21. 札幌〜稚内

2008年 7/26(土曜日)
7:00に起きる。このランドまぢでいいかも。人少ないし。7:30には出発する。ひたすらR231を走って留萌へ着いたのが10:00。セイコーマートで弁当買って食う。うまいぞ。でR232のはずが間違ってR233へ行ってまう。20キロくらい走って気づいて引き返す。キリキリは不明でスルー。走り続けて天塩へ。まだ15:00。よっしゃ先まで行くぞ。道道106はひたすら原野を一直線な道が続いており最高! サロベツ原野を通って、利尻富士も見て、このルートはたくさんのライダーと出会う。で、稚内をスルーして宗谷岬へ!!行く途中武者震いが発生!ついに最北端の地を踏みました〜〜〜〜〜!!!!!観光客だらけで、あんまりパっとせんが、それでも私は嬉しいのです!佐多岬の方が最果て感があってよかったよね。京都ナンバーのハーレー女子と話したかったがタイミング。しかし女子ハーレーてすげえな。趣味=バイクなんでしょうな。じゃなかったら金持ち? あそうか一生に一度のなんやらか・・・。R238を戻ってキャンプ場へ。墓の前を通った時はどうなることかと思ったが、なかなかいいサイトで安心。人少なかったが、18:00にはそれなりの量に。すごい静か。これが北海道クオリティ。ドームと最北端の駅を見学してセイコーマートで買い物して戻ってくる。まだ日が高いのでゆっくり日記も書ける。うーん。サイコウ。洗い場で福山から来たおばはんと話をする。二人でクルマで旅をしているという。年金貰う歳だがおもしろくって・・・だと。礼文島に二日連続で渡ったらしい。曇ってたからもう一回行ったって。それきいて絶対行くことにする。花が綺麗らしい。フェリー情報をゲットして20:00に寝る。

本日走行511キロ 総走行2,660キロ 使ったお金5,646円


【12年後の回想】

モエレ健康センターは確かに優良でした。遅い時間になっても人が少ないままで、料金も安く、立地もよく、それでいて館内設備はそこそこ充実していました。

今日は、まず留萌へ行き、そこから宗谷岬を目指すことにします。およそ500キロありますので本日中に行けるかどうかはわからないのですが、とりあえず朝はそんな気分でした。今日が北海道のハイライトですよ。ススキノがハイライトじゃないんですよ。

留萌の手前の増毛でセイコーマートに寄ります。9:50でしたが、昼飯タイムです。
早茹でマカロニ138円
トリマヨショウユ398円
むしりタラ158円
超でかいソーセージ124円
合計818円でした。マカロニはキャンプ場で使う食料です。

留萌に着きましたが、まったく何もない田舎町だったので給油のみで先を急ぎます。もうちょい栄えている町だと思ってました。 ここから満タンで宗谷岬まで無給油で行けるはずです。キリキリというのは吉里吉里の事だと思います。何があったのかは不明。いまググってみるとカフェがあるみたいですけど、ここを目指したとも思えません。手塩に着いたのが15時。ここにも良さそうなキャンプ場がありましたが、今日中に宗谷岬まで行けそうなので行くことにしました。稚内にも良さげなキャンプ場があるのはわかっていたので、そこに泊ることにしました。

天塩を超えると道道106です。この道は北海道ツーリングの必須のスポットでして、多くのライダーがここを走ることを目的にしています。右側に草原、左に日本海、遠くに利尻島が見え、道はひたすら真っ直ぐでテンションが上がるところです。



ヤエー率は100%です。



左は海。うっすら見える山が利尻富士です。



右は鹿がいたり。



先が見えんずら。



北緯45度を通過。

宗谷岬は、この旅の最大の目的地でしたので、興奮して震えました。何度も言いますがハイライトはススキノではなく宗谷岬なのです。このためにギリギリで頑張って来たんだと思うと金玉が震えて落っこちそうでした。

私が初めてバイクに乗って宗谷岬を目指したのは、この8年前でした。その時は寒くて遠くて断念したのです。必ずまた来ようと思っていました。それからの8年間は全ツッパな人生でしたが、どうしようもなくなったらすべてを投げ出して宗谷岬へ行けばいいと思っておりました。途中から「必ず宗谷岬へ行く」が「宗谷岬で本番風俗へ行く」に変わりましたけど。残念ながら、宗谷岬には箱物風俗はありませんでした。最北の風俗は旭川です。



ついに来ました。観光バスから降り立つおばさんと、ライダーやチャリダーが沢山いて、各々が交流を図っていました。そこにいる全員が「最北端を踏む」という同じ目的を持ってやってきているので、誰にでも自由に話しかけていいという婚活パーティーみたいな雰囲気になってました。たぶん、最北端に興奮してしまって、普段は内向的な人でも開放的な気分になって話しかけたりするんじゃないかと思います。北海道の魔法ですね。沖縄と北海道にはそういった魔法がありますから。人が多いので最果て感は全然ありませんでした。本土最南端の佐多岬のほうが果ての雰囲気があってよかったです。



私は婚活パーティーには適当にしか参加せずに、はやくテントを張って一人でゆっくりしようと思いました。稚内市内の山の上にキャンプ場があるので、そこまで20キロほど戻って、テントを立てて荷物を置いてから観光と買い出しに街へ降りてきます。



稚内駅。



最北端の線路。



有名なやつ。

稚内駅前のセイコーマートで買い物。

カニクミートソース175円
ブタモモスライス188円
にら1束108円
こあげ2枚48円
玉ウドン50円
水彩の森2リットル98円
キリンレモン500ミリ108円
合計775円



設営した様子。

今日はここで泊って、明日からさらに海沿いを進んで、最東端の根室岬を目指す予定でした。根室岬も8年前にあと少しまで迫りながら断念したからです。なお、これからさき根室を過ぎた釧路まで箱物の風俗はありません。それまでは我慢することになりますが、多くのライダーやチャリダーは、この区間、いかにして性欲を処理しているのでしょうか。



西成風のやつ。

メシを作って食って、のんびりします。静かで涼しくて水が美味くて、ここにもう1〜2泊くらいしようかなと思っているときに、水道場で話をしたおばはんから礼文島がいかに素晴らしいかとの講義を受けて、礼文島に渡ってみることにしました。予定にはなかったんですけどね。あんまり良かったって言われたからその気になったみたいです。相変わらず流されやすい人ですね。

いま思い出したんですが、おばさんはイカの皮をむいていましたね。えらい本格的な料理つくるんだなって思いました。どうでもいいですね。

フェリー代は片道5,840円もするんですけど、おばさんが二日連続で行くくらい素晴らしいなら行く価値はあるのだろうと思ったのです。あした早朝のフェリーで島に渡って、島の居心地が良ければ島で1泊したろうという計画です。ということで、明日は島に渡りますよ。



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