TMA-1報告書


2006年5月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:徳島で裏風俗の捜査をせよ

早速、捜査官が瀬戸内海を渡った



2005.12.XX.AM11:14 機密書類

全ては、1通のタレコミメールから始まった。メールはその日のうちに関係者へ配信されることとなった。



予算が逼迫してる中、海を渡ってまで捜査する価値はあるのかとの意見も有ったが、長官のゴリ押しで予算が確保された。その裏には、娯楽に飢えた輩の皆様からの黒い圧力があったことは容易にうかがい知れる。

かくしてTMA-1計画が発動されることとなった。

計画名:TMA-1
所轄機関:FBI/NSA
機密級別:極秘(NTK基準)
優先度:国家(DX)
参照ファイル:無し
ファイル概要:タレコミ情報より2006年度着手。徳島県内の裏風俗を潜入捜査。




2006.05.XX.AM02:00 スクランブル

深夜2時。普通の人間は気が狂っても真夜中に1000k離れた場所にある風俗へ行ったりしない訳だが、捜査をする人間は、あいにく普通の精神を持ち合わせていない。そう、今回の捜査を担当するM捜査官である。

M捜査官は、財布の中からカードを抜き、代わりに10000円札を5枚ねじ込んだ。そして、弱々しい街灯に照らし出されたアスファルトを30M程歩くと、クラッチがおかしくなりつつある96年式のゼファーに飛び乗ってエンジンを始動させた。

カードを抜いた経緯を説明すると、手持ちの現金が少なければクオリティの高い女の購入が出来ない→熟女率が高まる→捜査官が必死でクンニや挿入を試みる→耳の肥えた輩達も、おもしろい報告が聞ける。ということである。



2006.05.XX.AM08:00 侵入路決定



本州から四国へ渡るには、瀬戸大橋や明石海峡大橋を使用するのがセオリーであるが、橋を渡るだけで5000円という大金を道路公団に徴収されるため、 フェリーで和歌山から四国へ渡るという作戦に出る。M捜査官は、フェリー料金の車輌代を無理やり特殊手荷物・原付で通し、受付と検札を何食わぬ顔でやり過ごした。予算節約のために死力を尽くす捜査官の必死さ加減が伺える。

 紀伊水道を20ノットで航行中



2006.05.XX.PM01:15 敵地にて



北緯:34度4分
面積:191.39平方キロ
人口:267,101人
人口密度:1395.58平方キロ
H18年度一般会計予算:84,510,000千円
姉妹都市:アメリカ合衆国サギノー市・ポルトガルレイリア市 ・中国丹東市
名産:すだち・竹ちくわ・鳴門わかめ・たらいうどん・阿波尾鶏


今回の捜査対象の徳島であるが、町の規模はかなり小さい。駅前の雰囲気は「岐阜」とでも言おうか。

 JR徳島駅前の様子

にもかかわらず、エロの占める割合は実に大きい。繁華街の大半をエロが占拠している。青少年に、都会の繁華街とはこういうものだという間違った認識を与えてしまいかねない罪な町である。

 


捜査対象はチョンの間である。事前のタレコミ情報によると、ここのチョンの間は、大阪のように旅館ではなく、普通の家のような造りらしい。



2006.05.XX.PM3:10 索敵開始

早速、目的地探しが始まる。場所はエロ街の外れだと聞いていたが、発見できない。散々歩いて、ソープの向かいに「社交飲食場」と書かれたプレートを張ったスナックの並びを発見。捜査官のチンコレーダーが反応する。ここで捜査官は、この暗号を、”2号営業なのだが、実は性風俗2号営業であることを暗に言いたいのだろう”・・と解読した。そして、事前調査を終了、徳島ラーメンを食いに行ってしまったのだ。後に明らかになるが、この解読は大変な間違いであった。



2006.05.XX.PM8:00 突入

夜になった。捜査官がエロ街へと進撃を開始する。昼に目星をつけていたスナックの並びへ到着した。が、夜になるとドアの隙間から怪しい赤い光が漏れ出すと、誰もが確信していたその社交飲食場は堅くドアを閉ざしたままである。うんともすんとも言わない。捜査官は思わずひとりごちた。『・・長官!これはただの潰れたスナックであります!』

