高崎でちょんの間に潜入せよ

2010年5月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:高崎でちょんの間に潜入せよ

早速、捜査官が現場へ急行した。
なお、以下のファイルはすべてノンフィクションであることに留意されたい



群馬県の高崎に、ちょんの間があるという。


国家権力による駆逐作戦が行われて久しい関東地方で「ちょんのま」である。普通だったら眉唾ものだが、群馬県という日本国では色んな意味で微妙な位置にポジショニングされている県だけに、なんだか真実味もある。真実味というか、普通にボロいスナックで五十路のババアが出てきて、汚い煎餅蒲団の上で馬乗りになられ、希望しない生ハメを強制される可能性が80%くらいあるといっても過言ではない。

このちょんのま情報はタレコミではなく、北関東の本サロ捜査の過程で入手した情報だ。資料庫から北関東の資料を出して見ていた時に偶然発見したのだ。そこには料亭や居酒屋を模した「ちょんの間」があると書かれている。小さくつけられているMAPには、『本サロまたはちょんのま』という注釈の付いた店舗名が10も記載されている。

興味をひくのは、次のような部分だ

・・店内に入ると、そこには、裏風俗的には面白い空間が広がっていた。そこは、寿司屋のカウンターのようになっていて、まったく風俗店らしい雰囲気はなかったのだ。刺身を並べるようなガラスのショーケースまであり、棚には、酒のビンも並んでいる。・・・・(〜略〜 )それは今まで私でさえも見たことのないタイプの『ちょんの間』であった。

引用 月刊BUBKA コアマガジン (何月号か不明だが、たぶん98〜02年くらいのもの)



さらに、ネットで調べてみると、1つだけ潜入記録がヒットした。同じように、ポン引きを介さなければ遊べない一発屋かちょんの間のような店があると書かれている。ただ、03年の情報なので、いまはどうなっているのかわからない。7年と言えば、幼稚園児が小学生を経て中学生になって自慰行為を覚えてしまうのに費やされるのに相当する時間だ。風俗店が消滅していてもおかしくはない。

最近の風俗雑誌(08年以降のもの)の切り抜きを片っぱしから調べてみる。群馬県の記事を探すと、あった。3行くらいの小さい囲みに「ちょんの間」があるとだけ書かれている。

各種の情報をまとめると、売春居酒屋が1軒あるということではなさそうだ。また、本サロの拡大解釈でもなさそうだ。プレイの流れやプレイ環境は、いわゆる正統派のちょんのまと同等レベルのものと推測される。最近の私の風俗店選びの基準は女の子のレベルではなく、ブルースレベルや特異な空間レベルが基準になっているので、この情報には非常に興味をそそられた。どう低く見積もってもレベル4以上はありそうではないか。はたして高崎のちょんのまはまだ存在するのであろうか。行ってみることにした。


高崎市は、東京から電車で1時間半くらいの距離だ。きっかけとなった雑誌の記事によると、捜査地点は駅前ではなく、飲み屋が多数ある繁華街の方だという。距離は高崎駅西口から1500mらしい。


 このへんか

高崎駅に降り立ったのは22時。GPSを起動させて駅から1キロくらい離れた繁華街を目指す。やがて岐阜の柳ケ瀬そっくりのアーケード街が見えてきた。これが目的地の繁華街だな。

 商店街

客引きが沢山いるが、どれもキャバクラの客引きの様子だ。鬱陶しい黒服を振り払いながら歩き続けると、アーケードの外れまで来てしまった。アーケードの通りと並行して細い路地があるので、そちらに入ってみる。路地裏は、かなり香ばしい店が多い。

 一人で歩くと怖いです

 この店、現役時代に潜入したかった。

 撮影は昼間にしてます。

 スッキリランドは営業中でした。

 この幅で自転車に乗れるのか疑問です。

 椅子がポイントですね。

それらしい店はない。ネットで発見した潜入記録に書かれていた場所も行ってみたが、跡形もなかった。30分くらいうろついたが、それらしいポン引きの姿は見当たらない。2名くらい怪しいおっさんがいたが、特に声をかけられるわけでもなく、ポン引きなのかただのおっさんなのかどうかわからない。ちょんのまではないが鉄板でセックスできそうなサロンもあるのだが、残念ながらずいぶんまえに閉店してしまったようだ。

