難波で怪しいポン引きと交渉して女を購入せよ


2006年2月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:難波の立ちんぼゾーンを潜入捜査せよ

早速捜査官が潜入を試みた。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



雪がちらつく寒い夜。京の都では、雪が降れば、その趣ある世界を楽しむこともできようが、大阪では雪が降っても情緒の欠片もない。汚い街が、汚れた雪でより一層汚く見えるだけだ。

さて、大阪市の寸評が終わったところで本題である。今宵は難波での捜査活動である。難波周辺のエロスポットは一通り調査済みで、これといったタレコミ情報もない。裏風俗通の間でも、難波の話題が出ることは、まず無い。

しかし、あるメールがきっかけとなり、難波周辺の再調査が行われることとなった。1回目の調査は15時に行われ、「捜査対象なし」の結果であったが、このとき寂れたラブホテルがあることを確認。寂れたラブホ街には必ずポン引きが徘徊する。潰れそうなホテルが潰れないのは、需要があるからだ。

1回目の結果を持って、2回目の調査は23時に行われたが、怪しいポン引の姿は確認出来なかった。これにて調査終了と思われたが、表風俗店が何軒かあるので、これらが閉店してからでないと、裏の出番は無いのかもしれい・・との仮説を提唱した捜査当局。

そして3回目の調査に乗り出した。どうも何かありそうな雰囲気なのだ。捜査官の勘である。万全を期して深夜2時に現場へ。

果たして仮説は真説となり、立ちんぼの姿を確認するに至った。なんという繁華街の棲み分けか。



場所は「笑って見送れ最終電車」のキャッチで有名なサウナから、歩いて50mくらいといえば参考になるだろう。細い路地への入り口に、妙齢の立ちんぼが出現するのだ。また、そこから一筋入った四つ角近辺でも2名ほどのオバハンポン引きを補足。

捜査官の立てた潜入作戦は、まず最初の四つ角で妙齢の女に声を掛け、遊びの交渉をする。それに失敗すると、さらに奥に入り、菅井金似のポン引きに声を掛け、遊びの交渉をする。というものだ。

遠目に妙齢の女が立っていることを確認。妙齢といっても明らかにオバハンである。サラリーマンにしか声を掛けていない。オレはスーツを着ていないので、向こうから声を掛けてくることはなかろう。



たちんぼの前をゆっくりと歩いてみる。案の定、接近のみで声は掛けられなかった。目を合わさずに奥へ進む。次の角にはババアが立っている。 ここで、向こうから遠慮がちに声がかかる。オレは足を止め、『遊べるの?』と言ってみた。

ババアは『泊まるとこ?』と聞いてきた。

『遊べるとこ』と応える。

ババアは『ここらのヘルスは12時で閉まるから』などと的を得ない答えを返してくる。

ババアは、どうもオレのことを試しているようだ。あるいは風俗初心者であると思っているのかもしれない。それはそれでよかろう。

そして、ババアは、オレの先に立って歩き始めた。歩きながら、どんな遊びがあるのかを聞いてみる。

ババアは、やはり曖昧にしか答えない。若干、ぼったくりが気になり、『ここで遊べるという情報を聞いたので・・』と言ってみる。

ババアは笑いながら、『何処で聞いたん?』と言い、思い出したように『ここらはボッタクリはないから・・・』と付け足した。

恐らくボッタクリは無かろう。ババアの阿弥陀如来のような落ち着き払った態度は、オレにそう思わせるに十分だった。とんでもない不細工や老人が出てくることをボッタクリと言うのなら、そうなるのかもしれないが。

ババアは途中の自動販売機で120円を投入し、『好きなん押し』と言ってくれた。ババアと風俗嬢とゲイの人に気に入られるのは得意だ。



やがて1軒の寂れたホテルの前にやってきた。ババアはずんずん中に入っていく。いまだプレイについては何の説明もない。さすがにここで金を払ってしまうのは気が引けた。

フロントで部屋代を払うことを拒否するオレ。しかしホテルのフロントは、とりあえず部屋へ入ってもいいと言ってくれた。どうやらこのババアとは知り合いのようだ(当たり前か)。

部屋に入ると、ババアは『部屋代はな、払わんとアカンから』と言い、ややあって、『そうか、お金だけ取られたら怖いもんなあ・・私が払とこか?』とまで言い出すではないか。

