豊橋で本サロに潜入せよ


2009年5月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:豊橋で本サロに潜入せよ

早速、捜査官が豊橋へ向かった。
なお、以下のファイルはすべてノンフィクションであることに留意されたい


豊橋には本サロがある。以前に、詳細なタレコミを貰ったこともある。しかし、私の中で豊橋といえば「幻のちょんの間」であり、本サロのことはあまり眼中になかった。先日、ついに幻が現実になったので、次は心おきなく本サロへ潜入してみようと思う。


タレコミによると、本サロと同じ場所に、本番可能な韓国エステもある様子だ。私は、エステはあまり興味がないので、今日は本サロでセックスしてみたい。





19時に豊橋の町に着いた。松葉町というところが繁華街なので、このへんを歩いてみることにする。ポン引き、というか客引きが通りに溢れている。キャバクラやサロンが並んでいる。岐阜の柳ケ瀬をショボくしたような感じ。

さて、どうやって本番できるサロンを探そうか・・。間違って普通のサロンに入ったら貴重なスペルマを無駄使いしてしまうことになる。今日はあまり溜めていないのだ。

一通り廻ってみようと思っていたのだが、1軒目の客引きにあっさりロックオンされる。無視して歩くが、客引きの追尾システムはなかなか優秀で、10m追尾された先で、私は彼のプレゼンを聞かされることになった。

しつこかったので根負けしたのではなく、彼が「7000円で抜きますよ。今OPENしたばっかり若い子いてますよ」と、ありきたりな導入トークをした展開した後、「本番もありますよ」とキラートークを発動させたからだ。そんなことを囁かれたら、立ち止まるしかない。

「どこまでできるの?」

「7000円でフェラ抜き。12000円なら本番」と、ひそひそ声で言う。

「女の子はいま1名しかいないけど、30歳でまあまあのスタイルの子ですよ」

「このへんのサロンは全部本サロなの?」

「今は、うちともう1軒だけで、他は普通のサロンです。本番はありません。」

「昔はもっとあったでしょ?」

「去年エステがだいぶ摘発されたんですよ。だから今はもう大人しくなりましたよ」

「すぐいけるの?」

「はい」

むう、とりあえず入ってみよう。

「どうぞ、こちらです」

エレベーターに乗りながら言われる。

「今いてる子、生理なんですが、ちょっと血がつくかもしれませんがいいですか?」

「・・・・はい。」

敏腕営業マンに乗せられた客は、とりあえずハイと言うしかなかった。だってもうエレベーターの扉しまってるし。

入口で12000円を徴収される。

私は、なんとなく腑に落ちないながら、札を2枚出して釣りをくれといった。飲み物を聞かれたのでウーロンをオーダー。


中に入ってびっくり。普通のキャバクラというかパブというかの内装だ。壁やカーテンなどは一切なく、広いフロアにソファが並んでいるだけ。店内は四方がはっきり見渡せるくらい明るい。ここでセックスするのか?今までいろいろな本サロでセックスしてきたが、これほど開放感のある物件は初めてだ。もしかしてぼったくりか?「おっぱいを触るにはあと5000円いるの・・・。ね、ほら触って・・・」とか言われたりするのか?

最も奥にあるテーブルへ案内される。客は私一人だけ。すぐに女がやってきた。やってきたと行っても、さっきから後ろで髪の毛をセットしていた女が3m移動してこっちへやってきただけだ。推定30歳、スタイルちょいむっちり系。ドレスを着ている。お茶と菓子が出てきて、しばらく話をする。

「凄いつくりだね。丸見えだね」

「そう、豊橋はね。ここで本番するのよ。」とあっさり言う女。女にまで押されている捜査官。

「ついたてとかないんだ?」

「そんなことしたら捕まっちゃうよ。パブの許可しか取ってないんだから。じゃあ、始めますか?」

「・・・はい。」

さっきから押されっぱなしの捜査官。これでは私が容疑者ではないか。。

女は「脱いで待ってて」と言って席を立つ。すぐ後ろには、従業員と新たに出勤してきた女がいる。さすがに脱ぐのが躊躇われる。遮るものは何もない。

てゆうか、この状況でセックスするのか?


女が戻ってきた。急いでズボンを脱ぐ。すると女が、「全部脱いで」という。

「・・・・う。・・・はい。」

そこに男子従業員がお釣りをもってやってくる。あの、ご覧のとおり、いまわたくし下半身丸出しなんですけど・・。うやうやしくひざまずかれ、丸出しのチンコのすぐ脇で、1、2、3・・と、慇懃丁寧にゆっくり声に出して千円札を数える従業員。あの、数えなくていいから早く頂戴。

動転気味の私の状況とは裏腹に、女はどんどん仕事を進めていく。「血で汚れるから」と一言いって、おしぼりをソファの上にしく。

お互いが全裸になると、フェラが始まる。女はあんまりセックスしたくなさそうだ。まあ、マンコから血が出てる状態で仕事でセックスしたがる女なんていないか。

チンコが立つとゴムが付けられ、「どんなかっこがいい?」と聞かれる。

どうやって入れよう。抱っこか、片足を立てて正常位、或いはソファから転落するかもしれないスリリングな騎乗位か。わからなかったので正常位を選択する。だが、これが選択ミスで、すぐ横に待機の女と従業員が居てるのが目に入り、チンコが急速に萎える。ローションもなく、しかも血が出ているマンコ。なんて過酷な戦いだ。

チンコが萎えた事に気付いた女は、上体を起こして、手コキを始める。そして、「ここに座って」と言って、私を座らせ、その上から乗っかってきた。

重い・・。そしてあんまりスペルマを溜めてないので気持ち良くない。

すぐ横をうろうろする女と従業員。これはもしかしてサービスの一環としてやっているのか? ほかに客がいれば、このありえない状況に興奮もするのだが、客が私一人となると、どこかにカメラが付いているのではとか、この従業員が実はホモなんじゃないかとか、突然もう1人の女が参戦して3Pになったりしたらとか、興奮よりも疑惑が勝ってしまう。やばい。このままではいきそうにないぞ。

いらぬことを考えず、なんとか集中して行きそうになるが、そんなときに視界に従業員が入り込んで、タイミングを逃してしまう。


散々こすり続けたが、いかない。ギブアップ。



女は、疲れた表情でチンコを抜くと、おしぼりで私の股間をぬぐった。はい、血まみれ。女はさっさとトイレへ行く。放心気味の私は、うな垂れて下を見る。床にはなにやら液体がこぼれている。なんだろうと思って顔を近づけてみると、それはドス黒い血液だった。合掌。



そのあと、どうやって店を出たか覚えていない。久しぶりに脳みそが記憶をデリートしようとしたセックスだった。










捜査報告書:血まみれセックスで12000円也



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