水戸で一発屋の捜査を行え


2017年5月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:水戸で一発屋を探せ

早速、捜査官が現場へ向かった。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい


そろそろスペルマを発射しないと流れ的にまずい。ファイルナンバー234、235、236が不発ときて、今度こそ本当にスペルマ発射があるらしい。 スクロールバーを見ていただきたい。文章量が明らかに多いのがお分かりいただけよう。これは 恐らくスペルマが発射されるべき事象が起こったということだ。 場所は水戸。納豆と水戸黄門の街だ。黄門だけにアナルの町とかそういうしょうもない事を書いて文字数を稼いだいりはしていないから安心してもらいたい。

本当はこの水戸の前に、神栖と玉戸と平と小名浜の裏風俗を調べているので、そのファイルを挟んでやろうと思っていたのだが、 自分で書いたファイルを読み返してみたら全く面白くもなんともなかったのでアップするのを辞めた。 非合法なスペルマを発射しないのであれば、それはXファイルではないのだ。




さて・・・。


事前の下調べでは水戸駅の近くがエロゾーンらしい。 住所でいうと大工町という場所に飲み屋とピンサロなどが集まっている。 R50を隔てた反対側には天王町というソープ街もある。水戸駅からはざっと2キロくらい離れているだろうか。

ソープ街の方には裏風俗の情報はない。 大工町のピンサロは本サロであるという15年近く前の話があるが、最新情報によるとピンサロ自体が2店舗しか残ってないようだ。 これはネットで調べたところ本サロではなくノーマルだと判明。 あとは千葉駅南口の援交とエースミュージックの生板だが、これもとっくの昔に浄化されている。

ではなぜ水戸にやってきたのか。それは大工町の一発屋だ。

なんでも、セロリのハローグッドなんとかという謎のブログで「本サロがある」と書かれていたからだ。 ただの本サロなら驚かないが、読めばこれは業態的に一発屋なのだ。 しかも出てくる女が中国・台湾・韓国以外の外国人で、具体的にはタイ人を買ったとある。これは行くしかないだろう。

この道の両側がエロゾーン。

18時に現場に到着。さっそく下見を行う。 繁華街の範囲はさほど大きくはなく、飲み屋が中心のようだ。時間も早いので閑散としている。 怪しい人物がいないかぐるっと確認して下見を終了。

マクナル。

マクナルで時間を潰してから21:45に再び大工町へ。 路の両側の店舗には、ネオンが全開で点いている。この街はキャッチが合法のようで、その中で黒服がそこかしこで客を引いている。 いい時間配分だな。

さっそく飲み屋の黒服と話をするが有益な情報は得られない。 黒服は無数にいるので次々と話をするが、ぜんぶ飲み屋の話だ。 埒が明かないので適当に振り切ってゲートのある辺りまでくる。 ここらへんがいわゆるポン引き一等地になると下見で睨んでいたところだ。

 水戸のエロゲート

案の定、うさんくさそうな奴が複数立っている。もっとも怪しい50歳くらいのマスク姿の男と話をしてみることにした。

近づくと「今日は?」と向こうから話しかけてきた。私が「飲み屋?」と問い返すと、「はい」との応え。 しかしこのおっさんはフリーのキャッチに見える。きっと性風俗も管轄しているはずだ。 そう思って、1分ほど会話すると、「抜きもある。40分10,000円で本番もできる」との話を引き出すことに成功した。 10,000円は安い。この金額はエンドの額だ。本番デリヘルの仲介ではない。これでやっとまともな報告書が書けそうだ。

男は強引なところはなく、どちらかというと周りを警戒するような感じで、「でも外国人」と続けた。 「中国人か?」と聞くと、違うとのこと。そして「白人が多い」と言い出すではないか。今ならロシアと日本のハーフがいるとまで言った。

この発言にこちらは若干興奮しながらも、他に店があるのか、ピンサロは本番出来ないのかなども念のため確認しておく。 しばらく話をして、最終的に「女は数人は出勤している。全員顔見世をする。気に入らなかったらやめてもいい。もちろんお金はプレイが決定してからでいい」 との条件でこの店に行ってみることになった。

店までを男と一緒に歩く。この一帯は3年前にイミグレーションが入って、多くの一発屋が廃業したという。 男はその時は捕まらなかったのだが、パクられるのが怖くなったのでその時に足を洗ったそうだ。 今は男のいた店もオーナーが変わって別の人間になっていると言っていた。 しかしながら、私みたいな物好きな客がたまに来るので、その時は店を紹介しているのだという。