リフレッシュ人生初のホテル代向こう持ちが実現しそうになったが、ババアに申し訳なかったので、ルーム代の3000円を財布から出して渡した。


ここでババアからプレイ内容の説明がある。

『もちろん本番。払う金額によって内容と時間が変わる』という。

『いくつ位の人が来るの?』

『若いのはおらんよ』

まあ、そうでしょうな。

『いくらくらい出せるの?』

『1万5千円』と応える。妥当なラインだろう。

ババアは、『わかった』といい、どこかへ電話を掛け始めた。

電話を切ると、『来るまで私ここにいたげるから。』とタバコを吸い始めた。

どうも本当に心配されてるようだ。これはこれで好都合。待っている間、ババアにいろいろ聞いてみる。

難波には、ポン引きはこのババアくらいしかいないという。何年来の常連客もいるそうだ。そしてババアは、昔はラウンジのママだったそうだ。人生いろいろである。


しばらく待つとノックが。入ってきた女をみて、驚いた。そこには予想を裏切る美しい女が立っていたのだ。年齢は40くらいか。髪型や身だしなみがイケているので、実際よりは若く見える。体も、腹は出ておらず、元ソープ嬢っぽいオーラを出している。だが、愛嬌は今ひとつ。仕事をこなして帰ろうという心が言動に見え隠れする。

でも、それを少しでも楽しいものにして、オレのチンコの思い出を女の脳裏に焼き付けるのがリフレッシャーの勤め。

お互い服を脱ぎ、シャワーを浴びると、女が事務的にプレイと料金の説明を始めた。1万5千だと、口でのサービスが無いらしい。あと1万円で口でのサービス&時間も長くなるという。ボッタクリなみの強引な営業だ。

1万円はさすがに高い。合計2万5千円もこの女に出すのは気が引けた。失礼ではあるが、2万5千円出せば、もっといい女ともっと楽しいセックスが出来るのだから。

『お金がないので5千円しかだせないよ』と言ってみる。

女は『じゃあ時間は変わらないけど口のサービス有りね。お金は今頂戴』とあくまで事務的である。

さあ、ココからが本番だ。楽しいセックスにするためには、ひたすら甘えておこう。年齢もだいぶサバ読んだし、可愛がってもらうとしよう。

この女、テクが素晴らしい。明らかに経験者と思われる指使い、乳使いだ。 舌使いはヘタクソで、体全体の使い方と、指の使い方が上手い・・これすなわち、ソープでの経験があることを確信。

チンコが堅くなると『上になれる?』と聞かれる。

正上位で挿入だ。女は、挿入時に手を添えてくれた。『あ、もうちょっとこっち』とか言ってる。オレも調子に乗って、挿入地点が分からないウブな少年のふりをしておく。あ〜楽しい(アホ)。

挿入して10往復もすると声も大きくなり、汁が大量に出てくる。

しかし!さすがは手練。その後は極めて冷静であり、本気で感じてるのか 演技なのかわからない。チンコの角度を変えてみるが、反応は変わらない。むう・・・・。

それなりに出し入れを味わい、そろそろ時間かという頃。言うまいか迷ったが、『もうイってもいい?』と久しぶりのセリフを吐いてみた。女は、なんともいえない表情で笑って頷いた。もしかして、こっちが演技してるのもバレてるのだろうか。

でもいいや。楽しいから。

イく瞬間は、女もそれなりに声を出し、『イク〜っ』と感情のこもっていない声で応えてくれた。チンコを抜くと同時にアラームがなった。我ながらすばらしい時間配分だ(アホ)。

シャワーでチンコを洗い、帰り支度をしている最中、女は顔を合わさずに、『よかったら、また来て・・・』と小さい声でいった。語尾は聞き取れないくらい小さい声になり、言ったことを後悔している様子でもあった。

オレは『今日は楽しかった。ありがとう。また溜まったら来るね』と返しておいた。

ホテルを出ると、女は手を振って、闇に消えていった。ほぼ同時に、ホテル目指して、向こうから歩いてきた若いカップルとすれ違った。幸せそうなカップルに見える。

このカップルには、我々はどのように映ったのだろうか。




捜査報告書:オバハンとゴム付きファック、総額23000円也



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