18. 積丹半島―札幌

2008年 7/24(木曜日)
朝7時起き。なんだかんだでここでの交流はなかったな。CPとAさんへメールする。岩手で地震あったそうな。セーフだね。そういや祭りやってたよな。あれに参加してたわけね。テントの撤収も簡単でこれホンマいい買い物だったわ。9:00に出発して、ライデンメロンを買う。もろこし1本貰う。うまい、めちゃんこ甘い。メロンととうきびを送る。やばいぞー! 海のうに丼やら海鮮やら食べよか思ったが、なんか観光客向けでやめとく。そのまま小樽→札幌で陸王とかいうバイク屋でタイヤの手配をしてもらう。リアだけ交換や。タイヤはギリギリまでが信条なんだが、まあ、どうせ交換するし。モリワキマフラーを指摘されたが、問題ナッシング。変な客相手に丁寧に対応してくれる。しかし2万の出費は痛いやね。清田に17時にイン。受付のおねーちゃん可愛い。コーラのむ。うまい。18時にランドを出る。 綺麗な服でセット完了。バスに乗って移動、月寒中央で降りてリフレッシュ20:30に地下鉄で薄野へ。信月で塩ラーメンしばいてると、 ××氏よりメールが。今夜ススキノ(ハートマーク)らしい。ビアガーデン行って打ち合わせ。いろいろアツい経験してる。すげえワイルドやん。 こいつ。で、一緒に看護学園へ。マットベッドで、ブルースを感じに東6南3へ。 あー、やってるわ。とりあえず吉牛でうなぎを食う。で、ブルース。3:00〜3:30までコンビニで立ち読み。 そいで3:30にタクシーで清田へ。つかれた。オナニする。気持ちよくない。北海道日の出早い。4:18だって…。沖縄は5:50.w。日没はあんまりかわんないんだけどね。

本日走行230キロ 総走行2,025キロ 使ったお金101,237円



【12年後の回想】

倶知安のキャンプ場で一夜明かして、午前7時。今日は小樽経由で札幌を目指します。そのまえに積丹半島で青い海をみるのと、農家でのメロンの購入も予定していました。

岩手の地震は「岩手・宮城内陸地震」というやつです。震度6強でけっこうデカかったのです。とくに北海道では揺れなかったのですが、のちに岩手へ行ったときに影響が有ったりします。祭りがどうこうっていうのは、CPとのメールのやり取りだと思います。そんで雷電メロンはCPから美味しいから食べろと3回くらい言われていたので、まずはメロンを探しに行きました。

キャンプ場の小山から下りてくると、R5で北上して途中からR276に乗り換えます。このへんが積丹半島の付け根に当たる岩内です。雷電メロンの産地です。雷電(らいでん)ってのは地名です。雷電山というのがあるみたいです。岩内というのは「いわうち」ではなく「いわない」と読みます。積丹は「しゃこたん」、倶知安は「くっちゃん」、ニセコは漢字が無いのでそのままカタカナが正式名称みたいです。

どこでメロンが売っているかは知らなかったのですが、国道を走っていると直売所みたいなのがあったので寄りました。調べたら、ここ今でもあるみたいです。R276沿いのとこです。建物の中には青い眼をした爺さんと婆さんと娘さんと赤ん坊とがいて、ここでメロンを24個買いました。とうもろこしも売っていたので、これも買いたくなって25本買いました。これだけ買っていろんなところに送って送料(クール便)合わせて30,200円でした。メロン単価が1玉750円、モロコシ1本120円でした。送った人からは美味しかったと全員から連絡が来たので、この雷電メロンは本当においしかったんだと思います。私も、青い眼の爺さん(ロシアの血が入ってるのか?)と話をするうちにトウモロコシの茹でたやつを貰いました。タダでいいからと言って。甘くてめちゃくちゃうまかったです。やっぱ若いと得ですよね。こうやって年寄りに可愛がってもらえますから。いまでは絶対にこんなシナリオにはなりませんよ。

しかし雷電メロンって結構お高いみたいですね。特にB品でもない普通の出荷用のやつを買って1玉750円でしたから、農協や市場やらを経て店頭に並ぶまでには価格が高くなるのでしょうか。

