新天地のスナックに潜入せよ


2007年8月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:もっとスナックで女をオーダーしろ

早速、捜査官が潜入を試みた。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



石坂での捜査が完了したので(ファイルナンバー93参照)、第2目標の「新天地」への捜査に移行する。あんなに楽しいセックスなら1日何回でも出来るよね。えへへ。次も楽しかったらいいなあ!

増長気味の捜査官は、ウキウキ気分で109の裏手側へ廻ってみる。事前情報ではここらあたりが新天地らしい。路地が入り組んでおり、スナックやお洒落飲食店が軒を連ねている。一人の不審な女を発見するが、これは韓国エステの女のようだ。

そのとき、「新天地」と書かれた白い看板が目に入った。むう、目標はここに間違いない。

しかしその一帯には、怪しげなスナックに混ざって、あきらかに今風のバーもあるのである。どれがセックスを売り物にしている店なのかわからない。

店を探しているふりをして、なんども路地を行き来する。 ポン引きとも女主人とも思われるオバハンが店の前にいるのだが、声がかかる様子はない。

仕方がない。こちらからアタックだ。最もポン引きっぽい一人のオバハンに接近してみる。もし間違っていたら、適当に道を尋ねるふりでもしてはぐらかそう。

「あの〜、このへんは遊んだり出来るんですか?」
いつもの間抜けな質問から会話が始まる。

ババアはきょとんとしている。オレは若干焦りながら、「ココが新天地ですよね?」と続ける。

「そうよ、ココが新天地よ」ババアは、あまり表情を変えずに答える。


オレは内心で相当焦りながらも、努めて旅行者を装い、「このへんで遊べるところがあるって聞いたんですが・・・」と再度聞いてみる。そして意味ありげにニヤリと笑ってみせた。自分では悪代官のような顔をしたつもりなのだが、もしかしたらその顔は引きつっていたかもしれない。

ババアの表情は変わらず、2秒ほどの間があく。

そして、次に発せられた言葉は、「うん、じゃあ行こうか」だった。

オバハン、ポーカーフェイス過ぎ。

先に立って歩こうとするオバハンを遮るように、「いくら位なんですか?このへんは初めてなんでよくわからないんですが・・」と聞いてみる。まさかこんな仏頂面したボッタクリはいないだろうが、初めての土地で油断は禁物だ。

「一万円で。でも、ここは最後までするところよ」

オレの言動がまずかったのだろうか。明らかに「ここはアンタが遊ぶところじゃないのよ。若い子が出てくるヘルスじゃないのよ」というオーラが出ている。



オレは店に着くまでの間、出来るだけ明るくオバハンに話しかけるように努めた。

ババアはあまり話さなかったが、歩きながら一人のおっさんを指差し、 「あの人はここのマスターよ。この辺は、普通のバーもあるから、遊んだ後、飲んでいったら?」と私を紹介し始めた。「この人うちの御客サンなの。あとで行ったらって勧めてるのよ」

「よろしく。」矢沢永吉似のナイスミドルは笑顔で手を振ってくれた。

しかし、「こんな若者が汚いスナックで年増の女を購入する。そのままシャワーも浴びずに俺の店にこられても・・・もしかしてこいつ変質者か・・?」ってなオーラが永吉から出ていたように見えたのはオレの思い過ごしだろうか。

回りの人たちの視線を気にしながら、やっと店にたどり着いた。なんか哀れみの目で見られているような気がしてならない。

スナックの入り口は重い木製の扉が付いている。あとで、この重い扉こそが魔界の入り口だということを思い知らされることになる。










カウンターしかない店内では、一人の小太りの女が座っている。後ろ向きなので、顔は見えない

オバハンは、「はい。そのまままっすぐ来てください。まっすぐこっちへ来てください」と誘導する。この女の顔を見られたくないからそう言っているようにしか聞こえない。

そのまま2階へと誘導される。部屋の中は真っ暗である。カーテンのようなもので4畳くらいの部屋が3つに仕切られている。センベエ布団がしいてある。洗ってあるのかもわからない。かび臭そうな布団だ。

写真撮影しようとしたが、暗すぎて写らない。暗すぎるのか魔界の魔力のせいなのか、暗視モードにしても全く写らない。

そうこうするうちに女がやって来た。さっきカウンターに座っていた女だ。 真っ暗でよくわからないが、推定38歳。ブクブクと太った女だ。

この環境でこの女と手探りのセックス。これは拷問なのか。

しかしそんな状況でも黒光りするチンコソードを突き立てるのが正しいリフレシャーだ。しかもオレは自らの意思でここへやってきたのだ。このモンスターを倒して世界を魔界から開放しなければならない。

なんとか正気を保ちながら、セックスする体制を整えていく。

女はお絞りを取り出すとパカッと股を広げて、肉の付いた腹の上から手を一杯に伸ばして自分のマンコをゴシゴシ拭う。続いてオレのチンコもお絞りで拭かれる・・・。



女は下だけ全て脱いで、上は着たまま。下腹部に付いた大量の肉を見られたくないための配慮であることは容易に理解できた。オレは素っ裸になる。そしてフェラが始まり、ゴムが装着される。

チンコが立つと、交代だ。

確認のため指を当てたマンコは濡れていた。濡らすな。

ゆっくりと奥まで入れてみる。気持ちよくない。しばらく腰を振っていたが、やっぱり気持ちよくない。なんだか結合部からつーんとすっぱい匂いがする。

いったい自分はここで何をしているのだろう。1万円も払ってなんでこんな女とセックスしているのだろう。この匂いは部屋の匂いなのか、布団の匂いなのか、マン汁の匂いなのか・・・。セックスとはこんなに気持ちの悪いものだったか。・・ダメだ・・・セックスとは何だったか思い出せない。

やがてチンコは硬度を失い、膣からポロッと零れ落ちた。

どうやらオレの経験値では魔物を昇天させることは出来なかったようだ。


女は、「男の人は中途半端だったら悶々とするんじゃないの?ごめんね。と言いながらもさっさと身支度を始めている。

そして最後に、「さっきは立ってたのにね。」とどめの一言を吐かれる。


満身創痍のオレは、急いで服を着て、階段を飛び降りて重い扉を開けて脱出する。

まさに脱出と言う表現がぴったりだ。あああ、下界の空気は美味しい。。無味無臭とはなんと有り難いものなのか!

時刻はちょうど深夜零時を指していた。あと1分遅れたら魔界に引きずり込まれていたかもしれない。





捜査報告書:魔界の太った女にゴム姦して10000円也


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