やがて雑居ビルの前へとやってきた。ここらしい。

 昼間の周辺の様子

階段で3階へ。何も書かれていない扉の前で男はおもむろに立ち止まると、ドアを少しだけ開けて「おーい」と中に声をかけた。

誰も出てこないが、 中は赤いランプが灯っており、その中で刺激的なラーメンの匂いが漂っている。 私はこれがタイラーメンの匂いであるとすぐに気づいた。パクチーの匂いだ。

そばにはモニターがあり、階段が映されている。ビルの通路や階段に隠しカメラが付けられているのだ。責任者(ママと呼ばれている)が外出しているらしく、 男が電話で戻ってくるように言っている。ママを待っている間に話をする。

なぜ白人がいるのかと聞いたら、「なんでだろうね、なぜか白いのが集まるね」と答える男。 オーナーが変わったから今はどうかわからないが、昔は白いのばっかりだったらしい。オーナーは手配師でもやっていたのだろうか。 こんなところで白人や東南アジア人とは、私の知っている方程式や売買ルートには当てはまらないが。

そのうちにママと呼ばれる小太りのババアが来ると、男は約束通り「顔見てからだから」と念を押すように言い残して去っていった。 私はババアについて個室へ。さっそく顔見世が始まるようだ。

奥にはベニヤで仕切っただけであろう個室が5〜6個あり、赤い光で満たされている。 その1個づつに商品となる女が格納されているらしい。ザ・売春窟といった光景だ。

今は3人の女が出勤しており、順番に顔を見せてくれた。

一人目は推定37歳のショートカットの女。

「コンバンワ」

「あ、はい、次お願いします」

二人目は推定41歳のロングヘアの女。

「コーバンワ」

「あ、はい。次お願いします」

三人目は推定35歳の不細工。

「コバンワ」

「あ、はい」

おかしい。これはどうみても全員が中華系の女に見える。 ババアに国籍を聞いてみると「台湾」と返ってきた。

やってしまった。これは私が大嫌いな支那エステだ。先ほどまでのワクワク感は一気になくなり、ここでスペルマを出すのが勿体なく感じてきた。 どうしようか。顔見てやめてもいい約束なので、帰るか? しかしスペルマの処理をどうする? 今からまた土浦に戻っても間に合わない時間だ。水戸のソープは下調べしてないから行きたくない。 一連の流れから生殖器はもう今晩必ずスペルマを出すという気分になってしまっている。ここで明日へ繰り越したら暴動がおこる可能性もある。 ピンサロ行ってみるか?でもピンサロ行って出すならここで出した方がいいんじゃないか?可愛くはないがサービスは良さげだし。一応一発出来るわけだし。

大脳と生殖器の緊急会議が長々と行われるが結論が出ない。 とりあえずババアを連れて入り口付近まで戻ってプレゼンさせることにした。 バケモンしかいなかったら、それはそれで使命だと思って何も言わずに寝るが、3人のうち2名はまあまあ、下の上〜下の中くらいのクオリティなのだ。 これはじっくり特徴を聞いてプレイするか判断したい。

ババアは利発な女で、間髪入れずに格納庫を指さしながらセールストークを繰り出してきた。

「1番は人気ある。おっぱい大きい。でもいま指名入ったからお客つく。だから時間待つ。2番は人気ある。指名多い。おっぱい一番大きい。サービスいい。 3番は胸小さい、でも年齢いちばん若い」

非合法売春宿の1畳ほどのスペースに格納され番号で管理されている女、それを日本人客が購入する、と書けばその筋の人が発狂しそうな話だが、 現在の日本の外国人売春というのは、この大陸エステが主たるものなのだ。 日本の温泉街で東南アジアの外国人が強制売春させられている、日本は人身売買対策後進国だと論じる人は、この現状をもっと知った方がいい。 そして大陸エステには被害者意識をもった女がいないということも。警察や入管に捕まり、この売春生活から解放されることこそが彼女らにとって最大の被害なのだから。

商魂逞しい中華民族のプレゼンをぼんやり聞いて、2番が最もサービスがよさそうで、顔もましだったので、とりあえず2番でプレイしてみることにした。 昔の私だったら、どこに白人がいるんだと男に文句の一つでも言いに行ったかもしれないが、もうそんな歳でもないのだ。

料金は40分10000円、60分15000円。まあ、時間なんか関係ないんだけど。 福沢をママに渡すと女のもとへ。2番の格納庫の扉が開かれると女は大げさに喜んでくれた。まあそうなりますわな。

