かんなみ新地へ潜入せよ
2005年、6月×日。長官から緊急指令が下りた
指令:かんなみ新地に潜入せよ
早速、捜査官が捜査へ向かった
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい
尼崎。風俗街としての尼崎は、駅前に多数のサロンがあることが真っ先に挙げられよう。その店舗数は他地域のそれと引けを取らない規模なのだが、関西の風増通の中で、「尼崎」の名前が挙がる機会は、めったに無い。そのサロンの殆ど全てが本サロという男気のある経営方式には、本来もっと高い評価があっても良いと思うのは私だけだろうか。
よく、『いい店を教えてくれ』と聞かれるが、尼崎の話をして、是非行きたいという答えが返ってきたことは未だかつて1度も無い。何に重きを置くかは人それぞれ。それは良くわかっているつもりであるが、もし、本来のクオリティや内容を知らないまま敬遠している人がいるのなら、実に勿体無い限りである。
なんだか前置きが長くなったが、今日は、その尼崎にある「かんなみ新地」の捜査である。ここ「かんなみ」では、一般人であれば絶対に入りたくないような胡散臭い建物で商売が行われているという。胡散臭い建物で胡散臭いババアと交渉して胡椒臭いマンコの三十路女と性交渉するという図式が
かなりの高確率で成立することが予想される。これは是非捜査せねば。
かんなみ新地の場所は、本サロ地帯からほど近い、駅前の商店街から1筋南の通りにあると聞いている。そのアイヌ語にも似た名前は、「神田南通り」という通りの名前が訛って出来たものらしい。関西人はなんでも略すのが好きなんである。
駅前の商店街をひたすら歩き続ける。10分足らず歩いているうちに商店街の端っこまで来てしまった。その先には何も無い。商店街は1本道なので道を間違えるはずもない。ガセ情報か。仕方が無いので、1本南の道へと歩いてみる。目の前にはそれっぽい建物は見当たらない。と、そこへやり手ババアと思われる女性の姿が飛び込んできた。そこにもその向こうにも。なんと、ここが「かんなみ」だったのだ。一見、ガード下にありがちな1杯飲み屋風の長屋が連なっている。プレハブと言っても良い造りのそれは、今まで見てきた新地の建物からは程遠いものであった。
赤い光が漏れる間口からは女性の姿が見える。中はカウンター付きの飲み屋のようになっており、そこに1人または2人の女が座っている。店の数は10軒ほどか。ゆっくりと、全ての店の中をじろじろと見て歩く。やり手ババアは強引で、立ち止まったら中に引き込まれそうな勢いだ。ゆっくり歩いていき、一番最後の店の前まで来てしまった。見てきた店にも、それなりに可愛い子がいたのだが、この最後の店にもセックスの大変上手そうなお姉さんが座っている。
やり手ババアは、思わず足を止めた私の手を取り、強引に中に引き込もうとする。私は苦笑いしながら玄関口で内容を聞いてみた。すると、時間は30分で1万円。内容は最後までという答えが返ってきた。
ババアに腕を取られ、強引に中に引き込まれる。中にはもう一人の女が座っており、なにやらお好み焼きのようなものを食べている。ババアは、私の相手となる女に「サービスしたげてや」と言い、女と私を2階へと送り出した。
2階への階段は屋根裏部屋へと続く階段のように急で、それはそれで女のパンツが見えそうで楽しめるのだが、普通の人(?)なら、このベトナム戦争を髣髴とさせるシュチュエーションには、セックスどころではなくなるのだろう。
ある風俗ライターが「アヘン窟のようだ」と言っていたが、うなぎの寝床と赤い光とやり手ババアと女・・言い得て妙である。
2階には2部屋(といってもカプセルホテルのような狭さなのだが)があり、その1つに案内される。ここでも中は赤い光で満たされており、この非日常的な空間でこれからセックスすることを思うと、私はドキドキ感で胸が一杯になってきた。
女は見たところ27,8。落ち着いているが愛想のいい女だ。服を脱いだら腹が出ていたので少しがっかりしたが。
お互い服を全て脱ぎ、布団に横になる。女は上から被さって来て、乳首を触りながら、『ここは大丈夫?』と聞いてくる。私が『すごく感じるから苛めないでね』と言うと、女は『あたし、責めるのが好きなの』と言う。うむ。入るときの予想はビンゴだった。今日は久しぶりに一杯責めてもらうこととしよう。
女は乳首を責め、その舌使いにチンコも完全硬直する。生フェラの後ゴムがかぶせられ、挿入される。膣でチンコを締め付けながら容赦なく乳首を責められる。腰を振る度に結合部からは淫音が漏れる。時間が30分あるので、今度は私が上になる。ちょうど上になって挿入した瞬間、隣の部屋に誰かが入ってきたようだ。隣の声が筒抜け。気にせず女と抱き合いながら汗まみれになってゴムの中に発射。なぜか正常位にしてしまったが、そのまま女に身を委ねておけばよかったなと、上になった自分に少し後悔。
行為の後、女は、ウェッティでチンコを拭き、自分のマンコも念入りに拭っている。どうでもいいが、ウェッティは「赤ちゃんのお尻拭き」がどこの新地でも大人気である。大きいから使いやすいのだろう。
時間はまだあるはずだったが、ババアの呼び声がかかる。どうやらもう帰らねばならないようだ。
再び急な階段をおり、1階でお茶を貰って外へ送り出された。お茶かコーヒーが付いてくるらしい。
そういえばココは新地だったなと一人で納得しながら帰途に付いた。
捜査報告書:密室でのSEX。30分10本也
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