64. 再び九州へ向かうあたりから


最終更新が2021年6月5日になっていますので、1年半くらい放置していたことになります。ようやく再開しようと思ったんですが、どこまでをどのように書いてたか……。 パソコンを新しくしたこともあり、データを探すのがめんどくさいのでキリのいい部分から始めたいと思います。 北関東方面が終了して大阪へ戻ってきて、そっから九州小倉へ行くというシーンです。ファイルナンバーで言うと148あたりです。

まず、当時のノートを見てみましょう。

最初期(北海道行きのフェリーに乗る前)に書いたスケジュールは、このようになっています。

和歌山~徳島
徳島~高松
高松~今治
今治~三原
三原~山口
山口~山口
山口~島~山口
山口~福岡
福岡~熊本
熊本~鹿児島
鹿児島~島
島~島



和歌山からフェリーで四国へ行って、しまなみ海道経由で三原へ行こうと思っていました。三原のチョンの間リベンジをする予定だったのです。 3日間ほど山口で停滞するのは、対馬まで行って帰ってくる予定だったからです。フェリーの時間調整も含めてこうなっていました。

これを、北関東の旅の間に見直したスケジュールが下のものです。

大阪~鳥取 柳茶屋キャンプ場 200キロ
鳥取~島根 田〇〇(判読不能)キャンプ場 280キロ
島根~山口~北九州 ブルース下関ソープ しょうぶ谷キャンプ場
福岡~対馬~福岡 ブルース博多チョンの間 ランド有3300円
福岡~熊本 ブルース立ちんぼ
熊本~鹿児島 ブルースチョンの間
鹿児島~種子島
種子島~鹿児島
鹿児島~沖縄
沖縄 ブルースチョンの間×3
沖縄~宮古 ブルースチョンの間
宮古~石垣 ブルースチョンの間 ここまでで14日 8/30



四国と三原を辞めて山陰経由で北九州に上陸するスケジュールに変えています。宿泊地や捜査内容も具体性が出てきています。どうせなら未知の領域の山陰経由がいいと考え直したのでした。 対馬と種子島は行きたかったからです。特に熱い風俗が在るわけではありません。そして九州上陸前に下関のブルースソープで一発する、というものです。


で、実際には。

フェリーに乗って大阪南港から門司までショートカットしたのです。



なんでかというと、理由はいろいろあるのですが、1つは荷物を減らしたかったのです。暑い地方へ行くから防寒着はいらないだろう。→シュラフなくても寝られるんじゃね?→銀マット無くてもなんとかなるべ。 →いっそテント泊を辞めたらテントもいらなくなるべ。

テント、銀マット、シュラフ、防寒着、これらが無いだけで荷物がだいぶ減らせます。荷物が減ると朝の荷造りも楽になります。荷崩れの心配も無くなります。いざとなれば途中で買えばいいし。

ということをやっているうちに、→てかもうフェリーでええか。という結論に至ったようです。

あとはやはり気落ち的なものです。

暑い中バイクで走るのが大変。地図を見ながら正しいルートか確認するのが大変。今夜泊るところも探さないといけない。本当に存在するかどうか判らない裏風俗も探さないといけない。もしあればプレイもしなればならない。なるべく生ハメしなければならない。サイトにアップもしなければならない。

こういったことが辛くなってきたわけではなくてですね。それらはずっと、とても楽しい事でした。 じゃあ何かと言いますと、満足したという気持ちが徐々に心の片隅に現れ始めていたのです。旅が進むにつれて、裏風俗を攻略するにつれて徐々にギリギリ感が薄らいできて、だいぶまろやかな状態になってきていたのです。

これまでの行程を読んでもらったら、移動距離と経過時間とプレイを並行軸にして並べた場合、西日本の濃度が異常にヤバくて、 東日本→最果て~とだんだんとまろやかになってきたのが解ると思います。西日本は平均したら182キロで1回の捜査、21時間で1回の挿入でしたから。本当にギリギリだったんです。敵も個性的で強かったし。

あとは、「おれは何をしているんだろう(みんなは〇〇してるのに)」。という定期的に芽生えてくるやつ。その都度、移動して紛らわしてきましたが、ゴールが近くなるにつれ、移動して紛らわすための距離自体が減っていくのです。来たルートを逆戻りするわけにはいかないですから。これもじわじわとメンタルを蝕んでくるのです。

そういったことで、走る気力、それから一度行った場所へ行き再捜査する気持ちがだいぶ失われていたのです。

そして、気持ちの大半を南の島が占めるようになっていました。南の島は楽園だと聞くし、行けばなんとかなるだろう。南の島の最果てのちょんのま。一発5000円の伝説のチョンの間。とりあえずここを目指せばいい。いろいろなことは終わってから考えたらいい。

ええ、南の島へ行ったところで何ともならないみたいですけどね。どうなるんでしょうかね。



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