中は狭いながらベッドや棚がありヘルス様の造りになっている。 話もそこそこにさっそく服を脱ぐ提案をされる。シャワーがあるらしい。女が靴下を脱がすのを手つだってくれる。 予想通りサービスがよさそうだ。

タオルを巻いてシャワーへ。そしてここで女が即尺をしたのだ。やはり私の目に狂いはなかった。 チンコ洗いは軽めですぐにプレイルームへ戻る。日本語はあまり上手ではない様子だが、カコイイを3回言われる。 「私のバナナはおいしいです」と日本語のレクチャーをしておく。

ベッドに寝るように言われ、続いて女がシャワーへ行くようだ。 その間に金をとられていないか自分の財布をチェックする。 いつもは写真も撮ったりするのだが、支那エステなので撮ってない。だから現場写真はない。

女が戻ってきてプレイ開始。

乳首なめ→下へ行ってフェラ、テクは残念ながら下の中。まあまあ舐めてくれて、ちゃんと乳を舐める位置に持ってきてくれ、マンコも触らせてくれる。 クリをいじると多少感じてくれるがあまり濡れてこない。チンコが硬直すると挿入だ。ここで女の口からハッキリとした日本語が発せられた。

「なま?」

なるほど、こういう展開か。逆転サヨナラホームランか。「うん、生」と返事すると、女は「なま、いち、ゴム」と。

「は?」

本当に「は?」という声が出た。女は聞こえなかったと思ったのか、手ぶりを交えて「なま、いち、ごむ」と再度。

支那エステの追加料金制度。だれがこんな不細工相手に2万も出すのか。鏡で自分の顔を見てから言ったらどうだ。

「いや、ゴムでいい」

女はそれを聞くと白けた顔をしてゴムを取り出して破いた。仏頂面でチンコにつけようとしたが、当然ふにゃちんになっている。当たり前だ。 私だってこの状況で勃起を持続させるほどチンカスな男ではない。


もはや目の前にいる女は北京原人にしか見えなくなっていた。 どうしてこんな原人相手に盛り上がっていたのだろう。顔の形がおかしいバケモンが化粧してるだけじゃないか。

あからさまにやる気をなくした私に対して、女は大げさに呆れた顔をして再びフェラを始める。

フェラされながらどうするかを考える。 生でする女だから、もし立てなかったら生のまま入れようとするかもしれない。ゴムは再利用できないし。 こちらとしては珍しく姑息なことを考えて、とりあえずチンコを立てる。すると女は再び「生?ゴム、いち」と。「ゴム」と答えると、 女はまたも大げさに呆れてみせ、ゴミでも見るような顔でこちらを一瞥した。

私はキレそうになったがなんとか我慢してふにゃちんになったのをフェラさせる。 女がムカつくのでこのままフェラで黙ったまま口の中に発射してやろうと思ったのだが、出すよというと口を離しやがる。

仕方ないから出そうになっていた液を引っ込めて、再利用ゴムを無理やり自分で装着。 半立ちのまま騎乗で無理やり挿入して足を指先までピーンと伸ばして硬度をアップさえる。 そして下腹が筋肉痛になるくらい力を入れて騎乗ピストンで気合でゴムの中に発射。 液が出きらないうちに女にマンコを抜かれる。尿道の残りの汁を自分の手でしごいて出して終了。女はゴミクズを見る目で「シャワー」と一言。

撃沈だ。見事な撃沈だ。


これがタイ人だったお互い絶対最後まで頑張ったと思う。 あるいはロシア人だったらこんな仕打ちされてもロシアンクオリティで満足出来ただろう。だから私は支那エステが嫌いなのだ。


10秒でシャワーして15秒で服着て帰ることに。女に形だけ見送られて外へ放り出される。 店に入った時のあの刺激臭、パクチーの匂いではなくてキムチラーメンの匂いだったと気づいたのは、外に出てからだった。


どうやら3年来るのが遅かったようだ。当時なら本当に白や褐色の肌の外国人とプレイできたんだろうと思う。 それは近年まれにみるスクープだったんじゃなかろうか。残念だ。


すまない、今回のファイルも面白くなかったのはわかっている。でも捜査の現実はこんなもんなんだ。


※帰ってからの調べで大工町のピンサロは本サロであることが解りました。ほんとすべてが裏目に出ましたね。



捜査報告書:大陸エステで一発10000円也。


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