2. 秋田

2008年 7/18(金曜日)
AM4:30起き。5:50に下船。CPと写真撮って別れる。市内に向かい雨宿り。カッパ着て男鹿を目指す。八郎へ向かうが雨が降ったりやんだり。いったん天王の温泉まで戻って、風呂に入る。13:00にOUT。雨も上がったので男鹿を目指す。寒風山すげえ!来といてよかった。その後、入道崎を目指すが雨が降りそうだったのであきらめて戻る。で、なまはげラインで戻って石油基地を見る。土が石油まみれになってるみたいやね。やっぱ。そいでゴジラは辞めといて八郎潟へいく。果てしなく道が続いており少々あきる。北海道よりは劣るというこのびみょーな道。0mの山に登って、砂丘のプロペラ17基みにいく。すげえ。じじいと話。で、青森いくには少々時間が遅い。18:00。てことで秋田のユーランドへ。すき家でメシ食って、ガソリン入れたらスロット当たって20円引きなる。このランド女の子がカワイイ!サイトのコメント通りや!w。ケータイフロントで2台充電してもらう。

走った距離295キロ 総走行475キロ 使ったお金10,519円


【12年後の回想】

上記は、旅をしながら書いていた日記です。そのまま転記しました。今回の紀行文は、おおむねこういった形で進行していこうと思っています。飽きたら途中で変えるかもしれませんけど。シャレのはずだった「ちょんの間紀行完全版書こうかな」が思わぬ期待を抱かせてしまったようなので、期待を裏切る為にエロい話は1つも入れずに書いたろと思っています。そもそも、美味しい所だけを抜き出して全力であの47ものファイルを書いたわけですから、残った部分は出がらしな訳ですよ。出がらしをどういじくったところで、1番茶より面白いわけが無いのです。まあ、それでもいろいろ趣向を凝らしてアップしていく予定なので楽しみにしていてくれたまえ。それから「〜完全版」は仮タイトルなので、そのうち正式なものに変わる予定です。

当時、「ツーリングマップル」という昭文社が発行している地図がありまして、ライダーやチャリダーは皆それを見ながらツーリングをしていました。宿に着いてから蛍光ペンで自分が走ったルートをなぞったりする人が多かったですね。このマップは道だけではなくてライダー用の観光情報が細かく記載されていました。「ライダー用」というのはバイクでのおすすめロードとか、林道とか、絶景スポットとか、食事情報とか。高速料金やフェリー料金も2輪のものしか書かれていないという、すごいニッチなところを狙った地図でした。

いまではグーグルマップで何でもでき、ナビまでできますが、昔は紙の地図をタンクバックというガソリンタンクの上に設置するカバンに入れて、それをアナログで追っていたのです。そして、このツーリングマップルは北海道・東北・九州とか、全部で6冊あって、6冊で日本全国を網羅できるという体裁になっていました。ですので、日本一周をする場合は6冊を持ちながら旅をすることになるのです。当面使う1冊はタンクバックに入れて、残りの5冊は荷物の奥の方にしまう、または途中で新しいのを買い求めながら旅をするのです。いまでは考えられない話ですが、当時はそれをしている人は多かったです。

使っていたマップルはすべて捨ててしまったのですが、残していたら思い出が蘇ったのになあ。いま、男鹿半島の地名を日記見ながらPCに打ち込んでいるのですが、全然思い出せない。どこからどういって、どこで諦めて戻ったのか。なまはげラインとは? ゴジラとは? 

なまはげラインというのはこれかしら?



天王の湯というのは写真を撮っていました。天王ふれあい文化センターとかいう施設の温泉みたいです。全然覚えてないです。



石油基地は、社会科の時間に日本で唯一石油が取れるところだと習ったので見に行きたかったのです。正式名称は「秋田国家石油備蓄基地」というらしいです。



このときのガソリン価格です。
9.08リットル入れて1,625円
11.2リットル入れて2,000円
10.25リットル入れて1,805円
だったという記録が残っています。



驚きましたか?捨てずに残してあるんですよ。大阪を出発して高槻で1回目を入れて、秋田についてから朝と夜に給油しています。走行距離は、敦賀港までが180キロで、秋田で1日走行して295キロでした。

このとき、ブッシュの陰謀でハイオクがリッター200円を超えるみたいな時代でした。乗っていた川崎ゼファー400の燃費は、回転数を押さえたらリッター20キロくらい走るので、ガソリン代はさほど負担ではなかったです。もちろんレギュラーガソリンです。

悪天候で雨が降ったりやんだりしている中、とりあえずR101で入道崎を目指して寒風山までたどり着くも天候悪化で諦めて石油基地みて帰ってきたっぽいです。 寒風山で写真をたくさん撮ってました。





男鹿半島から戻ってくると天気が持ちそうだったので八郎潟を見に行くことにしたんだと思います。八郎潟も資料集に載っていた写真が凄くて自分で見てみたいと思っていたのです。まさかバイクで来られるなんてね。





小雨と戦いながら、合羽を着たり脱いだりして走ったのを覚えています。バイクというのは屋根が無いので(当たり前だけど)、大雨が降るとその時点で終了なんですよ。なので、天気予報とか雨雲レーダーを毎日チェックして。最大の敵は雨といってもよいのです。昼めしはコンビニだったみたいです。



砂丘のプロペラはこれです。



当時は17基しかなかったのかな?いまでは海沿いがプロペラ祭りになっているみたいです。 その後のジジイと話はまったく覚えていないです。すき家も。 でも牛丼特盛・ねぎ玉トッピング・みそ汁・サラダを食ったみたいですよ。レシートこれです。全部で750円。



泊まったユーランドという健康ランドは、「ユー」が「湯」なんだと思います。ネットの口コミ情報で「スタッフの女性がいい」と書かれていたのですが、行けば確かに良かったです。何がって? 容姿が。見た目で採用してるだろ的な感じでした。ググってみたら今でもあるみたいです。1泊2,600円でした。

風俗はとりあえずススキノまで行かない予定をしていました。下世話な話ですが溜めといてパラダイスで爆発させたいという思いもありました。このあと数日間はツーリングをおもくそ楽しむことになります。



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