メロンを買った後は、R229で積丹半島に入ります。積丹ブルーを見るためです。半島には神威岬・島武意海岸・黄金岬と3か所の観光スポットがあります。そのうち、いちばん有名で色も青そうだった神威岬へ向かいます。本当に青かったです。沖縄の海の碧色とは違って、深い蒼色です。





これの先っちょまで行くと、



こんな感じになっています。



綺麗だなあ。

R229にはウニを食べさせる店が沢山あったのですが、入ったら負けかなと思ってスルーしました。ぜんぶゴリゴリの観光客向けっぽい外観だったので。ウニは積丹と利尻のが美味いそうで、エサのコンブがいいからとか聞きます。牡蠣とウニと豆腐は鮮度が命なので(BY山岡士郎)、取ったばかりなのは本当にうまいです。味が全く違います。このあと、北海道のどっかでウニも牡蠣もカニも食べるみたいですよ。セイコーマートばっかりじゃないんですよ。

積丹半島を回ってくると、ウイスキーで有名な余市町です。ここで給油してからR5に乗って小樽へ。



小樽まで60キロ、札幌まで100キロの地点です。

小樽はノンストップでスルーします。小樽に裏風俗、とくにロシア人の立ちんぼがいるかもということで、出発前からだいぶ調べていたのですが、確度の高い情報が得られず捜査するには至りませんでした。

「小樽にロシア人立ちんぼ」という情報は、当時ネットやエロ雑誌で散見されたので、たぶん、小樽―ホルムスク(サハリンの西側の地名)―ワニノ(その向かいのロシア大陸の地名)の航路(2005年に運休)があったころは、小樽にロシアン立ちんぼがいたんだと思います。私の研究によると、極東ロシアの出稼ぎ売春婦は、船で行き来しているということになっています。

いろいろ現地を歩いて夜の繁華街やラブホ街を調べてみたら、たとえ売春や痕跡が無かったとしても、港町ブルースと極東ロシアの欠片で報告書にはできたと思います。ですが、爆発寸前のタンクを抱えた状態で、この40キロ先にススキノがあることを思えば、わざわざ小樽で停滞して捜査する気にはなりませんでした。停まってしまうと後ろ髪ひかれる可能性もあったため、ノンストップで駆け抜けました。

いまでもネットで検索すると、大昔のロシアン立ちんぼ情報、またそれをベースに近年になって書かれた適当な記事らしきものが沢山出てくると思います。 日本海側の港町にはロシアン売春婦の伝説がかすかに残っているので、それらを調べてまとめてみたいと思うのですが、いかんせん資料が少なすぎて難航しています。 日本海側の山間地に残る鬼伝説も、大陸に帰れなくなった漂着ロシア人だと思いますが、こういうのは何百年も伝わるのに、売春情報はたったの十数年で追跡できないくらいに消えてしまうわけです。 私のもっている資料の中では、確実性の高いレポートのようなものは1つもありません。買ったことある人がいたらぜひ教えてください。ロシア人日本海ベルト地帯が定説として認められるには、あなたのタレコミが必要なのです。


15時くらい。札幌に到着しました。札幌滞在中にタイヤ交換をする予定だったので、バイク屋を探します。陸王とかいう謎のバイク屋に行きました。へんな名前ですが、バイクの「陸王」から来てるんだと思います。すり減っていた後ろのタイヤを交換しています。ダンロップのGT501だったと思います。20%オフでした。工賃合わせて20,832円。入荷が翌日という事で、注文だけして明日また来ることに。ツーリング中にタイヤ交換する人はあんまりいないのかもしれませんね。お店の人に変な目で見られましたよ。汚い格好でバカみたいな大荷物積んでたからという可能性もありますけど。

清田は清田健康センターです。清田区というところにあります。以前に来たことがあり、勝手がわかっていたので、ススキノ滞在中の基地をここにしました。スタンプカードまで作っていますよ。 いまは名前が変わっていますが、同じところで営業しているみたいです。





ススキノへ行くにあたって荷物をどうしたのか不明です。一時外出はできないので、財布とケータイとか以外はバイクに全部積んだのかな。とりあえず、やっとエロいことしに行きます。風呂に入って綺麗な服に着替えて出発です。バイクは健康ランドの駐車場の木の下に停めておき、大通りからバスに乗りました。まずは月寒です。月寒は報告書になっているやつです。



