プサンちょんの間紀行A チャガルマダンでちょんの間に潜入せよ


2011年1月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:チャガルマダンでちょんの間に潜入せよ

早速、捜査官が半島内陸部へ向かった。
なお、以下のファイルはすべてノンフィクションであることに留意されたい


さて、ヘウンデの捜査があっさり終了した(ファイルナンバー197参照)。その勢いでパラダイスカジノへ行きたかったが、まだまだ捜査が残っているのでいったん西面(ソミョン)まで戻ることにした。21時45分の地下鉄に乗って西方向へ移動。

 ソミョンの街。すごいだロッテのアイスクリーム

ソミョンで地下鉄を降りた。ここにソープランドがあると聞いていたのだが、いくら探してもない仕方が無いので、ポン引きのおっさんに聞き込みをする。数名に聞いたが、私の韓国語では意思疎通が殆どできない。筆談交えて3人と話をしたが、「飲みとセットのマッサージ20万」が最安値だった。マッサージといっても美人床屋だろう。美人床屋に用は無い。たぶん、ソープはソウルにしかないんじゃないか。ロッテホテルの法則を信じてホテル裏をしらべたが、そんな法則は存在しないようだ。くっそー。

クソ寒い中、腹が立ってきたのでカジノへ行くことにした。明け方のセブンラックカジノへ行って、スロットで遊ぼうと思ったがスロットマシーンの硬貨投入口をビニールテープでふさいであったのを見てやる気をなくした。田舎のパチンコ屋じゃないんだから。不細工なカクテルウェイトレスを冷やかして1円も使わずに出てきた。もうすっかり朝になってる。もういちど明るくなった繁華街を探しまくったが、ソープらしき店は見当たらなかった。くそッ。近くに射撃場を見つけたので、ベレッタとS&Wを30発ほどぶっ放して憂さ晴らしをした。弾丸は的に殆ど当たらなかった。今日はそういう日なんだろう。

射撃場のスタッフが日本語ができるやつだったので、マッサージはないのかを聞いたが、健全なマッサージしか知らないと言われた。 健全なマッサージで料金以上のチップを渡して出てきた。頭を冷やさねば。仕方が無い。次の目的地、大邱(テグ)を目指すことにした。


 このへん

テグというのは釜山から約130キロの距離にある韓国で4番目に大きい街だ。ここに「チャガルマダン」というちょんの間があるという。名前の由来は何か分からないが、なんでも韓国ではけっこう有名なちょんの間とのことだ。その割には情報が異常なまでに少ない。散々ネットで調べたが、詳しい場所は遂に解らなかった。確かなのは最寄駅がテグ駅であるという情報だけだ。見つけられる可能性はかなり低いが、私の高性能チンコレーダーがあればなんとかなるだろう。事実、ヘウンデでも発見できたし。ソープとかヘルスには条件反射でしか反応しないけど、ブルースには脊髄反射で即座に反応するんですよ。私のレーダーは。

 プサン駅

移動はバスか電車だが、当然電車、しかも韓国新幹線KTXに乗車だ。釜山駅まで行って、切符を購入する。チケットの買い方が解らんかったが、適当にタッチパネル式の券売機を操作したら切符が出てきた。価格は14800w。日本の感覚よりずいぶん安い。プサン−東テグ間は2か月前に開通したばかりの出来立て路線だ。

 無駄に広い待合室
 まあまあ過密なダイヤ

韓国の鉄道には改札という概念が無い。切符を買ったらそのままホームまで遮るものはなにもない。これは、乗車券があっても指定車両以外には乗れない、すなわち全切符完全指定席という仕組みがなせる技なんだろう。

 

 日本では見ない40フィートコンテナ列車
 の、そばを猛スピードで通り過ぎる。あぶねえよ

なかなかカッコいい電車だ。フランスTGVの技術輸入で作られており、300キロで専用線を走る。乗った感覚はとにかく狭い。居住性は新幹線の30%くらいを覚悟した方がいい。騒音と振動は同じくらいだったけど。

 田舎ですなあ

電車が動き出した。眠いけど寝たらたぶん終点までいってまうので頑張って起きておく。いつもならこういう時間を利用して突入の段取りを考えたり、資料の復習をしたりするのだが、今回は情報が少なすぎてやることがない。だが、私にはテグにちょんの間が存在するという確信があった。なぜならテグには「自衛隊の法則」が成立しているのだ(自衛隊じゃないけど)。ここには北朝鮮による延坪島(ヨンピョンド)砲撃があったときに戦闘機が発進した空軍基地がある。私もKTXの車窓からテグ基地に帰還するF15イーグルを見ることができた。軍事施設のあるところには必ずエロい施設がある。きっとちょんの間も実在するはずだ。

