広島のマントルに潜入せよ


2008年3月×日、長官より緊急指令が下りた。

指令:広島でマントルの捜査をせよ

早速、捜査官が広島へ向かった。
なお、以下のファイルは全てノンフィクションであることに留意されたい


広島。薄いお好み焼きが名物らしいですね。わたくし的には分厚いお好み焼きのほうが好きなんですが。



広島駅じゃけえ

で、広島に来てる理由はですね。捜査活動ですよ。マントル捜査。・・・マントルって何やねん。地殻の下数百キロに存在する高温高圧の何やらではありませんよ。マンショントルコの略ですね。


マントルという単語が通用するのは、西日本に置いては、ここ広島だけではなかろうか。さすが仁義無き戦いの街だ。西日本なのに山口組の勢力が及んでいない土地ですからなあ。すごいですなあ。

マントルがあまりに幅を利かせているために、広島ではヘルスなどの風俗が取り上げられる機会が非常に少ない。エロ街の規模はそれなりに大きく、ソープランドまであるのに。表の風俗屋さんも商売上がったりですな。かわいそうに。



さて、夜21時。繁華街へ進行を開始する。


繁華街のお約束

場所は繁華街の薬研堀から弥生町あたりのエリアだ。

飲み屋が沢山あり、東へ行くにつれ、風俗エリアとなっていく。そこらじゅうにポン引きが立っている。まさしく無法地帯。


ポン引を激写

弥生町を越えて更に進むと、京橋川に突き当たる。この川の対岸にはラブホテル街があるのだが、ここにはポン引きは立っていない。さすが、マントルというだけあって、本当にマンションの1室でセックスするみたいだな。



周辺の調査が済むと、コアな地帯へ戻って潜入開始だ。

明らかに怪しいギャル3人組が歩道に椅子を並べて座っている。立ちんぼのようでもあるが・・・。いつもなら、ポン引きを発見するのに時間がかかった上に、間抜けな質問をこっちからしなければならないのだが、今日ばかりは買い手市場である。

まさに選り取りみどりといってもいいくらい、そこらじゅうにオバハンやおっさんが立っているのだ。その辺を歩いている若い女に声を掛けても、とりあえず勢いで買えそう感じである。例えるなれば、キングガルフで状態に入ったみたいな。狙えば揃うみたいな。そのメーカーもう無いみたいな。古すぎて解らないみたいな。7・プラム・バーが見たいみたいな。

焦るのは良くない。しばらく人間観察をすることにした。



男と手を組んでマンションに入っていく女。目を見張るほどの容姿である。広島ではあんな女を手配してくれるのか・・。相場は20000円と聞いているので、もともとの価格自体も高いのだが。それにしても日本人で、あのレベルで2万円は安いよな。

女の目利きが出来るようになってしまっている自分が少し嫌なのだが、仕事なので仕方が無い。例えるなればコンドル時代は2コマだったのにサンダーでビタ押しになってしまって大花火に至ってはツバメ返しまでいってるみたいな。そんなに得意顔で自慢されても社会では何の役にも立たないじゃんみたいな。


気になっていた、立ちんぼ風味のギャルを観察する。どうも、電話で呼ばれたらプレイ場所まで移動しているようだ。直引きも可能のようで、50がらみのおっさんが果敢にも声を掛けている。撃沈するかと思われたが、商談成立したようで、2人で暗がりへと消えていった。

なんて熱い町なんだ!オレもアタックだ!早速、路地の四つ角に立つババアに声を掛ける

「遊びたいんですが、遊べますか?」

ババアは「140分で10000円。60分なら15000円」とぶっきらぼうに答える。オレの興奮とは裏腹に、ババアは落ち着き払って携帯でどこかへ電話をかけ始めた。

ものの30秒でやってきたのは、30過ぎと思われる、平均を絵に書いたような女。

「この子でいいか?」とババアに聞かれる。

本位ではなかったが、ババアの迫力に圧倒され、「はい」と答えてしまうオレ。

で、「60分でいいか?」との問いにも「はい」と答えるオレ。

オレの身柄は女へと渡される。女はちゃきちゃきと仕事を進めていく。なんだか翻弄されている捜査官。

しばらく歩き、狭い路地の中にあるマンションへと案内される。部屋に入ると、女は「飲み物買ってきてあげる」と言い、お茶を買ってきてくれた。

風俗店でもパチンコ屋さんでも、未だジュースゲット率は高いままである。

部屋の中は生活臭がぷんぷんするが、女に聞いたところによると、仕事以外で使用することは無いらしい。私物が転がっているのは、いろんな女がこの部屋を使用しているから。らしい


部屋の内部



ユニットバスでチンコを綺麗にする。裸になった女は少し太っており、あまり抱き心地はよさそうではない。







実に味気ないセックスであった。べつにこの女が悪いわけでもないのだが、期待が大きすぎたからか・・・・。

時間にしてどれくらいだっただろうか。終わってからもせかされること無く、きっちり60分居させてくれたのはまあいいところか



これを書いている間も、一生懸命どんなセックスをしたか思い出そうとしたのだが、ほぼ思い出せなかった。 だからセックスに関する描写は無い。例えるなればサミーのリーチ目みたいな。出ても出なくてもどうでもいいみたいな。リーチ目の前にボタン堅いみたいな。それってウルトラマン時代やんみたいな。143分の1てよく考えたら凄いスペックやんみたいな。


60分の間に4回ほど女の携帯がなった。今日は忙しいらしい。よかったね。

女と一緒に部屋を出る。別れ際になんか声を掛けてもらったと思うのだが、どうしても思い出せない。彼女の中でオレのセックスは記憶されたのだろうか。

もう1回どこかへ潜入したかったのだが、歩き回って疲れていたのでサウナへ行くことにした。時計も深夜2時を指している。サウナはどんなだったか鮮明に覚えている。ニュージャパンサウナ。リクライニングシートがフラットになるあたりは高ポイントですな。


やり過ぎの感が否めないですな。

でもいいや。たぶんまた来るから。それだけわくわくする繁華街だから。



捜査地点:ここらへん


捜査報告書:記憶に一切残らないセックスで15000円也



りふれっしゅトップへ/一つ戻る