指令:神栖でサウナ遊びをしろ





年齢27歳
T:160
B:82 W:61 H:80 (Bカップ)
好きな体位 正常位
得意プレイ マットプレイ
性感帯 くりとりす



小名浜のソープで出てきた女のデータで始めてみた、最果てちょんの間紀行I。今日は茨城県神栖が舞台となる。 神栖。読み方がわからなかったが、「かみす」と読むらしい。読み方を知ってからも「かみす」「かすみ」と 間違える。ややこしい。てゆうかそもそも茨城県がややこしい。普通は茨木市やろ。



あー、暑い・・。

アイスクリンをしゃぶりながらの携帯いじりが終わると、再び走ることにした。

南東北は道路事情が悪く、もっぱら移動は一般道ではなく高速道路を使っている。電車もそんなに発達していないので、 みな、車を使うのだろう。高速を下りて、茨城県の北から霞ヶ浦の脇を通って神栖へ向かう。国道125号を東へ東へ。さほど走り易い道でもなく、景色が奇麗なわけでもなく。なんとも言えない寂しい気分になる。北海道や青森のように最果ての田舎であれば興奮するのだが、田園地帯が広がって、それなりに人口もあり、でも決して都会ではない。なんか不安になる。ある日突然ここに住めって言われたら精神が錯乱しそうだなあ・・。

ぼーっと考えながらクソ暑い国道を走る。両脇には相変わらず田んぼが広がっているが、こんなところで育った稲から 取れる米は実に不味そうだ。



神栖はちょっとばかし特殊な土地だ。100%完全な工業地帯であり、工場があってなりたっているという街である。そこにソープがある。風俗街でもなく、国道沿いにソープランドがぽつんぽつんと存在するらしい。そして、ソープランドではなくサウナと呼ぶらしい。普通のサウナはわざわざ「健康サウナ」と呼ぶそうだ。そして料金は総額21000円で統一されているという。また、ソープだけではなく、ヘルスもあるそうだが、このヘルスは暗黙の了解で本番まで出来てしまうらしい。


これが、私の仕入れた神栖の事前情報である。少し古い情報なので、今はどうなっているのだろうか。

まだ風俗店が健在であるのなら、ぜひとも「サウナ」と書かれた看板のソープランドでセックスしてみたいものだ。そして、本番ヘルスにも潜入してみたい。


やっとの思いで神栖に着いた。かなりの時間がかかってしまった。「サウナ」の看板を求めてR124を行ったり来たりする。

しかし、なかなか見つからない。簡単に見つかると思っていたのだが・・。2箇所で「健康マッサージ」と書かれた看板を見つけたが、これは風俗店なのだろうか。


わからない。携帯を取り出して、グーグル検索してみる。どうやら「サウナ」という呼称もすでに使用禁止になっているらしい。なにしろ「ソープ」という語句でヒットしないのだからたちが悪い。結局何もわからなかった。

 ああ、日が暮れる

夜8時を過ぎた。すでにあたりは真っ暗だ。国道から裏道に入ると、とたんに真っ暗になり、何も見えない。ハイビームで照らしてみるが、広大な田んぼに探照灯を当てている状態で、さっぱりわからない。


仕方がないので普通のサウナに入った。1泊していこうかと思ったが、深夜に脱出することにした。また明日、暑い中、しかもトレーラーやトラックで渋滞する国道を走るのはいやだったというのもあるが、何とも言えない寂しい気分に精神が侵されそうになったから。

暗闇の中、出発の準備をしていると、ガードマンのおじさんが驚いたように近寄ってきた。

「今から出発ですか?お気をつけて」

その後も道を何度も間違え、気がついた時は神奈川県箱根峠だった。神栖の町には嫌われてしまったようだ。









捜査地点:ここらへん


捜査報告書:風俗は無い様子です



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