2009年11月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:伊東温泉で裏風俗の捜査をせよ

早速、捜査官が手拭いを持って伊豆へ向かった。
なお、以下のファイルはすべてノンフィクションであることに留意されたい


温泉街紀行は終わったわけじゃないんですよ。

どうも黒っぽい情報が無くてですね。たまにタレコミもあるんだけど、グレー程度では予算が下りない。捜査当局では、来るべき渡洋作戦に備えて緊縮財政中なのだ。

温泉街紀行は想像以上に金がかかりますんですよ。
捜査費用と塔のメンテナンス費用の寄付でもお願いしようかな・・・





双葉社のムック、「全国温泉裏ガイド改訂版」が欲しいのだが、手に入らない。いつだったか双葉社をチンカス扱いしたのがまずかったのだろうか。誰か持ってないですかねえ・・。

で、コンパニオン宴会ドットコムとかをぼんやり眺めたりするんだけど、別に立ちんぼババアやポン引きの情報が載ってるわけじゃないのであんまり参考にはならない。



だから、思いつきで伊東温泉に行ってみることにした。伊東温泉ってのは静岡県の伊東市にある。伊豆半島の付け根あたり。一応ピンクコンパニオンが有名みたいですけど。

熱海温泉の脇を素通りして、そのままR135を南下すると伊東市だ。

 ついた


週末なのに人が少なくて閑散としている。小さい温泉街だ。ちょっと歩くとすぐに住宅街になる。

んー。この雰囲気からして、もしあるとしたら一発屋か。

 いいゲートですね

出るとしたらこのゲートの近辺ですねえ。行ったり来たりする。当然何も起こらない。


 人がいないよ


アーケードの中に中国人がいる。「お兄さん・・」と声をかけられるが、これはエステだから捜査対象にはならない。





裏道にはスナックが何軒かあるけど、別に普通の店だ。
コンビニで時間を潰して3時間以上はいたと思う。寒い。凍える。



なんか虚しくて死にたくなった。オレもう帰る。








温泉データ

伊東温泉

開湯:平安時代
源泉温度:25〜68℃
湧出量:34,000L/分
PH値:8.3
泉質: 単純温泉、塩化物泉など
アクセス:鉄道 - JR伊東線 伊東駅/車:下道を走れ!

参考:Wikipedia・伊東市観光協会








捜査報告書:オレもう知らね



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