指令:伊豆長岡でちょんの間に潜入せよ



温泉ブルース再び。

伊豆長岡の温泉街としての歴史は古く、1300年前には開湯されていたという。源頼朝が入浴したとかいう本当か嘘か検証しようのない噂もある。ウィキペディアによると、 歓楽街的な温泉と書かれているが、見た感じはそれほど歓楽街的要素があるとも思えない。ソープランドなどの風俗店は一切無い。昔はストリップ劇場があったそうだが。 過去を振り返っても遊郭があったというわけでもない。(追記:ソープランドが1軒あったそうです)

しかし、ここにはスナックが多数あり、1杯1000円のビールを飲みながら話をしていると、セクースをしないかとホステスから誘われるというのだ。セックスの場所は店の2階。相手をしてくれるホステスはタイ人が中心らしい。かなりマニアな筋からの情報である。

ウィキペディアはこれを知った上での狼藉か。

まあ、捜査官が潜入して確かめてみようではないか。ちなみに私はあらゆる人種の中でタイ人が最も好きなので、楽しみです。えへへ。

しかし、こんなところになぜタイ人が働くスナックがあるのかという話であるが、恐らくストリップ劇場で働いている人達が、そもそもの始まりだろう。踊り子として来日し、やがてスナックでも働くことになり、それがいつしか売春も行うことになったと。こうして、ある程度のスキームが確立していったと考えるのが妥当だろう。私の推測ではあるが。

さて、そんな予備知識をもとに東京駅から電車に乗り込む。土曜日とあって、家族連れや花火客で電車はほぼ満員である。 もともとが快適でもないJR東海の普通電車は、人いきれで息がつまりそうだ。とうとう立ちっぱなしで三島駅までやってくる。三島駅を降り、私鉄に乗り換える。暑い・・・。

伊豆長岡というのは、その名の通り伊豆半島にある。いまさら所在地の説明をするのも話の流れとして順序がおかしいが、 もしかすっと青森県や秋田県の人は、伊豆長岡と聞いてもなんのこっちゃかわからないんじゃないかと思いまして。最近は、東京や関西圏だけではなく、全国規模で訪問者がある「もるだの塔」である。オランダとドイツとシンガポールも毎月そこそこのアクセスがあるんですが、いったいどういう関係の人が見てくれてるんでしょうかね。


ええと、話が逸れました。

駅から温泉地帯までは、バスを使うみたいだが、バスに乗ると吐きそうだったので歩いて行くことにした。のどかな風景の中を歩き続ける。





看板が見えてきた。目的地までもう少しだろう。


なんだか浴衣姿の女の子がいる。えらい風流な土地やなあと思っていたのだが、目的地に着いて愕然とした。



祭り・・・・・。
すごい人・・・・。


無理ですね。これは。仕方がない・・状況だけでも調べよう。この祭りが終わるのを待ってからスナックへ行くと、確実に今夜泊る所がなくなってしまう。このあたりに予約なしで宿泊できそうな施設は一切ないのだ。スナックで働くタイ人のホステスに金を握らせ、そのまま女の部屋へ行って朝までセックスするという最終手段も残されているが、泊まりのオプションがあるのかどうかはわからない。そもそも売春スナックすらまだ見つけていないのだ。リスクが高すぎる。こんなところで野宿をするのは、さすがに大阪市西成区で税金を納めていた私でも無理だ。

ということは遅くとも23:00発の沼津行の電車にに乗らなければならない。それを逃すと宿が無くなる。この電車に乗ったとしても、たぶん静岡くらいまでしか行けないだろう。だが、静岡まで行けば宿はなんとかなる。


オニー、ぽぽ、りんご、モナコ、シャトー、あかつき、わかな、あしべ、春、ギルガメッシュ

なんとか10軒のスナックを発見することは出来たが、人が多すぎてもう何が何やら。時間だけが過ぎていき、結局スナックに入ってタイ人がいるのか確かめることすらできなかった。





こらあかんわ。









捜査地点:ここらへん


捜査報告書:リベンジの要あり。



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