指令:甲突町で売春旅館に潜入せよ





北九州小倉から福岡博多を経て、熊本に入った。高クオリティで名高い熊本のソープでもシバいたろかと思っていたのだが、あんまり粋ってると自分がシバかれそうだったので、自粛しておきました。

 かっこいい〜。

そう、ソープばっかりじゃなくて、ちょんの間へいかなければ。てことで熊本は普通のお風呂屋さんで我慢して鹿児島へとやってきた。※熊本は健康ランド充実度全国一です。

 桜島は09年に中規模噴火するそうです。

鹿児島には、あまり知られていないがソープランドが4店舗ある。(市内以外に、指宿にも1店舗あるようだ。)オレも最近まで知らなかった。繁華街は天文館なのだが、ソープエリアはそこから1キロほど離れた甲突町というところにある。なぜそんなところにソープがあるのかというと、お約束の「遊郭」→「赤線」→「特浴禁止除外区域」である。

そのソープランドの近くに、ちょんの間旅館があるという。遊郭時代の建物で、赤線時代に旅館に商売替えしたものがそのまま生き永らえているという。まさしくブルース全開。実に興味を引く内容ではないか。(以前に鹿児島の裏風俗を捜査したが(ファイルナンバー85参照)、そのときには、この存在をしらなかったのだ。)

だが、残念なことに、このちょんの間、壊滅しているという情報も入ってきている。壊滅しかけたが、宿泊できるビジネス旅館として営業しており、泊まればデリヘルが利用できる。とか。そんなふざけた情報も入ってきている。とりあえず期待せずに行ってみよう。



川の北側か。場所が分からず行ったり来たりする。鹿児島は何度来てもややこしい町だ。

やってきた甲突町。普通の町である。バス停には町名が。ここに間違いない。近くには派出所がある。最近思うのだが、旧赤線エリアの境界線付近には交番が多くないですか?



バス停のすぐ近くに、廃業した旅館がある。ああ、たぶんこれだな・・。路地に入ってみると、ラブホテルがある。その先を右に曲がるとソープランドだ。


ううん、特に怪しい雰囲気はないな。資料をもう一度見てみることにした。資料の入った分厚いクリアファイルを探る。ちょんの間が生きていた時に書かれた資料を3つ用意していたはずだ。近くのレンタルビデオ屋の軒先で、資料を確認する。

1つには、60分16000円で、婆が旅館前に椅子を出して、客を引くと書かれている。出てきたのは20代半ばのショートカットの女で、ゴム姦で濃いめの精子を発射したと書かれている。

もう一つの資料には、30分12000円でポン引き婆が旅館周辺に出没すると書かれている。出てきたのは推定50歳のババアで生ハメを敢行したことになっている。

3つ目の資料には、3軒回って3人の女性を見たが、全員50代〜60代で、遊ばずに撤収したと書かれている。

1つ目は最近手に入れたものだが、あまり信用できる筋からの情報ではない。2つ目と3つ目は00年ころの情報で、出所は信用できるものである。


もう一度、歩いてみることにした。他に営業している旅館がないかと探してみるが、見当たらない。1軒のビジネス旅館みたいなのを発見したが、婆がいてるわけでもなく、扉が半開きになっているわけでもない。これはたぶん壊滅してますね。

くっそー、遅かったか。オレが来る前に逝ってしまいやがった。

しばらく時間を潰して、ソープが閉店するのを待って、再度、夜の道を歩いてみたが、あたりは真っ暗で静まり返っており、とくにポン引きが現れたりすることもなかった。










捜査地点:ここらへん


捜査報告書:亡くなられました。合掌。



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