32. 東日本/川崎堀之内を目指す


前略、大変なことが起こりました。新潟のサロンでよもやのゴムフェラ発射。はるばる新潟へやってきた小生に対してなんと無慈悲な仕打ちでしょうか。このようなことがあってよいものかと、やり場のない怒りにも似た悲しみに包まれております。日本海側の恐ろしさを身をもって感じました。



いま、東京行のMAXとき号の中で、お便りを書いています。今回の失敗について生殖器と大脳で早速調査した結果、寿司を食って油断したのが原因であることが解りました。今更ながら日本海側を侮っていた自分に怒りが込み上げてまいります。原因が分かった以上は、悲しみ、怒りを振り切り、一分一秒も早く勃ち上がるべきであると、自らをもって自らを鼓舞している次第であります。

つきましては、今後はスペルマ発射を最優先にした読み筋にて東京で立ち回る所存ゆえ、何卒この先も従来通りのお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。まずはご報告まで。早々






続けてご報告いたします。小生はつい先ほど東京駅へ到着しました。これが神代に聞いた大都会TOKYOかと、感慨ひとしおです。とりあえず東京へ来たら何かが起こるという田舎者にありがちな発想ではあるのですが、今宵、何としてでも非合法な挿入でスペルマを発射し、液晶画面の向こう側という安全地帯におられる輩の皆様を見返してやりたい、見返すべきだ、見返さなければならない、have to look back! このように幾重にも思っております。まずは、川崎堀之内へ移動し、堀之内の特殊市場にて商品の吟味ならびに購入を行う予定です。東京駅の写真を同封いたします。








最前線よりお便りしています。武者震いがします。お送りする写真は、最前線から一歩中に踏み込む細路地の入口がある大通りの歩道です。いまタンクローリーが通り過ぎました。ここを3回いや、4回、いや5回は往復したと思います。もうここが現場であることは疑う余地もありません。



ここに辿り着くまでを簡単に申しますと、さきほど、東京駅で軽く迷子になりながらも、なんとか線(失念)というのに乗って川崎へと移動しました。この電車は恐ろしいまでの乗客で溢れており、人と人の間でどのようにポジションをキープするべきか甚だ困惑しました。人だけではなく電車が2分間隔でやってくるもので、名にし負う東洋一のメガロポリスは乾坤一擲の発射を行うには打って付けの舞台であると改めて認識を新たにした次第であります。血管のように張り巡らされた路線図を記念に撮影しましたので、こちらもご査収ください。





さて、市場の場所は、この中、と伺っておりますが…、あのあたりは特殊浴場が沢山あるとも聞き及んでおります。小生の目的は浴場ではなく特殊料亭です。できれば白い舶来物を……と考えてはおるのですが。

嗚呼、いまやスペルマを発射するのは、時間の問題であると申せます。とはいえ、ここまでの苦労も多く、故郷を発ったのは遥か昔のことのように感じられます。心身ともに疲労困憊しておりますので、報告書を送れるかどうか。それを案じつつ、これからこの細路地へと歩を進める決意であります。






なか卯のカウンターからです。 興奮冷めやらぬ頭で書いておりますゆえ、とりとめもない内容になってしまうかもしれません。

さて、このたび小生、輩の皆様からの御依頼ならびに御期待に応えるべく、堀之内特殊料亭での商品購入および非合法な挿入を行いました。ここに報告書を同封いたします。

報告書ファイルナンバー123

ささやかな夕食として、ウドンとかき揚げ丼のセットが運ばれてまいりした。時刻はもう深夜です。しかし今日という一日を逆転勝ちにするには、さらなる非合法なセックスを必要とすることは明々白々でありましょう。この丼が空になったら、すぐ隣に位置します南町特殊市場での商品購入に向かう所存です。これで晴れて輩の皆様に顔向けができ、小生も凱旋帰郷できます。もう少しの辛抱です。


続きは次の土曜日に。


続きを読む



トップページへ戻る 目次へ戻る