指令:三原でちょんの間に潜入せよ







三原。新幹線の駅がある。生口島、大三島、今治行き(運休中。乗りたかったのに。)の船も出ている。しまなみ海道が出来るまでは、ここからフェリーに乗って瀬戸内海の島に渡る人もいたんだけど、今はいてないんでしょうねえ。風俗店は無い。てゆうか何も無い。田舎である(田舎の定義は私の主観です)。










三原に売春旅館があるという。ある裏風俗サイトからの情報だ。他のネタ元からは、そのような情報をゲットしたことは無いだけに真偽のほどが疑われるが、もし三原で本当に売春旅館があるとしたらスクープである。そのサイトには、「昔ながらの旅館風のちょんの間が残っている」「JR三原駅前を北へ向かい・・・」と、場所の説明も書いてある。行くしかないだろう。



ということでやってきました。三原駅

 JRグループではJR西日本が一番商売上手ですね。

三原駅前を北に向かうと城跡と学校がある。その先は山である。

・・・・・・こりゃ〜、ないね。調べるも何も・・。行けばわかりますが、あれは絶対ないですよ。もしかしたら大昔にはあったのかも知れないが。港町だから昔は売春旅館があったとしても不思議ではないよね・・。


てことでキーワード「遊郭」でグーグル検索をしてみる。すると、ヒットした宿場町を扱ったサイトに、「糸崎に遊郭があった」と書かれていた。なるほど、糸崎ね。交通の要所とされていますから、遊郭があってもおかしくなさそうだ。三原から糸崎までは電車で一駅。行ってみることにした。

 だから要らない駅には投資をしない・・

JRのだだっぴろい敷地。昔、糸崎は貨物列車基地としての機能をもっていたらしい。今は限りなく無人駅に近かったが。遊郭のあった糸崎港へは、歩いて10分と書かれているが、これもデタラメ。早足で歩いてもゆうに20分はかかった。極めつけは方角が西と東で逆である。適当やなあ・・。

地図を見ながら国道2号を尾道方面へ向かって歩く。



たどり着いた糸崎の港。もうすっかり夜になっている。港に面して古い家が並んでいる。遊郭建築とでもいうのだろうか。飛田新地のような建物が何軒か並んでいる。暗くて写真の撮影は出来なかった。だからどうなん?って感じであるが、港町ブルースを感じることは出来たので本人は至って満足だった。さ、帰ろ。

 糸崎港。漁火もどきがかろうじて映っています。

後で糸崎遊郭について詳しく調べてみた。自分が歩いたところが遊郭跡で間違いなかった。古い建物を扱ったまともなサイトがあって、自分が歩いたところが、奇麗な画像と一緒に紹介されていた。後で知ったが、「赤線後を歩く」にも自分が歩いたところが載っていた。みんな同じこと考えるんだね。でも、プロが撮った写真はやはり違いますなあ・・・

赤線跡を歩く(完結編)に、周辺の写真が載ってます→赤線跡を歩く〈完結編〉続々・消えゆく夢の街を訪ねて (Bibliotheca Nocturna)





捜査地点:ここらへん




捜査報告書:これ何の話やねん。



おまけ



駅で買った棒テン。ああ、山岡はん、またえらいもん食べさせてくれてからに。




お小遣い帳 8日目
JR切符/4,910円
宿代 2,215円
飯 2,562円
博物館 750円
合計 10,437円


続きを読む/トップへ/一つ戻る