宮崎で裏風俗の潜入捜査を行え


2007年5月×日、長官より緊急指令が下りた

指令:宮崎で裏風俗へ潜入せよ

早速、捜査官が宮崎へ向かった
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい



大雨の中、失火寸前の川崎エンジンでなんとか宮崎へと辿り着く。

なぜここまでしてセックスしなければならないのか。射精の暁には一体何が待っているのか。頭の中でそんな思いがぐるぐる回っている。 だが、もはや精神論の域に達している長官指令の前には、そのような雑念を持ってはいけない。『射精すれば帰れる』のだ。



なぜ宮崎なのかという理由は、鹿児島行きのフェリーの中で風俗情報を漁っていた時、『宮崎県の上野町に連れ出しスナックがある』というネタを入手したからである。詳細な場所も指定してあり、ガセとは思えない。

鹿児島で撃沈した以上、上野町のスナックでチンコを放り込んで報告書を作成するしかない。というわけで宮崎までやってきたのであるが・・・。




時刻は午前11時。エッチな大人の店がOPENするにはまだまだ早いようだ。大人の時間になるまで時間潰しをする。

宮崎港フェリーターミナルで「たっちゃん」とかいうホームレスにワンカップを奢って2時間ほど暇つぶしする。たっちゃんは有名人らしいですね。いろんな意味で・・。会った人はわかるでしょうが。

 たっちゃんに貰った大根


16時。宮崎の繁華街である国道10号線の西側付近へと移動する。繁華街の入り口は、山形屋という関西人には馴染みの薄い百貨店が目印だ。国道からワシントンホテルの角を曲がると、ソープ街が見えてくる。ソープランドが15軒ほどあり、客引きの男がしつこく誘ってくる。

更に歩くと、上野町の目印である末広通りを発見することが出来た。



しかしまわりはどんどん住宅街になっていくばかりで、裏風俗の匂いは漂ってこない。本当にこんなところでセックスが出来るのだろうか。なんだかわくわくしてきた。

やがて、それらしいスナックの並びが見えてきた。情報は本当だったのだ。 しかし、入り口はかたく閉ざされている。時間が早すぎるのだろう。夜にもう一度来ることにした。



21時。再びスナックの並びへと向かう。今度は明かりが漏れている。わくわくを通り越して、私の心は空襲警報発令である。早速接近してみると、1軒目でやり手ババア(と呼んでもいいのかどうか・・)から声がかかった。


「お兄ちゃん、話聞いていって」

ババアの態度は落ち着き払っており、私が確実に遊んでいく客であることを理解しているようで、話さえ聞いてくれたら、あなたの希望する女をあてがうことができますよっ的な自信があるように思えた。

ババアは、実際に女の子の顔を見て、気に入った子を選んでもいいという。私が料金を確認すると、30分で12000円との答えが返ってきた。そして「この子はどう?」と奥に居た子に目を遣った。30代と思われる中肉の女がコチラを見て笑った。

「あ、はい。他も見てみたいです」と答えると、「そう、この子はサービスいい子よ」と少し残念そうに言って、店の外へ出ると、ババアは私に並んで歩き始めた。

次の店で、「ちょっとまゆみちゃん、顔見せてあげて」

奥にいた女が顔を上げる。

「あ、どうも。あ・・はい。他も見てみたいです」

女を物色するというのもあまり気持ちのいいものではない。別にこの女でもいいのだが・・・。

ババアは、次の店の前で「ここはダメねえ」と独り言をいいながら、やがて裏路地の中へ入っていく。

ババアは歩きながら「今日は休みの店が多いのよ。刺青入った子はダメよねえ」と困った顔で私に聞いてきた。

しかし、その刺青女も今日は休みのようだった。


やがて、1件の大き目のスナックの前にやってきた。

「顔見せたげて」

ババアの呼びかけで、2名の女が玄関までやってきた。女の後ろには強面のおっさんが立っている。

おっさんの強面ぶりもさることながら、一人の女は銀座で働くホステスのように綺麗で、迷う理由は無かった。私はババアに「じゃあ、この子で」と小さい声で伝えた。選ばれなかった女は笑顔を見せると後ろへさがり、私と売買が成立した女は 一緒にホテルへ行く準備を始めた。

ババアに12000円を払う。ババアは「10000円持たすで」と、おっさんと何やらデカイ声で話をしている。

そうしているうちに女の準備が整ったようだ。雨の振る中を、相合傘で腕を組んでホテルへ向かう。


白魚のような肌に濃ゆい化粧。でもここは宮崎のスナック。そして彼女はこれから私に抱かれる。そう考えると、都会を目指す人々の気持ちがなんとなくわかった様なわからないような気持ちになった。

普通の部屋という表現がぴったりのホテルの一室で、お互い服を脱いで裸になる。2人でシャワーを浴びる。至近距離で女のいい匂いを嗅いで、チンコは早くも半立ちになる。

チンコをおっ立てたままベッドへ移動。唾液をねっとりと絡めてのフェラーリにチンコはピクピクと反応する。

「どうしますか?」

「じゃあ、乗って」

騎乗で乳首を舐められながら、約1分30秒で射精。あっけなく終了する。


シャワーも浴びずに服を着始める女に、若干の違和感を感じながら、一人で シャワーを浴びる私。こんなに綺麗な女が、セックスの後にシャワーも浴びずにパンツを履いていいのだろうか。妙な心配をしてしまった。宮崎では普通なのだろうか。

ホテルを出て途中まで一緒に歩き、スナック密集地帯への入り口で女と別れる。


その後、周辺をうろつき、路上でポン引きと思われるババアを発見したが、これはソープの客引きであることが判明。そして、上野町から少し離れた高松町でもスナックの並びを発見した。


女を物色した上で、シャワーのあるホテルの一室でセックスして12000円。安い部類に入るのではなかろうか。また、何ともいえないブルースを感じることが出来るであろう。





捜査報告書:別嬪さんとセックスで12000円也


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