2009年4月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:熱海温泉で一発屋に潜入せよ

早速、捜査官がビオレ洗顔フォームを持って熱海へ向かった。
なお、以下のファイルはすべてノンフィクションであることに留意されたい


温泉街紀行、次のターゲットは熱海温泉。有名な温泉なので説明は不要だろう。そして、有名なのは温泉旅館やホテルだけではなく、風俗もそうだ。ストリップやソープランド、ヘルスまである。

もちろん裏風俗も健在だ。熱海温泉には一発屋が存在する。これまた有名な話だ。その一発屋の歴史は古く、リゾート裏風俗の定番としておっさん連中の間では認知されている。加賀温泉郷の関東バージョンといったところか・・。ただ、近年は相手となる女のババア化が著しく進み、定番じゃなくなりつつあるみたいだ。

ということは、四十路以上の湿気たババア相手に、捜査官が「お姉さん綺麗ですね。すごく興奮します。」とおべんちゃらを言い、ションベン臭い乾いたマンコをぺろぺろして潤わせ、ラテックス保護膜なしのチンコを放り込んで、目を瞑って歯を食いしばって膣の奥深くで粘度2000cPくらいの濃いスペルマを発射するという、輩の皆様が大喜びする展開になることが十分に予想できる。


はたしてシケモクババア相手の気合いのセックスは実現したのであろうか。



熱海温泉一発屋の情報は、事前にネットで収集してある。ストリップ小屋付近でポンひき婆が出没するとのこと。相場は15000円〜20000円くらいのようだ。各種の情報は信憑性も高く、一発屋は確実に存在するようだ。最近頻発しており顰蹙を買っている「行ったけどガセでした」という報告書にはならないだろう。。でも、女の年齢だけはガセであって欲しい。サプライズで20代が出てきて欲い・・・(切ない希望)。


激しい雨の降る週末。まだ人通りも少ない早朝。お風呂セットとともにバイアグラや予備バッテリー、マップをマシンに積み込み、エンジンを始動させる。ルートは、名阪国道からR23バイパスを通って、浜松からR1バイパスで静岡県をスルーすることにした。きっと高速は1000円効果で渋滞するだろうから。予想走行距離は片道約500キロ。



バイパスから富士山が見える。いつ見ても興奮する。フジヤマ・ゲイシャ・シンカンセン。芸者はセックスの対象となるババアにしか思えないこの頃。

沼津を過ぎると東海道一の難所、箱根峠がやってくる。この峠を越えるのに普通は箱根新道という有料トンネルを使うみたいだが、オレは当然のことながら箱根峠を攻める。

 オンボード映像。なにわナンバーVS湘南ナンバー(笑

雨が降って路面状態が悪かったので、反対車線で1機スピンして自爆してました。ありゃもう廃車やな。スピードは控えめに・・。



さて、そんなこんなで伊豆半島を越えてやってきました熱海温泉。

 駅前の様子

来るのは初めてなので、まずは街を把握するところからスタートする。ううむ、かなり広い。まったりできる温泉街ではなく、かなり観光地化されてますな。ハイカラという言葉がぴったりくる街だ。

 ソープランドがあります

ソープランドがある。なかなか綺麗な建物だ。

 ストリップ劇場

ストリップを発見。ポン引きらしき姿は見えない。時刻は22:00。さあ、どうしよう。

裏風俗と一口にいっても、こういった一発屋や立ちんぼの捜査が最も難しい。なんせ、生きて動いている人間をはるばる遠くからやってきて数時間の間で探すわけだから、タイミングが悪ければ遭遇できない時もあるだろう。本サロやちょんの間のように店があるのなら、店を発見さえすればあとは行くだけで済むのだが。


こうなったら、長期戦を覚悟しなければならない。だがなんとか今晩中に片づけてしまいたい。一人で熱海温泉で逗留なんてしたくない。

しばらく考える。

熱海は広い。ポンひきが出没しそうなエリアを1つに特定することはまず不可能だ。だから 1か所での張り込みは無意味だろう。ポン引きが出没するとしたらソープランドの近辺・駅のロータリー・ヘルスと思われる風俗店の周辺・ストリップの周辺。この4か所だ。

採った作戦は、ちり紙交換よろしく車で回ること。

1周目。続いて時間をあけて2周目。いた!たぶんいた・・・。1名か、2名か。不自然に立つババアと、不自然にうろつくおっさん。怪しい。パーキングにマシンを止めて、歩いて行ってみることにした。




桜の花びらが落ちる橋のたもと。恰幅のいい婆が立っている。こいつは間違いないな。よし、接近だ。

ホリエモンみたいな四角い骨格のババアに近寄ると、「兄ちゃん、どこいくの?飲みに行くの?」と声をかけられた。

「遊ぼうと思ってるんだけど・・」と言うと、

「ああ、遊べる。12000円できっちりするよ。でも兄ちゃん若いなあ。いくつや?今いてるのは32歳や・・」

いてる女の年齢がオレの年齢とマッチングしないようで、ババアは歯切れが悪い。32歳っていうのもたぶん嘘で、おそらく42歳くらいじゃねーのか?