もう無くなっているのかと思いましたが、なんとかそれっぽい路地がありましたねー。

事前情報では現場の詳細位置や雰囲気までは掴めていなかったので、本当にここかどうか判らなかったのですが、周辺を調べる限りここで間違いないやろということで、どの店かに入ってみることにしたのです。路地の中にも店はあるのですが、スナックや飲み屋風であり、セックスできるかは不明、なのでもっともプレイが確実そうな裏道側のビルに入っていたキャバレーにしました。



裏通り側の、転がし看板の所に入りました。

店内はいわゆるキャバクラ風でしたけど、ここでプレイではありませんでした。おねえさんに先導されて迷路みたいな通路の奥へ進むと、布団の敷かれた赤い光で満たされた小部屋がいくつかありました。この案内されてる時が一番興奮しました。

プレイはまあ、ファイルを見てもらうとして、ノートには全身リップとか書いてますねえ。チンコの消毒は丹念にするくせに舐めまわされたみたいですよ。プレイ後に新しいおしぼりとお茶を貰って体中を拭いたと書かかれています。あんまり覚えてないな。挿入してたときのことはハッキリ覚えてるんだけど。締りと感度がね。良かったの。

まあ、そんなんで北海道の1発目がすこぶるブルージーで大収穫でした。 プレイ後、月寒からは地下鉄でススキノへ。




まずはラーメンを食べに行きます。朝からトウモロコシ食っただけですから。 行ったのは「新月」というラーメン屋。平成12年にはじめてススキノに来た時に、ぼったくり店の客引きから教えてもらって入ったカウンターだけのラーメン屋で、とっても美味しかったのでまた行ったのです。たぶんおなじ店主がやってました。今でも営業中です。同じ店主がいるのかは知りません。



塩ラーメンを食ったと思います。680円でした。 ラーメン食ってたら恐山で出会った男からメールが来て、「いま札幌にいる」とのことだったので、急遽合流することになりました。男二人がススキノで一緒になれば行くところは決まっています。



「大通公園のビアガーデンにいるよ」とのことだったので向かいます。すでに風俗情報誌を買ってやがったので、一緒に選びます。 「いやあ、すすきので風俗とか行こうと思って。でもそんなのに興味のない人だったらマズいかなあとか思いながらメール送ったんですよ」って言われて、「ああ、たまには風俗もいいっすねえ。自分も行きたいと思ってたんですよ」って泳いだ眼で返しました。

そんで横にいたリーマングループに店選びを手伝ってもらいます。実は自分が裏風俗の旅をしていて、ついさっき月寒の怪しい小部屋で一発したとか絶対言えませんでした。初心者のふりしておきました。

で、風呂にも入れるから、ソープにしましょうという事になって、ソープランドに行きます。行きながら、私主導でどの店にするかを決めました。風俗情報誌とか子供の絵本だと思っていたので、情報誌見ながらの店選びが途中でダルくなってきたというのもありました。

行ったところは看護学院。コスプレが良かったのかな? このへんから「こいつめちゃくちゃ風俗詳しいやんけ」とバレていたかもしれません。

報告書メモをみたら 『マットで1回ベッドで1回。スタイルが細くて体力もあってよかでした。とりあえず金貯めたらいいやんって言ったら「うん、」って言ってました。ベッドで正常位で感じてる顔が可愛かったです。』とか、下らん風俗レポートみたいな感じになっています。最初はファイルにしない予定だったんですけどね。看護学院は、ビルの上のほうの階にあるやつで、今でも同じ店舗名で営業しています。

一緒に行った男の名前はノートに書かれていますが、伏せて恐山の男にしておきます。年齢は32〜3くらいだったかと思います。終わってからは、めちゃくちゃスッキリ顔で「風呂も入れるしソープっていいですねえ」ってしきりに言ってましたよ。ススキノで別れてからはもう会うことはありませんでした。メールは旅の間に何回かした記憶がありますが…。彼が今これ読んでたらウケるな。

恐山と別れてからすでに日付が変わっていましたが、予定していた豊平川へ行っています。プレイ前に吉野家で580円のウナギ食ってますねえ。それから資金ショートしたのでATMで出金しています。

