34. 黄金町~町田~安浦を巡る
今日も東日本編を振り返ります。ノートによると、朝の10時に起きて朝風呂はいって、川崎の街を散歩した後、マクナルに入って一人会議を行ったとあります。
このときの会議の様子がノートに残っています。
〇青森 3しんこう街 本サロ17,000円/弘前本サロ
名古屋 大門
函館 ちょんのま
〇横須賀 ちょんの間
〇東京都台東区吉原 旅館26,500円泊まれる
渡鹿野→鳥羽
〇神奈川県 横浜 黄金町 ちょんのま
〇町田 田んぼ ちょんの間
〇川崎堀之内 ちょんの間 2か所ある 南町 30min10K
盛岡 本サロ
△錦糸町 ブロンド連れ出しパブ
△大塚 本場エステ5000~8000円
〇新潟本サロ
△新大久保 立ちんぼ、エステ
△鶯谷 ホテトル・立ちんぼ
宇都宮(本)
豊橋(ち)
水戸(判読不能)
秋田(立)
群馬高崎 発屋40分10,000円
〇伊豆長岡12,000円
越谷 本サロ アツい 10,000円~
〇西川口 ストリップ、本サロ
〇神奈川県安浦 5000円 滅亡しているかも
千葉 銚子
茨城 土浦
松本
宇都宮ギョーザ
壊滅後
いろいろ紛糾した様子が伺えます。結論は以下のようになったみたいです。
『関東捜査のメインは堀之内と南町だったが、初日であっけなく終わってしまった。次の予定をどうしようか。考えた結果、黄金町と町田と安浦を見に行くことにした。そして外せないのが吉原のパンマだ。まずは黄金町へ。もう壊滅しているのは解っているけれど、黄金町は絶対に見ておかねばならない。』
ということで、黄金町へ行きます。
2005年に浄化されたので3年経っていますが、お巡りが4人もいました。時刻は15時くらいでした。
おまわり巡回中
たぁっくさん店があります
ちゃんと正式な通りの名前があったんだな。
まだまだ雰囲気は残っていました。お巡り以外は誰もいません。核兵器が使われたらこんな風になるのかなと思いました。川沿いゾーンは歩きやすかったですが、新聞通りやRSの方はちょっと歩くのが憚られる感じです。写真を撮るのも微妙な感じ。なんでオレはもっと早く来なかったんだろとつくづく思いました。ざっと歩いて、その間に、ここのファイルはこんな風に書こうと決めました。
【詳しくはファイルを見てくれ ファイルナンバー126】
「かつての天国と地獄」、「人がすべてが消えた残骸」、「今後のアートで町おこし」、てのがみんなが書くお約束のポイントですが、これをどのように纏めようかと思いましてね。GODと核兵器と繁華街を造る人達に置き換えてみました。しかし街(駅)の名前が「黄金町」って出来過ぎだよなあ。そう思わない? 日ノ出町と黄金町の間にあったんだよ。どんだけ縁起いい名前やねん。
壊滅後の黄金町については、立ちんぼさんを買いたいなあと思いながら月日が流れ、今に至っている感じです。MAPも作成済なので当分行くことはなさそうです。とりあえず川沿いはザリガニ臭いですね。それから日ノ出町の駅前の富士そばがありますね。べつにそんなに美味くないのですがつい食ってしまいます。真っ黒い汁のソバを食うと東京に来たことを実感できます。
しかし、アートで町おこしもけっこうな事ですが、いまの街の活気はどんな感じなんですかね。入居者が安定しないとか聞いたこともありますが。権利関係がややこしいとかじゃなくて、商売人であれば、あんな験糞悪いところ借りたくないというのが心情だと思います。
ノートにこんな書き込みがあります。
『繁華街の三層構造は第一主体と第二主体とそれらの付随と習ったんだけどね。例えば名古屋の錦や大阪のミナミや中洲の飲み屋街なんかで言うと、飲み屋(キャバクラ)が主体(1層目)だとすると、ホストクラブは(2層目)になる。これは一般の考え方では絶対にありえないもので、一般の考え方では必ずキャバクラとホスクラは同じカテゴリに入れられていた。最近でいえば深夜営業の高級スパなんかは1.5層目になる。存在でいうのならスカウト会社なんかは2層目だ。
それらの付随=3層目というのは例えばブランド買取ショップであったり、ペット屋(繁華街型の)であったり花屋(繁華街型の)であったり酒屋(繁華街型の)であったりドレス屋であったり深夜営業の喫茶店であったりするわけだ。
で、例えばペットショップなんかは100%1層2層に向けて商売しているわけではないから、繁華街の外側との境界線あたりに出店する。いっぽうドレス屋は100%が1層目の夜の女相手だから繁華街の真ん中に出店する。そしてアパレルショップのくせに日曜を定休日にする。
これが解ってない2層目の店長は、今までにない一般客(金持ってないやつ)も入れる箱を目指すとか言うし、解っていない3層目の店長は売り上げを上げるために営業時間を早めて昼の客も取り込んでいくとかアホみたいなことを言うのだ。
では、主体産業が期待されているものはなにか。
キャバクラは酒を売るところか? いや違う。これは誰もが知っている。じゃあ女を売るところか、ちょっと違う。知ったような人だと「恋愛空間を売るところ」と答える。でもちょっと違う。その空間内だけの恋愛を求めて男は行くわけではないのだ。
客は、一発やりたい、おれの女にしよう、コマしてやろうと思っているのだから。だから答えは「出会い」なのである。ただし銀座や北新地や祇園なんかでは、ここに「接待」という概念も加味されてくるけれど。
繁華街では当たり前の話なので、このへんをわかってない経営者は座ってるところから出口まで殴られ続けるわけだ。』
だって。
いちばん最後の行に、『黄金町のちょんの間跡地を服屋とかにしたらいいとか。アホかっ。商売ナメんな。』と書いてあります。まぁそうかもしれませんが無職が偉そうに言う事じゃないですね。
長くなったので続きは次回にします。
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