宇都宮で一発屋の捜査をせよ


2023年3月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:宇都宮でさらに発射しろ

早速、捜査官が現場へ向かった。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



(ファイル269からの続きみたいです)

19:00。駅前ホテルから江野町・池上町へ行くことに。これらの町は東武宇都宮駅に隣接するエリアで、繁華街になっている。ここから歩くと1キロくらいか。駅西口から大通りを歩き、オリオン通りの見覚えのあるエリアへやってきた。しょぼいソープランド街があり、店が10くらいある。昔は本サロも沢山あったが、いまは全滅している…はず。これから、ハズかどうかを確認したいというのと、一発屋が出没するかも調べたい。一発屋ならもう少し遅めの時間が推奨されるのだが、この後に駅東口の捜査も控えているので、こういった時間配分になっている。

日曜日の夜とあってか、ソープ街に客の姿はない。まずメイン通りを歩いてみると、客引きが控えめに声をかけてくる。通りの真ん中くらいにある店が、さいきん北日本でよく見かけるようになったマリンブルーの派手な看板に変わっており、もう少し歩いた所のサザンクロスの建物は無くなって、本サロの生き残りだったバルーハワイも閉店している。ここはコロナの貼り紙があったので、最近まで細々と営業していたのかもしれない。隣に893の事務所があって、路地があって、さらに進むと東武宇都宮駅に出る。



アーケードの方も歩いてみる。

宇都宮が一大本サロ地帯だったのは20年以上前で、宇都宮駅の東口・西口・江野町、そしてそれ以外の場所にもピンサロやヘルスがあり、かなりの確率で本番が出来たようだ。この確率というのは、やらせてくれる女の確率ではなく、店が黒である確率だ。男が希望すれば女の意思にかかわらず100%セックスできるのが本サロなのだ。「女によってはやらせてくれる」のが本サロになるのであれば、世の中のピンサロはすべて本サロになってしまう。

先に報告書にしたキティは大昔から黒の方針を貫いている店だが、20年前はフェラ5000円、本番15000円の設定だった。20年経って本番価格が33%も値下がりしているのは日本国におけるデフレの影響ではなく、マンコの価値が昔より下がったからだと思う。政府の統制を受けないマンコの価格は需要と供給で成り立っているのだから、それだけ供給が増えたということなのだろう。


一通り見て歩くもレーダーが反応していない。これは待ってもポン引きは現れないだろう。爆砕精査をするまでもない。

江野町での捜査を切り上げ、歩いて駅へと戻る。次は駅の東口へ行き、栃木県で増殖しているとされる多国籍本番マッサージっぽい奴を調べる。これの情報は東京変態ガイド(だったかな?)とかいう頭のおかしそうなサイト(お前が言うな)に載っていたもので、ちょっと興味をもったものだ。普通のシナエステなら本番できても対象外だけれど、普通じゃないかもしれない可能性が十分ある。1軒だけではなく何軒かあるかもしれないし、国籍も特殊なものが入っているかもしれない。

宇都宮から本サロが絶滅して、日陰からこういった外国人系が勢力を伸ばしたのか、あるいは栃木固有の新種なのかはわからないけれど、多くのリフレッシャーが栃木各地でプレイをして徐々に生態が明らかになっていくのだろう。

時刻は20:00。そろそろ腹が減ってきて、通りにあったなか卯でソバ食いたくなったがモチベーション維持のために我慢する。目的地である駅の東口まで行く前に西口のホテルへ戻って30分だけ休憩。時計の針は21時近くを指している。良い時間配分だ。


東口のほうへ。

東口の方はまったく勝手がわからない。初めてではないが、2008年、今から15年前に一度来たきりだ。当時も浄化作戦でだいぶ店が減ってきている感じだったが、それでも駅の東口にもまだピンサロがあった。いま歩いてみて、当時の面影がないどころか、まったく別の町をあるいているような感覚だ。もちろん風俗店はすべて無くなっている。

ロータリーへと延びる道には路面電車の線路が敷かれており、こちらも西口同様に都市計画が進捗中らしい。真新しいアスファルトの道路を歩いて、駅周辺には怪しいところがないのを確認。どっちだろう。レーダーで繁華街の位置を予想、続いてGooglemapでスナック街であることを確認。そのブロックに行ってみることにした。もし行ってみて判らなければ、一度立ち止まってゆっくりネット検索してみるつもりだ。

1本裏の通りへ入ると、小規模な飲み屋街のようになっており、さっそく前方に怪しい人影を発見した。なんだこれは。

道の真ん中で車のドライバーと交渉しているババア。その数5~6名。あとは男の客引きの姿も3~4名。通報レベルの派手さだ。見ている方が心配になってくるほどの大胆さ。

先客の交渉の様子を見ていると商談ならずであったようで車は去って行った。流れ作業のように続いてこちらがターゲットにされる。一人のババアが競歩くらいのスピードでやってくると、「マッサージ本番10000円」と躊躇いもなく言い放った。残念ながら私にはがっかりするセリフだ。「マッサージ」の部分が無ければ一気に期待度が上がるのだが。