大失態である!もしかして今は、チョンの間自体が無くなっているのではないか?焦った捜査官は、近くの客引きのおっさんに接近。事情聴取を試みる。

捜査官「この辺に遊郭の跡みたいなものはないですか?」
客引き「あ〜今はないねえ。昔はあったんやわ。10年位前には。秋田町のチョンの間って言って有名やったんやけど」
捜査官「・・どこか本番できるところはないんですか?」
客引き「あ〜。今日はズバリなの?ズバリはソープしかないねえ。23000円くらいするけど」

ガセネタの可能性濃厚


捜査官「それってこの辺にあったんですか?」
客引き「いや、もっと住宅街のほうに」

客引きのこの言葉を最後の望みに、捜査官は繁華街の南側の住宅街へと向かう事にした。



2006.05.XX.PM9:35 レーダー捕捉

繁華街を抜けると、そこは普通の住宅街である。エロの気配など1mmたりとも感じられない。


しかし!次の瞬間、鉄板で怪しいババアの姿をレーダーが捕捉!

<捕捉地点>
http://map.yahoo.co.jp/beta/index.html?m=map;s=25000;p=34/3/23.787,134/33/1.583

明らかに不自然に四つ角に佇むババア。これは間違いなくポン引だ!普通の人間はカモフラージュ出来ても、捜査官のレーダーを欺くことは出来ない!

ついに目標を発見か!

はたして予想は当たった。真っ暗な住宅街にある家の、玄関ドアが半分ほど開けられ、そこからやり手ババアの声がかかるという今までに見たことないシステムのチョンの間が目の前に現れたのだ。

 

OLYMPUS μ DIGITAL で撮影された現場

まずは、この風俗地帯の全体像を把握するため、周辺をぐるりと一周する。店の数は10軒くらいだろうか。全ての店は同じ通りに面しており、看板などは一切出ていない。真っ暗な中から不意に声がかかり、目を凝らすと半開きのドアの向こうに女の顔がわずかに見える。暗くてよく見えないが、女のクオリティは極めて低いと感じ、捜査官は目標発見報告と同時に、それをメールで指令本部へ報告した。

極秘

コレヨリコード
CBXSF/759/ZZR/1400/ZRX/1100
コレヨリホンブン

目標ヲ発見シタ クオリティ極メテ低イ コレヨリ潜入ヲ開始スル

ホンブンオワリ
ソウシンカンリョウ


周辺の道路の四つ角など主要ポイントには女が立って、直引きしている。もっとも、あとで実際に調べたら、本当の意味での直引きではなく、キャッチに近いものだったが。



2006.05.XX.PM10:05 ロックオン

捜査官は、今年に入ってからの捜査では、最も胸をドキドキさせながら、1軒の家の前で立ち止まり、やり手ババアと交渉してみた。なぜなら、その家の前には1目で若いと思われる女が立っていたからだ。

ババアに料金を確認する。30分で10000円という答えが返ってきた。 捜査官に断る理由は見当たらなかった。

家の中に入り、ババアに1万円を渡す。そして、滝井新地を髣髴させる急角度の階段を上がると、そこは4畳ほどの赤い光で満たされた部屋だった。ちゃんと布団も敷いてある。

しばらくすると女がやってきた。明るいところで見ると決して可愛くは無かったが、十分チンコが自然勃起するレベルではあった。

30分の時間があるので、捜査官は女と話をすることにした。女はもともと中国地方の出身で、徳島へやってきてから日が浅く、あまりここらの詳しいことは知らないようだった。歳は捜査官より5歳ほど下と、かなり若かった。


2006.05.XX.PM10:25 暴発、そして撤退

やがてお互い素っ裸になり、セックスを始める。女の舌使いは素晴らしく、ミサイル発射装置は直ぐに角度を付ける事に成功した。だが、捜査官は不安だった。そう、今日は発射装置の調子があまりよろしくないのだ。

