指令:伊香保温泉でちょんの間へ潜入せよ





温泉ブルース四度。伊香保温泉に一発屋があるという噂。


えっと、場所は、榛名山のふもとあたりか。突っ切れば軽井沢を経て長野県に行く、その道中。高崎からもそんなに遠くなさそうだ。ちょっと行ってみよう。

高崎から夜の国道を走って行ってみた。国道17号から半田交差点を左折して県道26に入る。国道おにぎり標識が、県道ヘキサに変わった途端、あたりが真っ暗になった。怖いな・・。すれ違う車も無い寂しい山道を越えた先に、明かりが見えてきた。あれか。



うん、確かにちょっとした規模の温泉街だ。旅館やホテルが並んでいる。で、肝心の裏風俗だが、一発屋があるというだけで、どういった内容なのか、ポン引きがいるのか、などは一切わからない。かなり不確かな情報でやってきたのである。

イメージ的には伊豆長岡と同じように、スナックでの外国人売春といったところではなかろうか。そう考えて歩き回るが、スナックを発見できない。あたりは全く風俗街的な雰囲気ではない。温泉客がまばらに歩いているだけだ。おかしいなー。来たら何か手掛かりが得られると思っていたのだが、失敗したな。これじゃ捜査どころじゃないぞ。

いまさらながら携帯を取り出してグーグル検索を試みる。が、してる最中にバッテリーが切れた。予備のリチウムイオン電池を繋いでピコピコする。

何してんやろ。オレ。こんなところで・・。

通行人にじろじろ見られながら携帯をいじる。

そうこうしているうちに小雨が降ってきた。やばい。こういった状況での小雨は、必ず本降りになる。

はい。降ってきました。捜査終了!

あとで調べてみると、裏風俗ってのは温泉芸者、いわゆるピンクコンパニオンであることが判明した。そして、ノーマルな接客しかしないピンクコンパニオンと、別料金でセクースまでしてしまうヴァイオレットコンパニオンの2種類が存在するようだ。ややこしいな。「金払ったら鉄板でセックス」じゃないとお客さん来ないですよ。と温泉組合に言ってやりたい。どっちにしてもオレの捜査対象じゃないよな。


あと、フィリピンやタイから引っ張ってきた女が働いているという噂もあるみたいだ。スナックなんてなかったけどな。でも、昔、知り合ったタイ人が「ワタシ、ナガノニイタ」って言ってたなあ・・。この辺の温泉街はもっと調べる価値があるかもしれない。


でも、今はじゃぱゆきさんも厳しくなったからね・・。

最近の愛読書はGダイアリーですよ。まったく。あれ本屋でなかなか売ってないから手に入れるの大変なんですよ。そういや「フィリピーナはどこへ消えた?」って本もなかなかおもしろかったよ。



で、そのあとはクソ雨に打たれながら撤収してですね、、天神の湯に2泊しましたよ。さよならイカボ温泉。










捜査地点:ここらへん


捜査報告書:なんか名前が・・



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