福建省っぽい雰囲気のババアは、「顔見てからでOK」と自信満々の口調で続ける。そんなに自信たっぷりで言われても、捜査活動では出てきた女の穴にチンコが入れば顔はどうでもいいと思っている私には豚に真珠だ。そういうことはソープランドで言ってほしい。仮に、女が可愛かったとしても今日の私はシナエステであれば絶対に入らないと決めている。今夜はスペルマを温存しておいて、明日、栃木の奥地の気になるエリアと本番店を捜査するほうがいい。

若干馬鹿にしたように「中国人だろ?」と言うと、ババアは「タイ」と言いやがった。「タイもいる」ではなく、「タイ」だ。中国人がメインでタイ人もおまけで取り扱いがあるということではなさそうだぞ。

詳しく聞くと「タイか台湾」ということだった。だったら「タイ」じゃなくて「タイか台湾」っていえばいいのにと思ったが、すぐに台湾は中国だよなと気づいた。このへんの感覚は生まれ育つ国によってかなり違うのかもしれない。

しきりに顔見せ出来ると言い、頼んでもいないのにスマホで写真を見せてくる。レースクイーン風のS級女の写真を見せられたが、こんなもんを信じるバカはいない…ということはババアもわかっているようで、本人を生で見てから決めていいとすぐに付け加えた。

ババアは先に立って歩き出すが、こちらはそうはいかない。もう少し捜査らしいものをしてからだ。私は、ついていかずに少しばかり周りの様子を見て回り、おそらく女の客引きは全員が中国人で、みんな仲間であるらしいことを確認。ということは誰と交渉しても同じ商品ということだろう。また、男の客引きは飲み屋のキャッチであることが分かった。繁華街(といってもレジャービルが少しあるだけ)はこのブロックだけで奥には続いていないようである。

これが「噂の東口の一発屋」で間違いはないだろう。シナエステだけど、タイ人はやはり気になる。どうしよう。買おうか。迷ったが、とりあえず箱の場所と中身の確認、さらに女を見て国籍と容姿を確認、これが問題なければ笑顔のチェック(タイ人の場合これ大事)、そのうえで購入するかどうかを総合的に判断することにした。

てことでポン引き婆に「とりあえず見て、よさそうだったら買う」と伝え、ヤリ部屋へ連れて行ってもらうことになった。

でかいビルの上層階へ。鍵のかかったドアをガチャると、暫く経って開錠されてドアが開いた。入ってと言われて入った部屋はオリエンタルな匂い。お香が焚かれている。店内は一発シナエステにしては綺麗で広めな方だと思う。ヘルスのようにしっかりした個室風の造りになっている。肝心の女はフィリピンっぽい濃いめの顔をした推定30歳くらいだろうか。乳はでかくスタイルは普通~ちょいムチ、顔ランクは高くない、といったところ。

ババアは「どうだ?」みたいな顔でこちらを見てくる。商品のタイ人も直立してこちらを見ている。台湾人のほうも見てみたいところだが、台湾人を買うつもりはないので(よほど可愛ければ別だが、その可能性は低いだろう。ババアのプレゼン的にタイ人推しだったから)、タイ人に向かって「お前次第だよ」という意味で西洋人みたいなジェスチャーをしてみると、それを見た女がニコッと笑った。この瞬間、購入してよしの判断が下された。

1万円を婆に渡し、女とブースへ。ババアは「ドアに鍵をかけるのを忘れるな」と言って去って行った。

女は愛想がよく、日本語は片言だが意思疎通は出来るレベル。たまに通じないけど。私も知っているタイ語を並べて話そうとするもなかなか単語が出てこない。マイペンライ…と言ったきり次の単語が出てこないのだ。えーっと可愛いはなんだっけ? セックスは? 気持ちいいは? 外国語というのは毎日つぶやいていないとすぐに忘れてしまう。スペイン語はもうほとんど忘れているし、英語だって毎日使い続けないとどんどん出てこなくなる。女は「タイ語よく知ってるネ」と言ってくれたが、なんとも悔しい限りだ。こういうシーンで売春婦と外国語でやりとりするのはブルースがあるので私的には外せない要素なのだ。とりあえず私がガパオが好きだというのは伝わり、女は日本の焼き肉が好きだということはわかったのだが、そんなことはどうでもいい。プレイだ。

ベッドが本格的な高級(?)ベッドを使用しており、これが柔らかくて気持ちいい。敷きタオルも一回プレイごとに交換しているのかもしれない。干されているタオルが沢山ある。ふつうは前任者プレイの汗でタオルがじっとり湿っており、場合によってはこぼれたスペルマのシミがあったりするものだが。