しかたがない、ポン引き風のおっさんにこちらから接近してみよう。それでダメだったらキャバクラの客引きに事情聴取を試みよう。そんなふうに考えをまとめ、路地を歩いていくと、前方から一人の男がやってきた。アーケードの中にいたのでキャバクラの客引きと思っていたのだが、どうも違うようだ。45歳くらいのおっさんである。そして、このおっさんが探し求めていたちょんのまへの案内人だったのだ。

「どうですか?○○○○ですよ!ここですよ!」

ふと横を見ると、確かに看板が出ている。でも見た感じは普通の飲食店への入り口だ。サロンには見えない。

「ここは何屋さん?本サロ?ピンサロ?」

「本サロ、どっちもある。8000円と13000円」

おっさんすこし笑ってこのように答えた。これはどうしたものか。私はちょんの間に来たので出来れば本サロには入りたくない。でも店のつくりは本サロには見えない。一瞬この場を離れるか迷ったが、このおっさんは人がよさそうだったので、このおっさんにいろいろ聞いてみることにした。

「昔はもっとあったでしょ?むこうに料亭みたいなところとか」デタラメを言ってみる。

「ああ、もう捕まった。昔は12〜3軒あったんだけど、今はもう3軒だけ」

このときの返答の仕方で、だいたいわかる。嘘をついてでも自分の店に入れることしか考えていないか、真実を述べているのか、それを見極める。このおっさんは真実を述べているように思えた。

「看板出てるのはここだけ。あと2軒は看板すら出してないから、つれてってもらわないとわからないね」

「3軒とも本サロなの?」

「そう、3軒とも本サロ。ここがいっぱいだったらそっちに紹介したりとかもしてるよ」

そう言われれば、高崎には3軒しかないのだろう。

「時間は?」

「40分」

ここで遊んでみることにした。若い女がどんなレベルなのかも見てみたい。ただ、13000円は高い。まあ普通に考えたら10000円が相場だろう。ちょうど右のポケットには13000円が入っていた。それを取り出すとちょうどしかないから1000円負けてよ。足代がなくなってしまうよ。とまたデタラメを言ってみる。

おっさんは、それでいいといってくれた。そんな可哀そうなこと言われたら仕方ない・・とか言ってる。嘘だよ。財布にはいっぱい入ってるよ。

「すぐいけるの?」

「23の子つけられるよ」

商談が成立したので2階へと案内される。扉をあけるとそこにあるのは居酒屋である。居酒屋風、ではなく、居酒屋なのだ。テーブルやカウンターには箸と小皿が整然と並んでおり、これから予約のお客様でもいるかのような雰囲気だ。ただ、電気は消されしーんとしている。

そのまま奥の小さな座敷へと案内される。その狭い座敷には布団がしかれていた。なんだこれは!興奮しながらキョロキョロしていると、音楽が鳴り始めた。ユーロビートだ。すごい違和感。

すぐに女がやってきた。若い!20台前半か!なんなんだよ高崎は。茶を飲んで話をするが、ノリが悪い。というか無口なのだ。店のことを聞いてもあんまり答えてくれない。

「じゃ、脱いでください」 「全部?」 「はい」 で、フェラが始まる。おおお!うまい!なんだこれは!この環境で20代の女が生フェラ。妙に興奮してきてそのままいってもいいとさえ思ったが、そういうわけにもいかない。

気持ちいいと言うと口が離れ、ゴムがつけられる。ローションが仕込まれ、「どうするのがいいですか?」と聞かれる。「じゃ、上でお願いします」。この無口な女の腰使いを見てみたい。

マンコにチンコが格納される。おお!締まる!おお!この腰つかい!なんだこいつ!無口な女は喘ぎ声も出さず、黙々と腰を使い続ける。いきそうになったので正常位へと体位変換する。

うーん、さすがに若いマンコはしまる。膣の上の方に亀頭を擦りつけてコリコリ感を堪能して、いくよっと小さな声で申告してから射精した。女は終始無言だった。綾波レイと寝たらこんな感じなのだろうか・・。

すっきりしたと言うと、少し笑ってくれた。でも相変わらず無言なので、帰ることにした。綾波レイのコスプレでイメクラで働いたらきっと指名が殺到するんじゃないか。





店の造りを見る限りは本サロではなくちょんの間だ。看板だけをみると本サロだ。ポン引きを介さないと入店できない部分は一発屋だ。ただし、ブルースは無い。白木屋や和民でセックスする感じだ。

なんとも不思議な店だ。まだ3軒あるそうなので、興味のある人はいってみたらどうだろうか。






捜査報告書:居酒屋でセックス12000円也



リフレッシュトップへ1つ戻る