庄内で本サロの捜査をせよ


2008年1月×日、長官より緊急指令が下りた。

指令:庄内のサロンでチンコを入れろ

早速、捜査官が捜査へ向かった。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい




庄内とは、大阪の地名である。別に都会というわけではない。今まで庄内駅なんて下りたことも無い。でも怪しい風俗店があるらしいのだ。商店街の中にあるサロンでセックスまで出来てしまうというのである。

しかし、庄内て・・。行ったらわかるだろうが、長岡天神や淡路みたいな、ありゃ典型的な阪急沿線の下町ですよ。そんなところにブルース溢れるストリップならまだしも、本サロなんてあるのだろうか。たまたま行った店で成り行きでセックスまで出来てしまったことを、誰かに言いたくて堪らなかったオッサンの戯言ではないのか。



ということで、あまり気合を入れずに17時くらいに出発。地下鉄と阪急を乗り継いでやって来た庄内。大阪の中心部からはそんなに遠いわけではない。



さて、駅を下りると、線路を挟んで東と西に商店街が分かれている。西口を素通りして東のほうへ廻ってみる。こちらからキナ臭い匂いがするのだ。

案の定、サロンを発見。発見までの所要時間約30秒。くるっと廻ってみるが、店は4件ある様子。どの店も、間口の狭い典型的なボックスサロンの様子を呈している。店内から演歌でも流れてきそうだ。



路地に侵入してみる。1軒目は店じまいしているようで、入り口は閉ざされている。2軒目は空いているのだが、店員が居ない。そのまま素通りして3軒目へ。ここは店前におっさんが立っている。

接近してみると、向こうから声がかかった。

「どうですか?」

「ここは何処まで出来るんですか?」

「きっちり最後までサービスしますよ」

「本番は出来ないんですか?」

「いや、まあそれはそういう子もいるかもしれませんけれど。」

「最後まで出来るって聞いて来たんですが。」

「いや〜。そういうサービスのいい子もいてますよ。そういう子を付けますから。私ら、そういう女の子もいるとしか言いようが無いんですよ。」

おっさんは強引なところは無く、信用して入ってもよいように思われた。 そして何よりこんな場末のピンサロで料金が10000円という事自体がおかしい。常識で考えたら4000円くらいが相場だろう。

料金は40分10000円と書かれていたが、「サービスしますから。50分10000円で。」とおっさんに言われる。40分あればセックスするには十分な時間だから、10分のサービスはいらないんだけどな・・。ひと回りも歳の離れたおばさんとのトークはおもんないから、むしろ短いほうがいいんだけど・・。ピアスは3つ開けるのがナウいの?とか聞かれてもさ。

そんなことを考えながら、店内へ。


中は典型的なボックス形式のサロンで、電気が少なく真っ暗である。そして、控えめの音量でノリのいい音楽が鳴っている。おっさんのペンライトの誘導で最も奥のシートへと案内される。

なんだかボッタクリ風味な展開だが、この狭いシートでどんな体位でセックスするのだろう・・と、わくわくしてくるオレ。

ボッタクリであろうが怖いお兄さんが出てこようが、60歳の老婆が出てこようが、最近はあまり気にならない。馴れって怖いですね。



10000円を前金で徴収される。本番は女との交渉になるのか。それともこの10000円に組み込まれているのか。まあ、それもすぐに明らかになるだろう。

やがてマイクで呼び出された女がやって来た。推定36歳のお腹に肉が付いたおばさん。容姿はパッとしないが、性格は悪くなさそうだ。

「飲み物は何にする?」と聞かれたので、お茶を持ってきてもらう。お茶のオーダーは想定外らしく、おっさんがわざわざオレのために用意してくれたようだ。

適当に話を進める。オレが朝から何も食べいないと言うと、わざわざ控え室から自分のお菓子ボックスを持ってきて、イロイロお菓子をテーブルに並べてくれた。オレが風俗店のお菓子について研究しているのを知ってるのだろうか。


本当にセックスが出来るのか不安になってきたので、先手を取って「ここは本番が出来るって聞いたんだけど・・。」と話を振ってみた。

「そう。ホントはダメなんだけど。ここは最後まで出来るの。」と女。



そうとわかれば早速セックスだ。

乳やチンコを触りあって興奮してきたところでズボンを脱いでフェラをしてもらう。パイズリもしてもらう。これが20歳のギャルだったら超興奮するところだが、股間にうごめく物体はどっしりとしたおばさんである。やがてゴムがひゅるひゅるとつけられ、オイルを塗られて抱っこちゃんスタイルで合体することになる。

でかい乳に顔を埋めて、時折女の乳首を舐めながら興奮を高めていく。この体位は自分で動かなくていいから楽チンである。乳首を転がすたびにマンコがキュッキュと締まり、なかなか気持ちいい。

あまり長く抱き合っているのもどうかと思ったので、そろそろ射精することにした。「もうイきそう」というと、女は「私も・・」だと。え?いっしょにイくの?もっと早く言えよ。

タイミング的におばさんが行くにはあと15秒はかかりそうだ。俺のチンコは頑張ってもあと8秒くらいしか持たない。頑張ってタイミングを合わせたが、結局、一緒に行けたのかどうかは微妙なまま終了。たぶん一緒だった。たぶん・・。


推定Fくらいの乳に顔をうずめてのセックスはなかなか新鮮だった。巨乳は好きではないのだが、遊ぶとなるとなかなかいいもんである。

2回戦をするか聞かれる。え?まだするの?もしかして一緒にいってなかった??

「1日1回しか出来ないから」と断る。竿師失格ですな・・。

その後は、携帯番号とアドレスを交換しようと、飲み屋らしい営業をかけられる。



1時間後にやって来たメールには、『次は3回しようね』と書かれていた。




捜査報告書:ブルース溢れるセックスで10000円也



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