お互い全裸になると女が太ももにまたがってきて、チンコをタオルで包んでマッサージ開始、おお、ちゃんとマッサージあるんだと嬉しくなったのは5秒だけで、すぐに乳首舐めになった。ああー、残念。この辺が同じ栃木でも奥地と異なるんだな、と思いつつ、女に任していると、手コキで硬度確認の後、ゴムが出されて装着。クジラかイルカみたいな絵の描かれた青いパックに入ったコンドーム。このゴムはサガミの業務用144個入りの奴で、2000円くらいの価格で買えるものだ。かなりのゴムの消費量があるとみえる。

激しいフェラ。萎える系のフェラなのですぐに挿入を希望。20秒くらいしか経っていないので、女的には「え?早くね?おまえ早漏か?」みたいな感じだったけど、早く入れたいからといって納得してもらった。体位は騎乗で。上に乗ると、オイルでマンコの濡れを補助してスマタ体勢から上手に入れてくれた。これは密着感があり興奮するし上手い技だと思う。もっと一般の女の間でも流行ってほしい。

騎乗はかなりアグレッシブ。しまりは悪め。でもタイ人はマンコが緩い人種なのでこんなもんだと思う。激しく動かれ、こんなに激しいと行きにくい。と思ってたらチェンジを言われて結合解除してから正常位で再結合。ゆっくりと膣の感触と女の反応を確認しつつ、自分も気持ちよくなるように動いて、だいたいわかったのでその角度で早めの小刻みなピストン。女が感じて大きく喘ぐも締まりが悪いのでこちらは気持ちよくない。まず1回いってもらうことにした。「ああっヤバい!」と、若者っぽい日本語を発してクライマックスを告げてくれる女。おかげでこちらも行かれる瞬間がわかるのでピストンしやすい。行くときに行くって言ってくれる女はいいですね。黙って行かれるとおもしろくない。だから男も行くときにはいくって言ったほうがいいですよ。女も喜ぶから。

行ってもマンコが締まらないことがわかった。これは厳しそうだ。てことでゆっくり深めでピストンに変えてこちらの体力温存をしつつ発射体制が整うのを待っていると、女がまた「やばいっ」と言い始めたのでもう一回行ってもらう。

ううむ、どうするか。まあまあ気持ちが上がってきているが、まだ発射体制ではない。しかしそろそろいきたいので頑張って最初と同じ角度でピストンして同時絶頂をもくろむも女が先に「ああっやばい!」といってまた行ってしまう。

女がはあはあ言ってる間に濡れまくっている結合部を目視して興奮度を高め、ゴム越しにその濡れ具合を感じていけそうな感覚をつかむ。ピストン再開すると「ヤバいっ」て言われてしまうが、もう気にせずにそのままピストン続けていきそうになったので「いくよっ」と言って女の喘ぎ顔を見ながら発射。

いやあ、疲れた。汗が流れてきた。いつもタイ人と寝るとこれだ。タイ人はやっぱりイチャイチャまでだよなあ。マンコがなあ。緩いんだよなあ。

ゴムが外されベッドで休憩、女はシャワーへ。戻ってきた女とちょっと話をして帰ることに。ノリのいい女だからもう少し可愛かったらタイスナで人気が出るタイプだと思う。年齢は教えてくれなかった。チェンライかチェンマイかの出身。

いっぱい行ってもらったので1000円のチップを渡して、外へ出て階段を下りる。ビルから出て立ち止まり、周囲を確認。飲み屋の客引きは声をかけてこない。

数人のポン引きババアに接触しながら駅の方へ。かなり広範囲を回遊しながら客を引いているみたいだ。そんな派手にやってるとそのうちパクられるぞ。さいごに駅から1つ目の交差点のところで、プレゼンしてくれた婆と再度話。営業は深夜1~2時くらいまでやっているみたいだ。今日は日曜だから早めに終わるといっていた。もう一人の台湾人が気になったので改めて写真を見せてもらったが、まあ加工が過ぎてわからん。実物を見に行こうかとも思ったが、買う気はないのに見るだけ見せろというのもちょっとどうかなと辞めておく。ほかの女の入荷予定などは今のところ無いとのことだった。ババアは私が台湾人を買って2連戦しないとわかると、それ以上は勧めず、私の背中に手を当てて信用の証を示して去って行った。

現在時刻22時前。明日は栃木を北上するのを辞めて東京まで戻ることにした。今日タイ人とがっつりセックスしたから、明日もタイ人はちょっとしんどい。しかし、栃木県のタイ人分布はどうなっているのだろう。東口にはぱっと見た感じは健全なタイのお店もあるので、生息数は多そうな感じ。もう少し深入りしてみると面白そうだ。


捜査報告書:やっぱり栃木は1発10000円也。


トップページへ戻る1つ戻る