ルーマニア人とセックスせよ


2006年×月×日。長官より緊急指令が下りた

指令:ルーマニア人と寝ろ

早速、捜査官が潜入を試みた
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



私が寝た事のある、非モンゴロイドは、スペイン人・ロシア人だけだ。この度、ルーマニア人とセックスするよう命じられた。なぜにルーマニアなのか・・・。

えー、ルーマニア人は大層美しく、尚且つ神秘的で、体のラインも、コーカソイドの中で抜きん出ているというもっぱらの噂だからだ。

ちなみに私はルーマニアがどこにあるかすら知らない。



タレコミ情報によると、大阪に多店舗展開している、Aというグループが外国人の在籍が多いらしい。巷では結構有名らしいのだが、知らなかった。最近、情報誌もチェックせず、ノーマルな店へは殆ど行ってなかったから。

店の名前しかわからなかったので、インターネットで事前調査をする。便利なもんである。これが3行広告なら、こう上手くはいかないだろう。上手くいかないほうがネタにはなるのだが、たまには期待通りの楽しい捜査もいいではないか。


今までの経験上、外国人にはハードボイルドな格好の方が受けが良い。てことで、ハーレーダビッドソンのレザーでハードにキメて出発する。

でも、移動は地下鉄。寒いから。


事前調査のおかげで、なんの迷いも無く、店へたどり着いた。早速、フロントで説明を受ける。

出てきたパネルは10枚程度。金髪のお姉さんばかりで、私好みのスーパーモデル級の女の写真もある。が、その女は、一足早く入ったオヤジ客に取られてしまった。

残されたのは軽く不細工な5人。残念ながらルーマニア人はいなかった。しかし、一人はなかなか愛嬌のある顔をしており、従業員もお勧めだといっている。

基本的に従業員のお勧めは、客のことを思ってのお勧めではなく、自分達の都合でのお勧めなので信用しないのだが、この従業員は嘘を付いていないように思えた。この女の国籍はイタリア。イタリアが決め手となり、決定。

だってなんかお洒落だし。イタリア人と寝たって自慢できそうだし。フェラーリ凄そうだし。



歩いて7秒のホテルへ入り、どの部屋へ入ろうか・・迷うまでも無く205号室しかランプが付いてないし。

真昼間からこの有様。なんと淫らな街、大阪。


部屋は、ありがちなホテルの一室。ピンクローターが700円で売られている。ローターも安くなったもんだ。いっとき、ローターを売ろうと思い、大量に仕入れたのはいいが、結局、不良在庫となって部屋の片隅のダンボールの中で眠っている。どうでもいい話であるが、今でも捨てるに捨てられない。(欲しい人メールください。マジであげます)


しばらく待っていると呼び鈴が。

扉を開けると、金髪の女が立っている。あまり好みではなかったが、明るい女だ。有線から流れる音楽に乗ってケツを振っている。日本語の勉強をしていたとかで、言葉も上手だ。


服を脱ぎ、シャワーへ。早くもチンコは半立ちに。

シャワーを済ますと、ベットへ移動する。アグレッシヴな愛撫とでも言おうか。アジア女とのしっぽり系の雰囲気でなかったことは確かだ。チンコを指で激しく弄られる。

しかし!フェラーリなし。

E? イタリアと言えばフェラーリの本家本元では無いのか?

伝統の跳馬ではないのか?

当然、世界最速の口撃&至高のフェラーリサウンドを体感できると期待していたのですが!?

”さすがはイタリア娘、5秒でオレのシフトはトップギアだ”って書こうと思ってたんですが!?

このレベルの容姿でフェラ無しでは、残念ながらチンコは自然勃起しない。 焦るとマズイ。とりあえず横になって心を静める。イタリア女は『どうしてほしい?』と聞いてくる。私は、マンコを舐めて興奮しようと思ったが、触られるのが嫌みたいで、あからさまに避けられる。

最悪ですね。イタリア女。これが狩猟民族というものなのか。文化の違いとは恐ろしいものである。


しかし、私もリフレッシャーのはしくれ。黙って目を瞑り、海綿体に血液を集中させる。

見事に勃起。この農耕民族の忍耐力と奉仕精神を見習って欲しいものである。

さあ、勃起したら当然セックスだ。予想通り、イタリア女の方からチップ付きでセックスを誘ってきた。私はとりあえず5千円を提示。本来なら1円も出したくない相手だが・・。

しかし、このイタリア女、交渉に応じない。5千円なら本当に手コキで終わらせる気のようだ。仕方なく、1万円でOKにする。半ば開き直りである。さっさと済ませて帰りたい。途中で追加料金を提示され、特別プレイをするのは大嫌いだ。どうせなら最初から提示して欲しい。もし、ここで断ったら、プレイ続行が不可能になるではないか。自分の性格上、断る=シャワールームへ直行。となるからだ。チンコが立っていたら、殆どの男は首を縦に振ると思っているのだろうが、 射精しなくてもいいと思っているオレには、全く通用しない。(捜査活動以外で、気持ちよくないのに射精して帰る場合は、一生懸命な女に対して申し訳ないと思うからである。)

コンドームを合計3個も使用してなんとか装着。(このヤケクソ具合が伝わりますか?)萎えないうちにマンコに放り込む。


肉壺の感触・ビラビラの具合を確認する。う〜ん・・いまいちかな。なんていうか、腰から太腿にかけての骨格というか肉付きが、自分の骨格とマッチングしないんですね。

柔らかいチンコなので、イタリア女も気持ちよくないだろうと思っていたのだが、演技ではなく、本当に感じており、『オーベイベ、イキソウ・・ダキシメテ』とか言っている。

そのまま正上位から抱き合ってピストンを早める。女のいい匂いをかげば興奮度も高まるのだが、肉食の欧米人は、体臭があまりよろしくない。

とりあえず気合でチンコの硬度を持たせて、イタリア女にはイってもらう。

イタリア女はのんきに『イッタ?』とか聞いてきた。イってねーよ。私は無言で体位変更に移る。挿入したまま騎上位にしようとしたが、体位変更中にチンコがポロッと零れ落ちた。

もういいと言おうと思ったが、イタリア女は手コキを始める。無理やり射精。あ〜、気持ちよくない。苦痛だ。気持ちよくないのだが、行く瞬間の0.2秒くらいだけ気持ちいい。


人体の仕組みを呪った。

と同時に、なぜこの女相手に射精までしたのか・・さっさと帰って他の女とセックスしたらよかったと少し後悔した。



捜査報告書:気合で立ててセックス、総額26200円也


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