案の定、長いフェラチオの間に精密機械の如きデリケートなスカッドB発射装置は仰角を失い、女は焦り始める。

しかし、ココまで来てチンコをいれずに帰還するには行かない。捜査報告書は常にノンフィクションである。嘘や創作は一切ない。 『広末●子似の女の子と恋人気分で楽しくセックスして、その内容を確認しました。ズバリ生本番でした。』などと双葉社の風俗本のように、しゃあしゃあと嘘を書くわけにはいかない。

百戦錬磨の捜査官は、目を瞑り、海綿体に血液を集中させ、勃起させる。しかし!女はここでゴムを取りにいったのだ。インターバルがおかれ、ゴムはかぶせられたが、捜査官のチンコが再び堅くなることはなかった。

捜査官が『暴発するからもういいよ』と自分の右手でチンコを持った瞬間、暴発。彼は人体の仕組みを呪った。


女は一体何が起きたのか理解できず、きょとんとしている。 ゴムを外して説明して、やっと半分理解してくれた様子。いや、半分はわかってない様子でもある。


その後、捜査官はどうやって店をでたのか憶えていない。

極秘

コレヨリコード
CBXSF/759/ZZR/1400/ZRX/1100
コレヨリホンブン

捜査報告書:オナニー逆鑑賞デ10000円也

ホンブンオワリ
ソウシンカンリョウ



2006.05.XX.PM11:00 指令本部決断


本部ヨリ極秘

コレヨリコード
CBXSF/400/ZRCX/400/750/1100
コレヨリホンブン

アリトアラユル手段ヲ用イテ マンコ穴ニチンコヲ突ッ込ミ スペルマヲ発射セヨ

ホンブンオワリ
ジュシンカンリョウ


徳島まで来てオナニーで果てるという大失態。このままでは、輩の皆さんに懲罰委員会で諮問され、チンコを切り落としてケジメをつけろとの判決が言い渡されるのは目に見えている。彼は、その光景を想像して身震いした。


2006.05.XX.PM11:25 再突入

捜査官は、現場から最も近いコンビニへ行き、ペーパー洗顔を買って便所へ直行。便所でチンコを綺麗にし始めた。

そして、オロナミンとリアルゴールドを購入し、一気飲みする。


さらに、非常事態用のカプセル薬を飲み下す。北朝鮮の工作員が青酸カリのカプセルを持ち歩くように、捜査官たるもの、常に勃起促進薬を携帯することを義務付けられているのだ。彼の表情に、その薬を飲む迷いは無かった。

勃起促進薬 H

塩酸ヨヒンビン6mg
硝酸ストリキニーネ0.5mg
パントテン酸カルシウム50mg
反鼻末153.5mg

さあ、間髪いれず2回目の捜査が始まった。

まずは、この地点で佇む女に話しかける。

<地点>
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=25000&icon=mark_loc%2C%2C%2C%2C%2C&coco=34%2F04%2F01.312%2C134%2F33%2F27.583&el=134%2F33%2F01.084&pnf=1&size=500%2C450&sfn=all_maps_00&nl=34%2F03%2F26.363&map.x=253&map.y=254

田舎のヤンキーといった風貌の彼女は、胡散臭そうに、でも極力愛想良く、捜査官の質問に答えてくれた

捜査官「遊べるの?」
 女「遊べるよ」
捜査官「どこで?」
 女「ここから近い部屋 1分くらい」

迷ったふりをする捜査官に、女は「徳島の相場は決まっているから」と田舎者を見るような目で見下した。

セックスが100%ゴム付きになりそうだと感じた捜査官は、「もうちょっと他を見てくるよ」といってその場を離れた。

「なら、その角を左へ。そしたらメインストリートよ」 という声が背中で聞こえた。彼女は毎日ここに立っているという。
メインストリートは1回目の突入で寝た女が立っているだろう。また顔を合わすのもバツが悪い。大回りして、1軒の家へ。やり手ババアの声は聞こえるが、真っ暗で中が見えない。てことは、顔を見られると具合の悪いレベルの女しかいない。ということだろう。大いに結構。



