天王寺で立ちんぼの捜査をせよ


2007年8月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:天王寺で怪しい女を購入せよ

早速捜査官が潜入を試みた。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



天王寺っつーのは大阪の地名で、その昔、大阪夏の陣で徳川家康が陣を張ったあたりだ。現在ではもっぱら浮浪者と夢見がちなギター少年がいる駅前タウンって事で通っている。

その駅前タウンに、立ちんぼが出現するとのタレコミが飛び込んできた。


捜査当局でも、天王寺が梅田の「泉の広場」と並ぶ有名立ちんぼゾーンであることは以前から把握していた。しかし大した捜査は行われないまま、「現在は立ちんぼは壊滅」とエクセルシートに入力され、以後数年間そのセルが更新されることはなかったのだ。

だが!現実の天王寺は、そうではなった。壊滅どころか独自の進化を遂げた特異な立ちんぼゾーンであることが調査を進めるうちに明らかになってきたのである!


独自の進化とは、下記のようなものである。

・JR天王寺駅構内に立ちんぼが出現する
・昼間から立ちんぼが出現する
・年齢が幅広く、20代〜果ては60代までいる
・昼の部と夜の部に分かれており、昼の間は老婆が出現する
・ホテル街にも立ちんぼが出現する
・天王寺公園内にも立ちんぼが出現する

一部の情報によると、天王寺駅構内には立ちんぼを駆逐するための職員までがいるというのだ。真偽のほどは定かではないが、ここまでいくともはや都市伝説である。(*泉の広場では一時、ホンマに職員がいた)



ということで、捜査すべきポイントは広範囲にわたることになり、

・JR天王寺駅構内
・谷町筋西側のホテル街
・谷町筋東側のホテル街
・天王寺公園内
・JR天王寺駅北側の怪しげなサロン付近

上記の5つのポイントで昼・夜の2回に分けて捜査が行われることとなった。 場合によっては泥沼の長期戦になることも予想される。1回目の捜査は万全を期して週末の午後10時から開始することになった。






某週末。駅前タウンはいつものようにギター少年がいる。駅構内は人が多すぎるので、先に2箇所のホテル街と公園内を調べることにする。

まずは谷間筋西側のホテル街へ。

週末とあって、仲良く歩くカップルが沢山いる。ホテルヘルスも進出しているようだ。案内所まである。

しかし、立ちんぼの姿は見られなかった。公園内も怪しい女の姿はない。


谷町筋西側へ移動する。

手持ち無沙汰に立つ、怪しげなババアが1名。推定年齢60歳。汚い服を着ている。標準レベルの思考を持ったヒトであれば、売春婦どころか、乞食寸前のババアにしか見えないだろう。しかし、捜査官はこのババアが立ちんぼに 見えて仕方がないのだ。ぼーっと立っているように見えるが、よく見るとババアの目は行き交う人間を鋭く観察しているのだ。そして、スーツ姿のオヤジが通る際にはその鋭さが最高潮に達する。むう、怪しい。非常に怪しい。

もしかして浮浪者専門の娼婦だろうか。1回500円で浮浪者に体を売るババアが居ると聞いたことがある。たとえ嘘であってもそんな情報が入ってくるのは嫌だが、捜査官なので仕方がない。

ここでこのババア相手に決死の突撃を敢行するのはまだ早い。他を調査してからだ。西側にもホテルが3軒ほどあるので、こちらを調べてみることにした。

ダサいホテルしかないので、若いカップルの姿はない。と、電柱の陰にカバンを持った女を発見。推定年齢38歳。地味な服を着ていているが、こんな時間にこんな場所に一人で立っている時点でほぼ100%クロだろう。

時刻が24時を過ぎたころから、その数が増え出し、西側エリアで計4名の女を確認することが出来た。うち3人は大陸系の女と思われる。最初に発見した電柱の陰にひそむ女は恐らく日本人だろう。