 東テグ駅

東テグ駅で下りて、地下鉄に乗り換える。目的地のチャガルマダンは東テグ駅からテグ駅まで移動しなければならない。移動には地下鉄を使った。ここの地下鉄はコイン式。ややこしいな・・

 これで改札を通る

3駅でテグに着いた。

 テグ駅

ロッテデパートと合体した駅舎だ。うーん、北口と南口とどっちだろう。「地球の歩き方」に載ってるしょうもない地図をたよりに大まかな範囲を決めて、とりあえず歩いてみることにした。駅と駅の間隔からして、最寄駅がテグ駅ということは、必ずテグ駅からの徒歩圏内にあるはずだ。という仮説を立てる。

東西南北どちらへ行けばいいのかさっぱりわからないので、各方角1筋15分を目途に1本づつ通りを歩いてみることにした。大きく北口と南口にわかれるが、そこは勘で北口から行くことにした。方角は北西を選択。だが、1回目の策敵は失敗。レーダーが反応しない。高速道路の表示が見えてきたのでこっちではないと判断。こういうときはやみくもに動いてはいけない。元来た道をトレースして出発点へ戻る。そして方角を変えて再度出発。今度は南口へ行ってまっすぐ西へ向かってみることにした。

 こっちかなあ?

大きな道沿いに美人床屋のポールが2つ3つある。モーテルのネオンも見える。この奥になにかありそうだが・・。交番がある。「赤線跡の入り口には小さな交番がある」日本で09年に発表された仮説を思いだす。交番の筋を覗くと、怪しい建物がある。ガラス窓ではないのだが、なんとなく雰囲気が売春宿っぽい。

 

うん?これは?もしかして発見か?

旅館風の建物が怪しい。路地に入ってみると、不自然に歩くババアの姿がある。あれはポン引きじゃないのか?建物を見ていくと、どうも旅館というかなんか良くわからない建物だ。でも玄関が開け放しにされている。

ババアに何気なく接近してみた。すると、「○×△♪〒▽・・・ニダ・・」と声をかけられた。かなり控えめに。

空襲警報!これは間違いないぞ!

焦った私は、ひとまずポリボックスまで戻る。これは・・・。。ここに入るにはかなり勇気がいる。出てくるのは絶対若い女じゃなさそうだ。呼吸を整えていると、え?え? ポリボックスから3mの距離にある建物もちょんのまだった。この辺りの建物は全てちょんの間だったのだ。

 交番

大通り沿いだぞ?防府の三田尻でも交番から20mは離れていたぞ?もう、私の心は空襲警報というか既に遭難信号だったが、ここで逃げることはできない。いけ!行くんだ!突撃だ!

 キミは・・

 この路地に入ることが出来るか?

ドキドキしながら、路地に入り、前方にいたポン引きババアに話しかけてみる。

「ノルダ?」(遊び?)と聞くと、

「ノルダ・・▽□×△・ニダ」とニタっと笑ってババアは接近してきた。

「ノルダ、イルボン、オルマエヨ?」(日本人だが、遊びはいくらだ?)

「○△×・・」

たぶん金額を言っているのだろうが、理解できない。私は韓国の数字はまだ憶えていないのだ。英語は通じそうにない。韓国の数字は会話帳を見ないとわからない。紙でもあればアラビア数字で意思疎通できるのだが、ノートも会話帳もかばんの中から取り出すには時間がかかる。仕方なく、指を5本出してみた。続けて左手で1本づつ指を足していく、

ポン引きのババアは片手を広げて「ウォン」といった。5万wのようだ。安い。安すぎないか?時間は20分だが特別に30分にしてやるということが、ボディランゲッジで交渉できた。商談が成立した。私はババアと一緒にアヘン窟のような建物のさらに奥地へと入ることになった。

案内されながら「アガシ?」(お姉さん?)と聞くと、ババアは返事の代わりに声を出して笑った。そうか、安い=ババアということか。これはおそらく万国共通なんだろうな。

ピンクの光の中を右に曲がって左に曲がって右に曲がったところに小部屋が2つあった。そこに入るように合図される。中は薄い布団が敷かれ、ピンクの光で満たされている。ババアがマネーサインをしたので(オカモトコンドームのマークね)、オレはポケットから5万w紙幣を出して渡した。すると!このババア、「ありがとうございます」と綺麗な日本語で言いやがったのだ。突然出てきた日本語に驚いたオレを尻目に、ババアは高笑いして去って行った。これは・・マジで食われるかも・・。

