松山ネオン坂へ潜入せよ


2006年、9月×日。長官より緊急指令が下りた

指令:ネオン坂へ潜入せよ

早速、捜査官が四国へ上陸した
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい





四国は松山。松山って知ってますか?愛媛県にあるんですよ。
ポンジュースが名産らしいですが・・。

で、なんで松山に来ているのかっちゅーと、なんでも松山にはネオン坂という、名前の風俗地帯があるという情報を入手したからなんですよ。ネオンて・・そのまんま過ぎるやんけ。

その松山であるが、繁華街はそれなりの規模があるのだが、飲み屋が中心でチンコを出したり、乳首をつんつんしたり出来そうな店が殆ど無い。

大阪の北新地と名古屋の錦を足して2で割らずに中洲のエッセンスを加えないような街ですな。


で、問題のネオン坂とは、松山の中心部の繁華街にあるのではなく、東の端の道後温泉の中にあるという。ま、温泉街にストリップや一発屋はよくありますから、別段驚くべきことではない。



道後温泉に到着したのが16時。そこからネオン坂の場所がよくわからずにうろうろすること30分。そうこうするうちにソープ街を発見。ふーん・・。エロゾーンは、繁華街ではなくてこちらにあるんですなあ・・。

しかし、温泉街と目と鼻の先にあるソープランド群とは、なかなかオツなものですな。「おとうちゃん!ここのお風呂は入れないの?」とか子供に聞かれた親はどう答えるでしょうかね。


そして17時、ついにネオン坂への案内板を発見する。そこから歩くこと3分。現場は驚愕の光景であった。ええ、その寂れ方たるや、肝試しができそうなレベルですよ。



確かに坂になっているので、とりあえずてっぺんまで上がってみる。しかし、まったくもってエロの気配どころか人の気配が無い。殆どの店が潰れており、廃屋といっても差し支えなかろう。


ここはもう潰れたのかな・・。


しかし、捜査官はあきらめない。時間が早すぎただけかもしれない。もう少し時間をずらしてもう一度来ることにした。


道後温泉で湯をしばき、18時にもう一度アタック。台風が来ているとかで、大雨が降ってきた。ブルーな気持ちでコンビニで傘を買って坂へ。


しかし、何も無い。野良猫が恨めしそうにこちらを見ているだけ。


きっと、今ではもう売春行為は行われていないのだろう。最新情報を手配せずにやってきたのが間違いだった。

まずい。このままノコノコ地元へ帰るわけにはいかない。かといってソープへ行って来ました。マットで1発・ベッドで1発気持ちよかったです。ビバ松山!などといった、そこらの風俗探遊記みたいな、しょうもない報告書を上げたら、輩の皆様から詰められることは目に見えている。調子に乗ってグリーンのチケットを予約したことを後悔した。

22時にもう一度来てみよう。それでダメだったら観光案内所のババアにでも昔話を語ってもらって報告書の足しにしようか・・。そして明日、高松か徳島へ移動してどこかに潜入するしかない。




大雨の中、誰もいない松山観光港ターミナル。今日は台風で、どの便も欠航のようだ。むなしく欠航を告げる電光掲示板の下で、本屋で買った「真珠湾攻撃成功セリ」とかいう本をぼーっと読みふける。194ページの本を読み終わった頃、時刻は21時になっていた。


22時頃に再び現場へ。どうせダメだろうと思いながら坂を目指して歩き始める。前方に道端に座り込むババアが見える。そばを通り過ぎようとしたそのとき!「おにいちゃん・・・」と、お約束のセリフがババアの口から発せられたのだ!

突然のことだったので、大した返事も出来ずにそのまま通り過ぎてしまった。

ただの住民だとばかり思っていたババアがポン引きだったとは。やはりまだセックスは行われていたのだ!

これは大変なことになったぞ。このまま潜入だ。チンコをスクランブルさせる。

ネオン坂のネオンサインの前まで来ると、ババアの姿が数名見える。近くにいたババアに接近し、話しかけてみた。

「遊べるの?」

「遊べるよ。顔見世できるよ」

なんと、顔見世まであるのか!

ババアは慣れたトークで、40分で若い子もいてるとセールスを展開する。料金を確認すると、40分で13000円という答えが返ってきた。妥当な線だろう。

とりあえず顔を見ていけというので中に入って見ることにした。中は普通の家のつくりで、2階へ上がって部屋の前にくると、扉が開けられた。

部屋の中から顔を覗かせた女は太っていた。しかし歳は若そうである。女は太った体をあまり見せないように扉の陰に体を隠して顔だけを見せ、すこし微笑んだ。


ううむ。困った。太い女は好みじゃない。かといってココまで来てやめておくというのは、竿師的にはやってはいけないことに思える。この女がダルそうな顔をしたなら断れるが、この女はそうではないからだ。

オレは0.5秒で考えをまとめ、首を縦にふった。

そのまま部屋の中に入り、ババアに2万円を渡した。その金額を見て、時間を長めにするか?とババアは営業を掛けてきたが、オレは短いのでいいよと断った。

部屋の中には驚いたことにシャワーが付いている。ヘルスみたいだ。お互い話をしながら服を脱いでシャワーへ移動する。

シャワーが終わると、チンコにスキンがかぶせられた。セックスが上手な女で、スペルマを溜めていたこともあり、勃起には成功した。

でも、すぐに挿入しなければ萎えてしまいそうだ。しかし女は、のん気にローションを仕込んでいる。そして再び女がチンコを握ったときには、すでに挿入できる硬度ではなかった。

女は、焦った風をみせることもなく、再びチンコをいじりはじめた。が、こうなれば絶対立たないのはわかっている。交代しようといい、女を寝かせて攻めることにする。肉厚で大きなマンコはさわり心地がよく、チンコを擦り付けていると、勃起してきた。

擦り付けながら亀頭を穴に収める。しかし、挿入しても、油断するとなぜか押し戻されるのだ。焦るオレ。完全に挿入してわかったのだが、足の付け根に肉が着いているので、あまり奥まではいらないんですね・・。

なんとかゴム内に射精して終了。そのままシャワーを浴びて部屋を出ることとなった。

太った女と寝たことが殆ど無いので、高校生のセックスみたいにぎこちなかった。焦る男と、冷静な女。女は気を使って感じているフリをする・・。ありがちな絵ですね・・・。ほんま竿師失格やな・・。

帰り際に、女に何軒くらい営業しているのか聞いてみた。
10軒くらいとの答え。

店を出てから、店前にいたババアに同じことを聞いてみた。
4〜5軒との答え。
大阪のやり手ババアのように愛想はよくなく、会話が続かなかったので、それ以上聞くのは止めて、引き上げることにした。



松山・・・。また来たいとは思わない街だな。


捜査報告書:ふくよかな方とのセックス13000円也


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