豊平川は報告書になってるやつです。場所は南6東3へ行けばすぐに見つかりました。



左の黄色い光のところです



せまいところにコの字型にカウンターだけのガラス張りのスナックが並んでて、ずいぶん流行ってましたね。人が入れ代わり立ち代わり出入りして。遊び方を知らなかったのでとりあえず館に入ったら、並んでいる店から声を掛けられるみたいな。20代だけではなく30代とかの女も結構多かったです。若い女もギャルギャルしいのが少なくてキレイ系が多かったです。遊び方が解らんから1周して、2周目で白いスーツのいかにお水商売っぽい女に「どうぞー」と言われたので入りました。

1つの店の大きさは一蘭の味集中カウンターを横に2倍にしたくらいの幅で、客が二人座ったら満席になります。カウンターの向こうには女が3人並んで一杯いっぱい。 しばらくしたら業界風のガングロ男がやってきて、いきなり私の隣に座りました。白いスーツの女はその男のお気に入りみたいでした。おっさんになったら20代より30代が良くなるんだなあと思いました。ここで私の相手はやり手のおばはんにバトンタッチして、やがて若い25歳の女が帰ってきたら私につけてくれました。私が飲まないでいると、風呂行くタイミングもおばはんが切り出してくれました。風呂ってのはラブホテルのことですけど、「風呂」って言ってましたね。飲み代は一律1000円だということで、ここで1000円を払いました。 隣のガングロスーツ男はまだ楽し気に飲んでいたので、仕事が終わった後に馴染みの女で飲んで、そっからセックスして風呂入って家帰って寝る、みたいなルーチンが成り立つ風俗だったのかもしれません。ざっと見た感じですが、女のクオリティは総じて高かったです。



いま貰った名刺を見たら、「まどか」っていう名前だったようですね。プレイした25歳ではなく、白いスーツの女に貰ったんだと思います。 25歳の女はかなり可愛かったんですが、チンコを連続使用していたのでひりひりして気持ちよくありませんでした。女はとてもいい匂いがしました。ちゃんと一緒に風呂に入ってくれましたよ。

ここの連れ出しスナックは、わたしが行ったときはたぶんこの2棟しかなかったと思いますが、10年位前の98年くらいは周辺にまだ15軒くらいはあったとかいう話もあります。この2棟の建物も、マンションが建つからここに移転してきたとか。これらはいわゆる屋台団地の末裔なんでしょうかねえ。

プレイ後は深夜だったので、すでに営業している風俗店が無いため健康ランドへ戻ることにしました。コンビニで立ち読みしてからタクシーで清田健康ランドへ。帰って来たのは午前4時くらいでしたが、日の出時刻は4:18でした。朝日上るのが早すぎて驚きました。そして1日の出費、初の10万越えでした。

日記によると、おなってますね。てゆうか1日でこれだけ活動して(21時間活動していた)、3か所でセックスして、まだオナニーする余力があったのが驚きです。時間がまだあったら、あと2回くらいソープ行ってたと思います。

これは恥ずかしいのでここだけの話ですが、旅が終わってからも豊平川と看護学院の女で何回もオナニーしました。月寒の女でもなんどか。ぜんぶいい女だったので。締りも良かったので。とくに豊平川の女の可愛さは飛田青春レベルで、たぶん花畑の女の次に可愛かったと思います。思い出しオナニーできる女はいいですね。

ノートを見たら、今日のマンコの締り具合について書かれていました。

『こうやって3人と2時間おきに寝ると締り具合の比較ができる。1,3,2ですな』

1,3,2というのは、1=月寒の女、3=豊平川の女、2=看護学院の女、ということです。看護学院の女の名誉のために言っておきますと、彼女の締りは決して悪くなかったです。どっちかいうとキツめでした。月寒と豊平川の締りが良すぎただけなのです。この旅の中でベスト4に残れる締りだったのですから仕方がありません。1位は堺町の女ですが、あれはマンコが筋肉でできていたので特別枠だと思います。

看護学院の女は「ねねちゃん(源氏名)」だったとも書かれています。3人の中では一番楽しいセックスでした。顔と体も乳の大きさも私の好みでした。でも今日一番興奮したのは先述しましたように月寒の赤い光に満たされた小部屋です。

さいごに『女の残り香が朝まで残った』と書かれていますね。いい匂いがのこっていたからその匂いでオナニーしたのか。でも健康ランドのどこでオナニーしたんだろう。憶えててない。




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