さすがに不安になってきた。パスポートや日本円はホテルのセキュリティに入れてきたが、油断は出来ない。非常用に持ってきた福沢1枚と韓国wをズボンのポケットやカバンの隠しポケットなど4か所に分散させる。

しかし・・・すさまじいブルースだ。ボロボロの布団には虱でもいるんじゃないか・・。足元には前任者のゴムが落ちている。ブルースレベルは最強だ。重度のちょんのまブルース症候群の私でも、さすがにこれは・・。わくわくではなく恐怖の方が勝ってきた。

 前任者の遺骨

ゴムに液が溜まっていないところを見ると、前任者はモンスターババアを昇天させることが出来ずに逆に食われた可能性も高い。

暫く待って、現れたのは推定40台のババアだった。

「アニョンハセヨ」と挨拶がすむと、オレのチンコをズボンの上から触り、韓国語でなんか言ってる。どうもチップを出せと言ってるようだ。私は言葉が解らないふりをして首を傾げ続ける。中途半端に韓国の単語を使って断ると、白いランニングのハゲオヤジが中華包丁を持って出てきて根こそぎ持ってかれそうだ。映画のチャイナタウンの裏路地に潜むオヤジの姿が頭に浮かんだ。

私は日本語しか使わないことにした。女は言葉が通じないことにイライラした様子で、語気を強める。

「イルボンマネー!チップ!」女の言語がカタコトの英語に代わった。

「ノーイルボンマネー、マネーイズホテル」と応酬する私。

私の所持金の合計は、非常用の福沢諭吉さん1枚と韓国wが40万あったが、こんな女相手にチップを出す気にはなれない。

チップの応酬が続く。

私はポケットから4000wを出してみた。しかしこれは呆れた顔で受け取ることを拒否された。ならばと、私は思い出したような顔で反対のポケットから1万wを取り出して渡した。そして「マネー、ホテル」といって手をブラブラしたら、女はしぶしぶ受け取って服を脱ぎ始めた。諦めたようだ。

この環境でこの女相手に6万wの投資である。ソウルのオーパルパルが7万wということを考えると、途方もない大金に思えた。大金を投じた上に、この環境でこのババアとセックスしなければならない。これは拷問なのか。

女は布団に残されていた前任者のゴムをぽいっと部屋のすみに投げると、全裸になり、オレに脱いで布団に入ってくるように合図した。女の横に寝ると、チンコを強引に握って勃起させようとする。予想していたが、当然リップサービスなんて無い。チンコをいじりながら、日本人なのにケチだというような独り言を、舌打ちと溜息を連発しながら永遠に言っている。

絶対立たない状況だったが、ここで挿入せずに帰ったら捜査官ではない。「オモニと添い寝で60000w也」という報告書をアップしたら、「君はもしかして韓国まで観光に行ったのかね?セックスをしに行ったのではないのかね?」という非難のメールが5通は来ることだろう。なんとしてでもチンコソードを突き刺してスペルマを奥の方で発射してこの妖怪ババアを昇天させなければならない。そうすることで閲覧している輩の皆様も満足され、お褒めのメールをやっと1通くらい頂戴することが出来るのだ。(こういう生き様だけはジャニーズより男前だと自分で思ってるんですが、女性からのファンレターが年に3通くらいしか来ないので寂しいです)


くそっ!変態になりきるんだ。竿を思いっきり握らせ、乳首をさわらせる。女は私の乳首を愛撫するふりをして思いっきりつねってくる。痛い。これはおそらくわざとだ。チップが少ないから腹を立てているのだろう。だが私は目をつぶって女王様に苛められるM男を想像して気合だけでなんとか勃起させた。もう必死のセックスだ。

この時点でゴムが付けられ、正常位挿入となった。全く濡れていないマンコにチンコは入らない。だが、痛いのを我慢して無理やり挿入を完了させる。変態になりきるために、乳首をつねらせながら、この妖怪ババアに無理やり抱きついて濡れてくるのを待つ。ババアの首筋からは、昨日ヘウンデで嗅ぐわった女のようないいにおいはせず、加齢臭しかしなかった。

