケツして運んでもらうのだ。よって、自転車と言う乗り物はバンコクには存在しない。ちょっとカルチャーショックだった。
ソイに入って徒歩で目的の店を目指す。暑い。汗が噴き出してくる。はやくシャワーを浴びて金玉を揉んでもらわないと。
ありました〜!
店に入ると、店主と思わしき男性が日本語で対応してくれた。ごっついアルバムを渡される。ポラロイドとともに日本語ができるかとか、得意技は何かとか、女の特徴が記載されている。
私は、べつにエロを求めていなかったので「古式と玉揉みがしたい」と言った。アルバムに載っている可愛い女にオイルで揉んでもらいたいのも山々だったが、今日は出来るだけエロのパーセンテージを下げた状態でプレイしたい。受付のおじさんは「いいですけど女の子選べないですよ」と言って、女を手配してくれた。料金は2時間で750バーツ。安い。
相手となるのは、若いけど不細工で太目の女の子。なんか女子高生の格好をしているのがおかしかった。コスプレか。チェックのスカートが全然似合ってねーな(笑)。クーラーのガンガンに効いた個室で、さっそくシャワーを浴びて、ベッドに寝っ転がる。
半分寝ながら按摩してもらう。おしゃべりじゃない子なので、かえってよかった。サービスしてくれたのか、按摩が終わるとメニューにないオイルマッサージもしてくれた。で、そのまま恥ずかしい格好をさせられ、玉揉みへ入る。
おお!うまい!イかす手コキではなく、あくまでマッサージ。なんというもどかしさ。寸止めとも異なる、徐々に高まっていく快感。
ああ、あかん、臨界点が近い!あ、駄目です教授!臨界点が!教授っ!臨界です!博士っ!!臨界っ臨界!!ああっ、出るっ危ないっ 離れてっっ
あっ あふっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
射精のときもしっかり出してくれない。あくまで「マッサージです。ついでに射精もしました」のスタンスは崩れない。はあはあ・・。なんて手コキだ。我が風俗人生において最も気持ちいい手コキだった。玉揉み名店に偽りはなかった。悔しいが私の負けだ(なんの勝負?)
臨界点突破の後始末をシャワーで。服を着たら女が何か言いたそうにしている。何?と聞いたら「チップ・・・」と。
500Bあげた。受けた恩はジャパンマネーで返すぜ。
てことで玉揉み自体は大当たりだったのだが、これは遊戯の玉揉みであって、本物のジャップカサイではない。日本で受けた睾丸マッサージのほうがジャップカサイに近かった(ファイルナンバー159の女)あれ以来、何度も睾丸マッサージを受けているが、今のところあれがジャップカサイに最も近い揉みだ。ファイルナンバー159の女は全身施術も上手だったから、相当の使い手だったんだろう。連絡先交換しといたらよかった。
玉揉みは気持ち良かったけど、ジャップカサイへの憧れはより一層大きくなってしまった。伝説のジャップカサヤー(ジャップカサイ+er オレの造語)に会える日は来るのだろうか。もし日本にジャップカサヤーがいるのなら教えてください。国内なら北海道でも九州でも本気で行きますので。
*ジャップカサイの施術の様子がユーチューブにアップされてました。http://www.youtube.com/watch?v=dWj1nNWj834
*本物のジャップカサイは男が男に施す、かなり難易度の高いマッサージで、全身施術の後に、時間は10分程度で行うものらしい。竿には一切触れず、もちろん射精もしないそうだ。(参考:日本トラディショナルタイマッサージ協会)
捜査地点:ここらへん
捜査報告書:金玉揉みで1250バーツ也
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