宇都宮で本サロに潜入せよ2


2023年3月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:宇都宮で発射しろ

早速、捜査官が栃木へ向かった。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



宇都宮の駅前が再開発されるという情報を聞きつけ、この機会に栃木県集中捜査を行うことになった。

栃木での発射スケジュールは以下のようになっている。 新幹線で宇都宮駅に着いた瞬間に大急ぎでキティに行って一発して報告書を1つ確保、夜の早めの時間は江野町の風俗店及び怪しいポン引きが出没しないかを調べる。それから深夜は駅東口で一発屋を調べる。宇都宮で2発以上発射できなかった場合、翌日に栃木の奥の方のエリアへ移動して本番店へ潜入する予定だ。

スペルマ残量調整のため、挿入のみで発射しないという作戦展開も視野に入れつつ、勃起促進薬も持参して万全の態勢で新大阪駅から新幹線に乗り込んだ。


スホーイ設計局

唐突な始まり方をみせている今回の報告書であるが、気の利いた時候の挨拶を書いている余裕がないくらい時間配分がタイトなのは液晶画面の向こうの君にも伝わっていることと思う。東京駅で新幹線を乗り継いで宇都宮駅に着いたのが15時30分くらい。腹が減っていたので駅の蕎麦屋に入って3分でソバ食って、どうしてもコーヒーを飲みたかったので喫茶店へ入ったのが15時45分。カップの半分くらいのコーヒーが無くなったところで非合法なセックスに向かうことにした。

今日は宇都宮で1泊なのでホテルをとっているが、トイレに寄ってから400円のコインロッカーに荷物を入れる。駅から6分のホテルへ行くまでの駅から1分の位置にキティがあるのだから仕方がない。今日は3か所行くので1分も無駄にできないのだ。

16時24分。再開発でビルをぶっ壊してる工事現場のところまで来る。このすぐ脇にピンサロがあり、そのうちの1軒が目当てのキティだ。さっきからキティてなんやねんていう不勉強な人も世の中にはいるのかもしれないが、キティとは栃木裏風俗の代名詞みたいなもので、サンリオのキャラクターではないものの、立派に輝く星になるために遠い星の国からやってきたのは誰が見てもわかるわけで、あの南十字星が墜ち、ハワイの青い海からオリオン座を観測できなくなるほど環境浄化が進んでしまった今、栃木では西口のキティこそが最後の希望の星なのである。これだけ書いてもまだ意味がわからないという人はもう少し裏風俗の勉強をすることをお勧めする。そしてこれはウケ狙いで書いたのではなく、事実の記載なのでそこのところもよろしくお願いしたい。

さて、通りの角にあるマーメイドは客引きが椅子を出して座っている。ここにも寄って念のために本番があるかを確認しようかと思ったが、中途半端に「女の子に聞いてください」等と言われると入店せざるを得なくなる。私の持っている情報では白なのでスルー。今日は潜入先として手持ちカードが沢山ある状況なのだ。1発目から激強のキティのカードを使うつもりだ。

キティは看板が出ているだけで客引きの姿はない。2階へと続く真っ暗な階段を上っていくと、椅子に座ったおっさんの姿が見えてきた。

「やってますか?」

「はい、どうぞ!」

店内は真っ暗。ユーロビートが鳴っている。ペンライトが登場して客引きとは別のおっさんに足元を照らされながら案内される。まったく何も見えない。しまった暗視対策をまた忘れてしまった。これはまずいな。ブース内のソファらしきものに手探りで座ってから4000円と言われて金を提出。ドリンクはウーロンをオーダー。料金などは既に知っているのでスムーズな流れだ。

すぐに女がやってきた。あれ?若くね?しかも細くね? 女の声やシルエットは30歳未満な雰囲気なのだ(暗くてシルエットくらいしかわからない)。 ああ、そうか、ここは栃木県、北関東クオリティってことを忘れていた。いままで北関東でバケモンが出てきたことは一度もなかった気がする。

女のシルエットは見れば見るほど細くて、期待度が2割ほどアップする。日本語がなんとなく訛りがあるので「日本人?」ってきいたら「日本人」と返された。たぶん本当は中華系の人で、嘘ついてるだけの可能性もあると思うんだけど。若く見えるので年齢を聞いたら27と言っていた。これは本当なのかもしれない。声や体のラインはそれくらいに思える。