でも、そんなことは想定内だよホリエモン。12000円と、事前情報より安かったこともあり、これはお買い得だ!今が買いだ!と自分で自分に言い聞かせて売買を成立させた。




歩きながら婆としゃべる。よくしゃべる婆だ。同じ場所で28年立っているという。年齢から孫や娘の話まで一人でしゃべり続ける。こうやってべらべら話をするから、ネットでこの婆の個人情報が晒されているらしい。先日も、九州から来た観光客に、『○○○さんですか?』と聞かれて驚いたという。なんで知ってるのかと聞くと、『インターネットで調べたら、ここで○○○というポンひきが立っていると書かれており、それで来た』という。すごいね。ホリエモン。時の人だね。



こちらの質問にはすべて答えてくれる。在籍する女が3人であること。相手の女性は人妻であること。夕方から24時くらいの営業であること。昔は20人くらいの女がいたこと。最近は不景気で暇だということ。などを聞くことができた。

ババアが一人で喋っている間に、オレは勃起促進薬を取り出して舐める。即効性を持たせるために、錠剤を粉末にしているのだ。こんなものを持っていて、もし職務質問されたら5時間は覚悟しなければならないだろう。「違います、これはEDの薬です。これからシケモクとセックスするからです」と主張しても警察官が信じてくれるとは思えない。真似しないように。

結構な距離を歩いて、町はずれへやってきた。ババアに連れられてボロボロのマンションへと入っていく。ここが秘密のやり部屋になるようだ。



エレベーターで上階へあがり、ひとつの部屋の扉が開けられた。オレが中へ入ると、玄関の床が抜けて、左足が床に埋まってしまった。これは本当の話だ。

足を抜きながら前を見ると、推定33〜38くらいの女が笑顔で立っている。意外と若いな。女は不細工ですっぴんだったが、愛想は良さそうで安心した。床を壊してしまい怒られるかと思ったが、大丈夫?とニコニコしながら声をかけてくれた。

浴室はあるがシャワーは浴びず、すぐにプレイが始まる。お互い裸になって、オレは布団に横になる。ウェッティもなし。軽く手コキされてチンコが立つとゴムがかぶせられ、フェラが始まった。そして流れるように騎乗でIN。セックステクはなかなかのものだ。角度を変えて激しく動かれる。マンコの塗れ具合も良い。

しかしオレのほうは、溜まっていないのと、薬を飲んでいるのと、相手が可愛くないのとで、全然気持ち良くない。まずい。これはまずいぞ。

正常位に体位変更。やっぱり気持ちよくない。やがて女が「いくっいくっ」と露骨に言ってイった。マンコが締まるかとおもったが、とくに締め付けられることはなかった。

このタイミングで、「いかないかも」と言ってみる。

女は、にっこり笑い、「ど〜れ、まあ寝てみ。」と、親分肌な事を言って、オレに寝るように指示した。なんて優しいんだろう。いや、優しいというか、ああ、そうか江戸っ子っていうのか。そういやここは東京圏内だったんだ。(こういうのを江戸っ子て思ってます。違う?)

今度は後ろ向きで上に乗られ、ピストンされる。上手だ。スマートなピストン。ギリいきそうになるが、タイミングを逃していかない。薬を仕込んでなかったらいったのに。くそっ。薬仕込むんじゃなかった。

伝家の宝刀を鞘から抜いてもいいか打診してみるが、遠まわしに拒否の意思表示をされる。

「ごめん、今日はだめだよ」というと、女は「じゃあ手コキでしてみよっか」と提案する。

もう断りたいが、断ったら駄目だという強迫観念が出てきて、プレイを続行することにした。フェラしてもらって、いきそうになったら、大急ぎで飛び乗ってもらい、中で出すことになった。もうこんなのはセックスではない。そこまでして射精してどうなるのか。ああ、つらい。 いったいオレはこの女と何をしているのだろう。素っ裸で。滑稽だな。女には申し訳ないが、そんな気持ちになった。

フェラ。だめだ。これは飛び乗ってもらうどころか行く気配がない。どうしよう・・・。



言う事を聞かない息子のために、二人で再び話し合いがもたれ、ローション手コキすることになった。

しかし!!いかない。薬を摂取しすぎたか。チンコの感覚がなくなってきた。股に挟んだ棒のようだ。

女が一生懸命に手コキする。


くちゅくちゅくちゅ・・・・・
数十秒に渡って湿音だけが響く。

オレは目をつぶって歯を食いしばって、いくことに集中する。女は手コキに集中する。お互い真剣な表情だ。



くちゅくちゅくちゅ・・・



「ああ〜〜!!いくいくっ!いくっ」

輩の皆様に対する精一杯の行為として大声で叫びながら発射。


後始末はウェッティで。しばらく話をしてから帰ることになった。制限時間は特に決まっていないようだ。

マンションから出ると、一人の若い男に会釈をされた。これもポン引きか?

もしかしたら俺の大声での断末魔を聞かれていたのかもしれない。




温泉データ

熱海温泉

開湯:755〜765年頃
源泉温度:℃
湧出量:18,000L/分
PH値:
泉質:ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉
アクセス:鉄道 - JR東海道新幹線熱海駅/車:東名高速道路厚木IC・沼津IC

参考:熱海市観光協会








捜査報告書:ローション手コキで12000円也



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