2006.05.XX.PM11:45 カミカゼアタック

玄関へ歩み寄り、ババアと交渉を開始する

「いまなら若い子つけられるよ」

といってババアが目をやった先には不細工な女が座っていた。

年齢:30歳(推定)
体型:中肉中背
髪型:ショート
髪色:黒
化粧:薄い
衣装:ダサい

ただでもセックスしたくないレベルであったが、いまの捜査官に容姿など関係なかった。商品価格が10000円であることを確認し、中へと入る。

捜査官は、やり手ババアに「ほんと普通の家ですね」などと話かけるが、 返事は返ってこない。彼の風貌が若すぎるので警戒されているのだろうか。やり手ババアは「アンタみたいな子が遊びに来るようなところじゃないよ」とでも言いたげである。



2006.05.XX.PM11:58 安全装置投棄

捜査官は、暖房の効いた部屋へ案内された。暑い。布団には電気毛布がしいてある。しばらくすると女がやってきた。やってくるなり珈琲臭いゲップをされ、彼は非常に不愉快な気分になった。

2人の間で会話が始まるが、話が噛み合わない。彼の質問には、まともな答えは返ってこなく、彼女の口からは、自分や他人を蔑む独り言に近い返事しか返ってこない。彼女はコミュニケーションを取るのが苦手なようだ。

これは厳しいぞ。捜査官の顔つきが一段と険しくなった。

フェラーリが始まる。捜査官のチンコは立たない。女は咥えながら、何か喋っているが、彼はその全てを無視する。薬のせいで血液が集中しやすくなっているためだろう。彼のチンコは、ほどなく勃起に成功した。

勃起したのを見計らって、「ゴムは・・・」と女が口を開いたが、

「つけない」と、捜査官は、その続きを遮った。

女はそれに関しては、それ以上は何も言わず、「上になるか下になるかどっちがいい?」と違った質問をしてきた。

「じゃあ上になって」と彼が応えると、「どっちが?」とやり返す女。どうやら本格的に会話が困難な女のようだ。


2006.05.XX.AM0:00 発射

女は、濡れていないマンコに唾をつけ、捜査官は、そこに半立ちのチンコを挿入する。誰の目にも挿入は厳しいかと思われたが、女は上手にチンコを自分のマンコに格納させた。しばらく女は独り言をいいながら腰を振り、やがて射精できそうな準備が整ってきた。

捜査官「疲れた?」

女「・・・・」(返答無し)

挿入したまま正上位へと体位変更する。

捜査官のチンコは一瞬で萎え、抜けそうになったが、マンコはかなり潤っており、彼を安心させた。

捜査官は、膣の中で自分のチンコを再び硬直させる。余裕があれば抱き合ってキスでもして、報告書をより楽しめるものに出来たろうが、彼にそれほどの心の余裕はなかった。何がなんでも射精しなければならないからだ。

女からみたら、必死で見苦しい男だろう。セックスの目的とは・・・。これは我々にとっての、いや、人類にとっての永遠のテーマである。

女はかなり感じており、生膣はかなり大変な状態となっている。捜査官は「どこにだしたらいい?」と白々しいセリフを吐いてみた。

「どこでもいいよ。中でも。」

この日一番の正常な答えが返ってきたようだ。

捜査官は、「ホント?嬉しいよ!」といってピストンを早め、膣の奥深くに、残された僅かなザーメンを放出したのだった。


結合したまま騎乗に戻って、チンコが抜かれた。女は、精液がこぼれないように手を添えながらシャワーを浴びに行った。



2006.05.XX.AM0:30 帰還

シャワーから戻ってきた女と一緒に服を着て、彼は部屋を出た。女と2人で話をしながら(といっても、女が一方的に話し続けていただけだが)出てきたせいか、やり手ババアの態度が変わっている。ニコニコしながら茶を出してくるではないか。入る時とはうって変わって笑顔である。

そのまま2人に見送られ、捜査官は闇の中を駅前に向かって歩き始めた。

岐路、帰還より先に、報告の電文が空を飛んでいった。


極秘

コレヨリコード
CBXSF/759/ZZR/1400/ZRX/1100
コレヨリホンブン

捜査報告書:気合の生結合中出シデ10000円也

ホンブンオワリ
ソウシンカンリョウ



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