お世辞か何かしらないが、カッコいいと言われ年齢を聞かれたので試しに20歳と言ったら「え!はたち?」と仰天していた。慌てて「嘘だよ」といったが、それでも女は私のことを20代と思ったらしく、急にお姉さん口調になった。私もそれに異存はなかったので、こちらは27歳以下という設定にして本日のプレイを行うことにしたのである。

さきほどよりテンションが1つあがった風に見える女が、「ここの店のシステム~」と説明してきたので「知ってるよ」と言って6000円を提出。キティは1万払うと本番になる。4000円だとオシャブリだ。北関東の本番価格は10000円が相場なのだ。最新の相場は知らないが、私の大脳と生殖器に積み重ねられた経験値ではそのようになっている。

上を脱ぐかを聞かれたがそのままで。下は全脱ぎ。女がチンコを軽く拭いてからフェラ開始。このへんから漸く目が慣れてきた。女は乳が結構いい形でフェイスも小顔で可愛いんじゃない?暗くてはっきりわからんけど。2つくらい隣のブースには誰か客が入っているようで、チュパチュパ音が聞こえる。喘ぎ声なら興奮するのだがフェラかよ。ケチな客だな(ほっとけ)と思いながら自分のチンコが立ったのでゴムが封筒みたいなのから取り出されて装着される。

「体位はどうする?」

「まかせるよ」

とうぜん騎乗になると思っていたら、なんとバックを要求された。これに私の方が戸惑ってしまった。バックは苦手なうえに本サロでバックなんて初めてだ。ふつうは一本足正常位か座位か騎乗、この造作でバックにするなら地べたから挿入か?それともソファ上で膝立ちで挿入? 

どうしたらいいか迷ってしまう。女は挿入しない私を見て「好きな体位でいいよ」と言い直してくれ、私は正常位を希望したが、もう手遅れだった。このハプニングでチンコは5部立ちになっていたのだ。それを知らない女は股を開いて私のチンコを受け入れる体制を作ってくれる。5分立ちなのでまともに入らないと思うが、形だけでもマンコに入ってしまえばそのまま膣内で勃起させることはできる…。そうは思うものの、焦っているのと真っ暗で穴がわからないので苦戦する。女が手で誘導してくれるが、穴の位置がわからない。ゴム越しに生暖かいヌメりを感じたので、ここだ!と思って腰を出すも少し外れているのかマンコがきついのか先っちょだけしか入らない。

2~3回繰り返すものの、どうしてもちゃんと入らない。 いちおう先っちょは入っている状態で、ぬめり具合もいい感じなので、そのまま完全挿入完全勃起に出来るはずなのだが。焦りながら指で竿と穴の位置を確認したりしているうちに硬度がどんどん低下して、ついに勃起0%になってしまった。

ダメだよと言って結合解除。終了することに。

ところが。女に「出してあげたいんだよね」と、お姉さんな発言をされてしまい、もうちょい頑張るしかなくなる。フェラしてもらって、お姉さんの頑張りで7部立ちになり、こんどは騎乗で挿入を試みるも、やはりだめ。

それでもお姉さんはフェラで行かせようとしてくれたが、ここまでだいぶ頑張ってもらっている上に、フェラで行くとなるとさらに時間がかかる。これ以上しゃぶらせるのは申し訳ない。てことで終了を打診。女は「疲れてるんだよね。きっとそうだよ」とザ・お姉さんな感じで慰めてくれた。

おしぼりを貰ってズボンをはいて、トークタイム。スノーボードするのかとか聞かれて、ああ、北関東っぽいなあと思った。営業時間を聞くと23時までと言っていた。えらい早いな。終電までってことか。月曜は休みらしい。

さいご、思い切って「本当はお姉さんより年上だよ」と告白すると、「うそ!20代って言ってたじゃん!30代なの!?」と言われる。いや、40代です、とは言わずにそのまま帰ることにした。

出口まで送ってもらって階段を降りて明るい世界へ。現在時刻は16:50。なお、今回の報告書で伏字ではなくキティと書いてしまっているのはキティが有名だからだ。他意はない。そして駅前再開発はパーラー白十字までで、キティやマーメイドは取り壊し対象外でセーフらしい。

いちおう次の報告書270に続くみたいです。



捜査報告書:キティでプレイ10000円也。


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