指令:旭川でちょんの間に潜入せよ





旭川の場所の説明をする際に、よく出てくるのが石狩川と牛朱別川。石狩川は、流域面積日本2位・長さ3位の大河で、旭川のほぼ中央付近を流れる。牛朱別川は、その南側を流れる川で、札幌から来た場合、川を渡った先がJR新旭川駅となる。

牛朱別は、「うしゅべつ」と読み、その意味はアイヌ語で(またか)、「鹿の蹄(ひずめ)跡の多い川」という意味らしい。

読み方がおかしいだけでなく、そんな細かい、どうでもいい情報を川の名前にしたアイヌ人の感性もよくわからない。

書くことが無いのでヤフーニュースをブログに転記している人なら、こんなとき「インド人の豆知識」なんてコーナーでも開設するのだろうか。

まあ、そんなことはどうでもいい。


旭川の街は、田舎だと思って馬鹿にしてたら痛い目を見る。飲み屋がたくさんあり、ちょっとした規模の繁華街になっているのだ。

街は札幌と同じように通りが碁盤の目になっており、観光施設は特にないのだが、自衛隊関連の建物がやたらと多い。調べてもたら、それもそのはず。街のど真ん中に、戦中まで旧陸軍第7師団の駐屯地、現在は陸上自衛隊第2師団の駐屯地があるのだ。歴史は軍隊一色。まさしく軍都である。石狩川にかかる旭橋が重厚な鋼鉄で造られているのは、有事の際には戦車が通る為だという。そういった街には、兵隊さんのチンコを鎮静させる施設が必ず存在する。

調べると、やはり戦前まで遊郭があったことがわかった。戦後は赤線が4か所も存在したという。現在はソープやデリヘルが小規模ながら営業しているようだ。

ここまで軍隊一色で来たら、裏風俗もあるはずだ。事実、久留米や防府は、カニ道楽やワシントンホテルの法則が通用しなかったが、自衛隊の法則は成立していたではないか。自衛隊の法則の信頼度は、実はかなり高いのだ。


手持ちの資料を調べるが、それらしい情報は載っていない。釧路の本サロ情報を得た書籍にも、旭川に関するページがあるが、ここにはデリヘルの話しか出てこない。

しかし、しかしだ。捜査官のレーダーは不穏な空気を察知しているのだ。さんざん調べてグーグルでゲットしたキーワードは「稲荷小路」である。

稲荷小路という単語をさらに調べる。すると、驚くべき事実が明らかになった。

「稲荷小路」=「ブルース溢れるちょんの間」だったのだ。出来過ぎの展開に興奮しながらも、さっそく、潜入することにした。

繁華街を北の方向へと進む。場所は7の8あたりらしい。

 あった。


場所探しに手間取るかと思ったが、運よく短時間で発見することができた。見るからに怪しいスナック群が姿を現したのだ。宮崎の上野町のような感じである。



時間が早かったので、どの店も閉まっている。夜になってからもう一度来ることにした。


再びやってきたスナック。よくあるように店前に椅子を出して婆が座っている。ゆっくりと歩いてみるが、声はかからない。じーっとこっちを見られるが、何も言われない。「なんだコイツ」みたいな顔で見られている。ううむ。困ったな。どうしよう。

1周してみる。そして、そのまま2周目。よし、こっちから声をかけてみよう。

婆がこちらをじっと見ている。私は接近して聞いてみた。

「遊べるんですか?」

返事してくれるか不安だったが、「ええ、遊べるよ。ここは本番するところよ」とすぐに答えが返ってきた。

「いくらですか?」

「1万円で最後まで」

妥当な金額だろう。

「熟女がいい?」と聞いてくるババア。熟女もなにも自分が熟女やんけ。何様?

「任せます」とオレが言うと、にやりと笑って女を呼んだ。

やってきた女は、まさしく熟女。やり手のババアより年上と見て取れた。あ〜、そういうオチですか・・。

「サービスいい子よ。最近入ったばっかりの子」

来るもの拒まず。今夜はこの女で果てることにした。


女は、推定年齢すら算出困難なくらいババアだったが、体は細く、お洒落をしているので、なんとか人間の女性としてあり得る範疇だ。

そして何より、愛想がよかった。これは確実に生でいけるだろう。最近、セックスする女と出会った瞬間に生でいけるかどうかがわかるくらい感覚が研ぎ澄まされてきている。北海道暮らしが続いているので、野生の感覚が戻ってきているのかもしれんな。なんせコッヘルとバーナーで飯を作って、シュラフで寝てますから。

ええと、話がそれた。

2階へと案内された。2階には小部屋が2つあり、1つの部屋には70歳くらいのジジイが入っており、これから帰る様子だった。女ははっきりと見ることは出来なかったが、水商売風のまあまあの容姿だった。

オレと女は部屋に入り、さっそくセックスを始めることにした。布団はなく、座布団が4つ並べられ、その上にタオルケットが敷かれた。これがセックスの行われる空間である。

脱いだ女の体は、細くて綺麗だった。

「ゴムなしでいい?」と聞くと、

「100%安全じゃないけど99%大丈夫よ。」

という返事が返ってきた。

この確率は、もちろん妊娠のことではなく性病のことである。なんてプロらしい台詞なんだろう。

フェラ。フェラが終わるとマンコにゼリーが塗られ、正上位で合体することになった。

ゆっくりと挿入する。ピストンできるほど濡れていない。ゆっくりと動かす。チンコを意図的に硬くすると、女の表情が険しくなる。濡れは悪く、ゆるゆるマンコで全く気持ち良くないが、オレの体は半分くらい野生に戻っているので、何も考えず腰を高速でカクカクさせる。種の保存の為に交尾すればよいのだ。さあ、尿道の奥がむず痒くなってきた。


「もういってもいい?」

「いいよ」

遠慮なく中で発射。

「お姉さん綺麗ですね。すごい気持ち良かった」と適当にお世辞を言っておく。

「お兄さん口開けだから。うれしい」とリフレッシャーでないとわからない専門用語で話をされる。また、遊びに来るのは60〜70くらいの爺ばっかりだと言っていた。そして、「ここは何をしても1万だから。」とも言っていた。確かに生中出しで10000円は破格だよね。おなじような店が5軒あるらしい。「繁華街風俗店もあるけど、主流はデリヘルよ」とも。そんなことを適当に話して、帰ることになった。
「もう来ないと思うけど、また来たときはよろしくね」と、ママと女が見送ってくれた。

店前にはタクシーが止まっている。一人のジジイが女を連れ出そうとしている所だった。 女は推定35〜40歳くらいの水商売風。基準は人それぞれだが、1万円でセックスできるなら安いのではなかろうか。




今夜一緒に果てた女は留萌出身と言っていた。オレは北海道を一通りまわったので、それがどこにあるかは理解できた。

留萌は「るもい」と読む。別に何もないところだ。

こんなとき書くことが無いのにブログをやっている人なら・・・

すいません、もう止めときます。





捜査地点:ここらへん


捜査報告書:野生のセックスで人間のババアに中出し10,000円也



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