さあ、こうなればあとはチンコを突っ込んでの確認作業だ。


まずは、大陸系の女と話をしてみる。女は結構強引に営業をかけてきたが、肝心の販売金額については曖昧にしか答えてくれない。「知ってるでしょ」としか言わず、なにか警戒しているようだ。

いったん、離れることにした。

残りの3人に接近してみるが、顔クオリティがあまりにも低く、相当頑張って妄想しなければ勃起しない可能性が高い。

こうなったら、さっきの大陸系女を購入するのが最もよい策だろうと考え、戻ることにした。戻ってきたオレに気付いた女は嬉しそうに俺の体を触ってくる。

もっとも、この女のクオリティも決して高いわけではないのだが・・・。 金額を提示する前に、お金が無いと交渉してみる。すると女は「15000円でいい」という。しかしオレは「ホテル代がかかるから・・お金をそんなにもってない」と濁してみる。

女は「ホテル代は私が出す」と言ってくれた。

女は台湾人で、もともと会社勤めをしていたらしい。話の内容からは、今も働いており、夜は体を売っている様であった。女は自分の市場価値をよく理解しており、もしかしたらもっとディスカウント出来たかもしれない。


女はしきりに私のことを可愛い、かっこいいといってくるので、オレは年齢を5歳若くサバ読みし、『会社勤めをしているが、末端の社員で給料も安く、 生活も大変なんだ、だから風俗なんてなかなか来れないんだ。今日はやっと遊びに来れたんだ』という設定にした。

女は「お兄ちゃん大変ね。でも根性あるから大丈夫よ。こういうトコ初めてでも怖くないよ。大丈夫」と予想通り可愛がりモードに入ってくれた。



直ぐ近くのホテルに入り、早速2人でシャワーに入る。女は自分の体にソープを付けて、ソープランドのように乳を背中に当てながらチンコをいじってくれた。これが普通に気持ちよく、即効で勃起する。


シャワーから出てくると、ベットへ。

私は恥かしいとかウブな少年発言を繰り返し、女はじゃあ電気を暗くしようとかいろいろ気を利かせてくれる。

先輩OLに誘われ犯される新入社員的な設定に、2人とも異存は無かったので、そのままのノリでセックスは進行していく。

フェラ。かなりヘタクソ。しかしそれを補うプレイが待っていた。女はローションを持参してきていたのだ。それをチンコに塗りたくって、弄ばれる。

これがまた普通に気持ちいい。女は感じている私をみて満足そうである。

「このままだといっちゃうから、もう入れよう」と言うと、女は、「今日は生でいいよ。いつもはゴムいるけど今日は生でいい。お腹に出してね。」と嬉しいような嬉しくないようなことを言ってくれた。

しかし、こうなったら捜査官としては生チンを放り込まねばならない。

マンコにチンコを擦り付けて、十分に潤わせてから奥まで挿入する。なかなかいいマンコだ。ローションのヌルヌルと相まって、非常に気持ちがよい。

キュキュっとしまり、亀頭に絡みつく上部のひだひだが気持ちよく、我慢できなくなったので腹の上にスペルマをぶちまける。

ぴゅぴゅっ・・・・


女は私を寝かせ、ティッシュでチンコを軽く拭うと、満足そうに微笑んだ。

その後、女はお茶を入れてくれ、テレビのチャンネルをエロいのから現在の内閣を討議する深夜番組に変えられ、営業マンの心得みたいな話を15分くらいされる。

「お兄ちゃんも仕事大変だけど、笑顔がいいから大丈夫。」と締めくくられ、やっと先輩OLからのお説教が終わった。

約束どおり、女はホテル代は自分で払ってくれた。最初に2万出していたのでお釣りのなかから5千円を私に渡してくれた。フロントの従業員には、その光景はどのように映ったのだろうか。お小遣いを貰うだめんず?

帰り路、途中まで送ってもらい、手を振って別れる。

嘘をついた自分が少し嫌になったが、あまり深く考えないことにした。



天王寺・・・・。次は昼間に捜査に来るとしよう。





捜査報告書:お局OLに犯される新入社員で15000円也


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