指令:町田でちょんの間に潜入せよ



町田市。東京って感じの街ですね。激しく都会です。小田急とJRの駅が交差する辺りは、人ばかりが多く、座るところすらなく気が狂いそうになりました。土地勘が無い上に、複雑怪奇な東京の鉄道網を使い、なんとか地上に出てきたと思ったら人の洪水に流される。・・・非常に疲れる。

 い、息が・・

でもJR町田駅の南口は、激しく田舎。なんだか安心しました。





南口を出ると、狭い道が続いている。やがて1本の川が見えてくる。この川を渡った先は、神奈川県相模原市。川を境に東京都と神奈川県が分けられているのだ。正確には、町田のちょんの間ではなく、相模原市のちょんの間ということになるのだろうが、まあ、そこはディズニーランドが千葉県であっても「東京にある」と認識されているのと同じことなのだろう。




そう、この地には昔、ちょんの間があった。通称「田んぼ」。なぜ田んぼと言うかはわからない。田舎だからか?調べてもわからなかった。知っている人、是非教えてください。

さて、気になるそのプレイ内容は、20〜30分で10,000円〜12,000円。あまり積極的な営業はなく、飲んでいくだけということも可能だったらしい。また、20,000円〜25,000円でホテルへの連れ出しも可能で、この場合の時間はみっちり60分になるという。タイ・マレーシア・シンガポール・ラオス・・・東南アジア系の20代前半の女が中心。 もっとも、これは私が体験してきた話ではないので本当かどうかはわからない。店の数は、98年頃の地図で70軒まで確認することが出来た。さらに、この頃には「東京湯房」という本番の出来ないソープが存在し、40〜50歳くらいの婆がサービスをしてくれたという。地図にもそんな名前の建物が載っている。

でも、今となっては黄金町と同じく、セックスはできない。それはわかっているのだが、残滓を舐めるぐらいは出来るだろう。


昼下がりの道は暑苦しかったが、これから訪問するちょんの間跡地のことを考えると、あまり気にならなかった。川を渡って歩くと、新築のマンションが見えてくる。さらにその奥へと歩を進めると、あった。



「南」・「虹」という屋号が見える。

辺りは、それなりに人が歩いている。その先はホテル街になっているのだ。デリヘルか何かの風俗譲と思われる女もいたら、立ちんぼもいる。声を掛けて確認したわけではないが、私が見た限りでは風俗嬢と立ちんぼに見えた。





ちょんの間があったところには、マンションが建ったようだ。



どうって事もなかった。潰れたプレハブを見ても、ブルースではなく、汚さしか感じなかった。

それは、町田が都会であったからという理由も少しはあろうが、大半の理由は、未だにそういった人種の人たちがここに生息しているからだろう。

売春の温床とまでは行かないが、青少年が近寄ってはいけない如何わしい土地として、これからも言われ続けるのだろう。






捜査地点:ここらへん


捜査報告書:そこには穴もブルースもなかった。



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