自分は変態だ。こんな状況で興奮する変態なんだ!と言い聞かせて興奮度を高めていく。

ゆっくりピストンする。ピストンピストン。全然気持ち良くない。つねられている左の乳首が凄く痛い。もっと加減しやがれババア! もう全然セックスとして成り立っていなくて、何の遊びかわからない状態で、見方によっては唯の男女のケンカだが、とりあえず射精することがゴールと言い聞かせて精神をチンコソードへ集中させる。

長い間ピストンしたが、いく気配は全くない。さすがに精神が持たなくなってきた。エネルギーを集中させてカメハメ波を打ち出すドラゴンボールの主人公を想像してしまったこともあり、気が散ってチンコも柔らかくなってきてしまった。

だが、女の様子がおかしい。オレの乳首をつねる力が無くなって行き、マンコがぬめってきたのだ。もしかしたら中途半端で終わるのは女は損得勘定を抜きにしてセックスしたい気分になっているのかもしれない。こうなったら何が何でも行くしかない。

精神を集中させて再勃起させる。女はオレの竿を持ってこすり始めた。時間はまだあるのだろうか。チンコを急速勃起させて強引にピストンする。

女はあえぎ声こそ出さないが、マンコはしっかり濡れている。そして、先ほどまでオレの乳首をつねっていた右手でオレの首を抱えて、抱き尽いてきたのだ。おれももう加齢臭なんて気にならない。抱きつくと女は両手でがっちりとホールドしてきた。これはうまくいけば射精も女の昇天も可能かもしれない。頑張れ!頑張れ!いけ!いくんだ!

ピストンピストンピストン。
ピストンピストンピストン。

あとはもう気合しかない。下半身の摩擦感と大脳の無常観がMAXに達し、アカシックレコードの一部が見えかけた時に、「おばちゃんいくよ!」と日本語で叫んで下腹に思いっきり力を入れた。

ピストンがとまる。逝ったかどうか自分でもよくわからない。精神的には逝ったようだが、尿道に感覚がない。チンコを抜いて確認すると、ゴムの先に液は溜まっていなかった。

ゴムが外され、セックスは終わった。

女は真っ白に燃え尽きた私の横で風のように服を着て、嵐のように去って行った。時間をオーバーしていたのかもしれない。 去る間際の女に「ごめんね」というと「カムサハムニダ」(ありがとう)と少し笑ってくれた。初めて笑顔を見せた女に、多少の満足感があった。

私はひとりで小部屋に残されていた。誰もくる気配はない。物音ひとつ聞こえない。5分くらいは呆然としていたと思う。精神がひどく疲れた。力を入れすぎた下腹が痛い。女が出て行ってから、5分か10分くらいしてから我に帰り、部屋を出ることにした。帰りは一人で迷路を探検して出口を見つけ、大通りに戻ることができた。迷路の中には小部屋がいくつかあり、生活感のある部屋もあったが、不思議なことにだれにも合わなかった。

不思議の国に迷い込んだ気分だった。

時計を見ると19時だった。


最強だ。ここのブルースは。

最強・・・最強・・・と呟きながらフラフラと駅に向かい、地下鉄にのった。傍から見たら危ない人になっていたと思う。帰りも地下鉄からKTXへ乗り継ぐ。今夜はこれで打ち止めではないのだ。釜山へ戻り、最後の目的地であるワノルドンへ向かうことにした。





Bへ続く




帰国してから調べたところ、私の行ったところはチャガルマダンではなかったようだ。でも女遊びが出来るちょんの間になっていたので(店は1軒ではなくまとまってあった)ちょっとした私娼窟だったのか??ネットで調べる限り、本来あるべきチャガルマダンの姿は ガラス張りの店のようだ。そして「青少年通行禁止区域」の表示が道路にあるとのこと。この表記はたしかヘウンデの路地にもあった。ということは、やはりオレのいったところはただのモンスターハウスだったというか。泣きそうだ。なんにしてもチンコレーダーの精度を少し落とした方がよさそうだ。なんでよりによってあんなところ発見してしまったんだろう。

詳しい情報持っている人、真実を私に教えてください。

あと、今回結構頑張ったと自分では思ってますので、男女問わずファンレター送ってくれた人にはもれなくしょうもない韓国の画像を添付して返信します。件名は「ファンレターなんか全然送りたくなかったけど画像が欲しいから仕方なく送っちゃったよ」 にして送信してください。


捜査地点:ここらへん





捜査報告書:魔境より奇跡の生還で60000w也



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