あとがき




終わった。

およそ思いつく裏風俗・繁華街は行き尽くした感がある。

気がつけば86日も経過していた。

そして18,099キロも移動していた。

そして1,260,057円も使っていた。




ちょんの間紀行 移動マップ

ちょんの間は、本編を読んでの通り絶滅しているものもあれば、まだ活況のものもあった。
これらちょんの間を探すに当たっては、先達の資料には大変お世話になった。
これなくしてここに紹介した47箇所の訪問と、30人とのセックスは不可能だっただろう。


ちょんの間は、20分の間に、「初めての出会い」から、恋愛において一定のハードルとされる「セックス」までを行う。

20分後、いい女(いいセックス)は記憶に残り、そうでない場合は忘れ去られる。

ちょんの間におけるセックスとは、研ぎ澄まされた名刀でお互い一太刀するようなものではないだろうか。














おまけ



遊郭時代の建物は、国家権力による駆逐作戦ではなく、
B29によって破壊されたといっても過言ではない。
ボーイングB29スーパーフォートレス。
日本人にとって忘れることが出来ない爆撃機である。




宗谷岬、平和の礎。日米両国旗がはためく。



『他に策無きにあらざるも、武人の最後を汚さんことを恐る。英魂とともに突撃せん』




根室岬に平和の火が灯る。




まっすぐまっすぐ。



ひまわり100万本。



しゃこたんブルー。碧ではなく蒼。



メルヘン。



秘湯熊の湯。



最強コラボ。






国道339号線は階段です。



白神山地。



マサムネさん。



地底世界。






猿島要塞



『皇国の興廃この一戦にあり』



松代大本営

『わが軍人は精神に重きを置きすぎて科学を忘れた』



靖国神社

『我ら玉砕をもって太平洋の防波堤たらんとす』




夜の砂漠。






戦艦大和慰霊碑

『我々は死に場所を与えられたのだ』



日本最後の清流しまんと周辺



次は日本の洗濯ぜよ。












しまなみ海道



『タダ今ヨリ、我、空母ニ突入ス』




さよなら あかつき
さよなら なは
さよなら 銀河




さよなら 福山〜多度津フェリー
さよなら 中四国フェリー
さよなら 東日本フェリー
さよなら 沖縄カーフェリー



海龍

『たとえ負けたとしても日本は滅びない』



『市民は先ず異常な爆音を聞き、すぐついで非常に明るい白色の閃光を見た』



『吾死を以て旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす』



『本日の攻撃において、もし100%爆弾を命中させることが出来たら、生還してもよろしゅうございますか』



万世特攻平和祈念館

よろずよに。



『南海に たとへ此身は果つるとも 幾年先の 春を想へば』



とこしえに。



『自殺機の命中率は2%より低い』



開聞岳



ひめゆりの塔



嘉数台地




『沖縄県民斯く戦へり 県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを』



摩文仁の丘、平和の礎。平和の火が灯る。








信念と共にワンサイドに全部。
俺の人生HIGH&LOW。

2008年、夏の終わりに。南の島にて。




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