5. 恐山〜津軽海峡を渡るフェリー

2008年 7/21(月)
4時に起きる。ほかの人も起き始める。朝がゆ+コーヒー。うまいっ。今日の予定は・・・マップを見る。ううむ、函館まで行くべきなのか!となりのライダーと話。写真撮ったる。もっといろいろな人と話をしたいのだが。ワイルドですねー。って。秋田のおっさんに話しかけられる。2週間かけて苫小牧から左周りで回って来たらしい。あんまり何言うてるかわからなかったが、長々と話をする。大間からフェリーに何故のらん? と言われ、よく考えたらもっともだと思ってそうすることに。11時30分のやつに乗る。恐山7;30。すげえ観光地化されてる。風車が怖えよー。一周してくる。ううむ。確かに霊山らしいぞ。極楽と地獄が見事ですな。あの湖のグリーンがすげえぞ!恐山アイスて。イタコに凄い列が・・・。相模ナンバーの男に休むところを勧められる。アンケート書いて男と話。仕事辞めて日本一周中らしい。仕事辞めた機会にしかできないからと。うんわかるよ。不動産屋。旅の途中で次何するか決めるそうな。マップル持たずに一周て。w。ライダーハウスを教えたる。合言葉はCP。ヘリー乗り場へ行くまでに逆方向へ走っちまう。ヘリー中、しゃべれる奴おらんくてダメだ―。


【12年後の回想】

翌朝は午前4時に起きています。早くも野生な感じになっています。



となりのテントの男に写真を撮ってくれと頼まれたので、撮ってあげました。ワイルドですねー。っていうのは、彼に言われた言葉です。

本日の予定ですが、とりあえず青森市まで戻って青森健康ランドに泊ってゆっくりしてから、津軽海峡フェリーにのって函館まで行こうと思っていました。しかし、キャンプ場で次に話しかけてきたおっさんが「大間フェリーに乗らないのは素人だ」みたいに再三にわたって指導してきたので、そうなのかと思って予定を変更して大間フェリーに乗ることにしたのです。

その前に、恐山へ向かいます。昨日の、沼みたいなカッパ温泉の立札を見て行きたくなったんですな。1100年前のお上人と同じルートで同じ風呂に入ってってヤバいやんけ!と一人で興奮していました。恐山は早い時間にもかかわらず人が何人かいました。




すごかったよ。






特に、この湖が七色になってるのは、この世のモノとは思えませんでした。丘を越えて視界が開けたら靄がかかった湖が見えるのです。これが極楽浄土を現わしているのは風俗旅行中の汚れ人間でもすぐにわかりました。東北の旅のなかで間違いなくハイライトでした。午前7時30分という早い時間だったから幻想的で人も少なくて余計に良かったんだと思います。これを見たので心置きなく、青森には戻らずに大間から北海道に渡ろうという気にもなりました。

帰り際にイタコも見られたので満足。まさか恐山に来ることが出来るとはなー。心霊大百科を読んで怖かったあの恐山だよ。すごいなー。おれ。ほんとうに。って興奮しっぱなしでした。興奮してばかりですが、本当の事なので仕方がありません。東北地方がこんなに興奮するとは知りませんでした。

ここで駐輪場に1台のドラッグスター(だったかな?)が停まっていて、地べたに座り込んでいたら一人の男に話しかけられたのです。一緒に休憩室へ行って話しこみました。私とは逆方向で日本を回っているとかで、神奈川スタートで九州行ってから北上してきて、これから北海道上陸するんだってところでした。この男が、ファイル137で札幌で一緒にソープへ行った人です。また後のほうで登場すると思います。

大間フェリーは東日本フェリーから津軽海峡フェリーに引き継がれて、現在でも運航しています。




マグロ漁船の番組で見る海だよ。

さあー、海峡を越えると北海道だよ!



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